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アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

RAZOR ペガサスの黙示録

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RAZOR/ペガサスの黙示録

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「バトルスター・ギャラクティカ」のスピンオフ作品。
劇場公開もされたそうですが、TVのSPドラマというからすごい。
贅沢でこれまたずんごい気合いの入った、素晴らしい作品でした。

ペガサスというのはシーズン2のちょうど中だるみした頃に登場した、
ギャクティカと別の場所で奇跡的に生き残ったバトルスターの名前。
廃車寸前で、民間船を多数率い、大統領まで船団にいるため
敵との戦いを最小限に抑え、逃げ延びて宇宙を彷徨っていたギャラクティカと
まったくの正反対に、
最新鋭戦艦で、戦艦ドッグで修理中に攻撃を受けながら、
たった一隻奇跡的に生き残り、ひたすら敵への復讐・報復のため
戦場を渡り歩いてきたペカザス。
艦長同士の性格もまったく違い、老練なギャクティカおじさま艦長に対し、
ペガサスの超ドS軍神アテナこと、ケイン提督のかっこよさも際立ちました。
ケイン提督はわずか3話に登場後、虐待した捕虜により暗殺・・・という最後を
遂げ、惜しくもストーリーから去ってしまいましたが、
このスピンオフで華麗に復活し、舞い戻ってきたのでありました☆

つまり今回は本編最終章へのヒントを盛り込みつつも、
どちらかというとペガサス祭り、ケインファン集まれ!という作品だといっても
過言ではないかと思います。
ペガサスならではの華麗なバトル映像美もフンダンに盛り込まれてますが・・・・・・、
つか、自分はケイン提督見たさに買いました(爆)!





●ストーリー(ほんのとっかかりだけ)●
ケイン提督亡き後、カリスマ艦長を失い指揮が振るわないペガサスに
ギャラクティカのアダマ艦長の息子リー・アダマが艦長として
赴任してくるところから 物語は始まる。
そこで副館長に抜擢されたケンドラ。
彼女がこの物語の狂言回しとなって物語が回想と現代とを交錯しつつ語られていく。
ケンドラがペガサスに赴任したその日、サイロンからの総攻撃が開始され、
ペガサスは瑕を負いながらもかろうじて生き残る。
多くのクルーを失い、そして人類全滅の報を知り、帰るべき場所もなくした
ペガサスの艦長ケイン提督は復讐を誓って戦い続けることを宣言し、
サイロンから逃げることなく、むしろ戦場を探し、宇宙を彷徨う道を選ぶ。
冷徹なケイン提督は犠牲となったクルーに涙をみせる一方で、
自分に従わない部下には容赦がない。長年パートナーだった副長さえ
作戦に反対すれば自らの手で処断するのだった。
そんなケインに見込まれたケンドラは傍からその一部始終をみていたが、
彼女もまたほかのペガサスクルー同様、もはやケインに逆らえない。
そして彼女はケインの指令によって引き起こされる、重大な戦争犯罪に
荷担し、そのトラウマにもがき苦しむようになるのだが・・・・。


本編もそうですが、リアルすぎるSFものなのでいつも見た後考えさせられます。
今回は戦争犯罪について語られていきます。
本編にペガサスが登場していたときに言葉のみで語られたあの事件。
ペガサスが救助を求めていた民間船を助けず、その物資と兵力になりそうな
人材を収奪し、それに抵抗した人間を殺害し、
そのまま民間船を宇宙に放置して立ち去ったというものです。
これって宇宙に置き換えてますけど、
歴史上幾度も世界中の戦場近隣で起きてきた「収奪」というやつです。
いままでの映画やドラマなら、ケイン提督は狂気をはらんだ「悪い」人で
終わると思うのですが、このドラマではそうはなりません。
ケインの死後、ペガサスの航海日誌をつぶさに読んだアダマ艦長は、
戦場という非日常の場においてはやむおえなかった彼女の行為を肯定します。
ケイン提督の常にブレない冷徹な判断のおかげで、ペガサスはたった一隻で
サイロンと戦い続けて生き延びてこられたのも事実なのでありました。

そんな彼女の冷徹さを生んだ、第一次サイロン戦争も劇中で語られます。
ここでの注目は戦闘機パイロッド時代の若きアダマ艦長の登場です(笑)。
顔のニキビ跡までくりそつにしておりますが、けっこうオトコマエ。
彼が敵の基地でみた人型サイロン製造の秘密も・・・・怖かったっす。

そしてなぜサイロンの捕虜(ナンバー6)に対してああも容赦のない虐待が
行なわれたか、ケインと捕虜とのヒミツもわかります。
(これは日本語字幕版ではなく、吹き替え版のほうではっきり判明しますっす)
まさかあのケイン提督までが
本編でおなじみのナンバー6の色仕掛けに・・・・・みたいな(笑)。


いよいよ最終章オンエアーも近そうな「バトルスター・ギャラクティカ」ですが、
今ではもうSFリアルドラマだと思って楽しんでおります(笑)。
暗くて、深刻で、逃げ場のないブラックホールのようなドラマなので、
見た後の気分はかなりどんよりしてしまうのですが、人間の本質を突いていて
誤魔化さないし、嘘もなく毎回納得させられてしまうので、
不思議とみるのをやめる気になりません。
こんなに実力のあるスタッフとキャスト、日本ではお目にかかったことがありません。
今回のヒロインのケンドラも、ケイン提督も、ゲスト女優さんがみんな素敵。
さらに命令違反で亡くなっていったペガサスの副長のハンサムさんも♪
本編のアダマ艦長ファンなのについついペガサスチームに目がいきました(爆)。

リアルドラマとか銘打って社会派ドラマが流行ですが、ギャラクティカをみると
日本のドラマはぜんぜん甘いと思い知らされます。
どうかこのままラストまで走りきってほしい~~~!!

ちなみにこちらDVD、ディレクターのコメンタリーがまたよいです、はい。
ホント好きなんだね、ギャラクティカ・サーガをね、
という愛に溢れたコメンタリーです(爆)。

予告篇をお楽しみください♪


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by aroe-happyq | 2009-11-15 10:35 | ほんの世間話 | Comments(0)

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