東都アロエ

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アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

写真展「幕末明治を生き抜いた人々」

東京・半蔵門のJCIIフォトサロンで開催中の
写真展「幕末明治を生き抜いた人々」に行ってきました☆

「幕末・明治維新を生き抜いた人々」

2011年8月2日(火)~8月28日(日)
10:00~17:00
毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館)
無料

JCIIフォトサロンサイト→こちら

幕末の動乱期から明治政府が誕生するまでの、
激動の時代を生きた人々の肖像写真、約160点をご覧いただく。

日本に開国を迫ったペリー提督をはじめ、福沢諭吉や岩倉具視など、
欧米諸国を周った使節団、徳川慶喜、松平春嶽、伊達宗城、島津久光、
山内容堂など、尊王攘夷運動や下関戦争、大政奉還などに関わった人物、
明治天皇をはじめとする皇族、そして、木戸孝允、後藤象二郎、大隈重信、
大久保利通、伊藤博文、山形有朋、勝海舟といった幕末期に日本を動かし、
その後明治政府の官僚や政治家となった人々の肖像写真を展示。

この他、大変希少な大判石版画「ペリー提督一行、下田へ上陸の図」や、
使節団が描かれた当時の英字新聞、安政4年(1857)に西郷隆盛と高杉晋作、
平野次郎の似顔絵が描かれた謎の手配書や、
現在日本人が撮影された最古の写真とされる、嘉永3年(1850)に嵐に遭い漂流し、
アメリカの船に助けられサンフランシスコで撮影された栄力丸の乗組員「利七像」も、
当時の英字新聞と共に展示する。


(以上、サイトより)

で、上記↑の説明ではハッキリいって「薩長土興味なし、やめとこかー」
って思っていたのですが、近くに用事ができてしまって
「ついでに無料だし。行ってみようか」と軽い気持ちで行ったらですよ!

ワシントン海軍造船所見学の記念写真(万延元年)では、
村垣範正が!

香港で撮影された文久2年の写真には、
森山多吉郎が!

なにより凄かったのは展示ラスト近くの、
勝海舟&榎本武揚が!
各3枚ずつ連続展示

(これで図録購入決定!でした・笑)

など予期せぬ出会いが待っておりました。

とくに釜サンはですね、
かの有名な箱館での写真と、
明治10年代撮影?のブロマイドな写真とのあいだに、
明治7年 ロシアで撮影した海軍のモール付、肘かけてます写真があり、

つまり比較的壮年の、
バトラー釜さん時代(顎ひげがほぼなく口髯だけの時代・爆)の
かっこいい!!&「できる男は違うね」の男前写真が
3連続ですから~~~~♪♪♪

宣伝のところに名前がないわりに、
まさにごっつあんです!!!!な榎本さん写真展示だったんですよ!!

そこに勝海舟3連続が一緒!
(やっぱりこの人達、扱いがいつも一緒なのね、みたいな・爆)

それから明治高官コラージュの展示でも、
なぜが並みいる薩長ズを押しのけ、
ど真ん中に榎本武揚!その隣の大鳥圭介!!
があったりしまして。
(これを作った人はきっと江戸っ子に違い有るまい)

このほか、松本良順とか、遣欧使節使の写真とか、
遣欧使節悲劇の正使池田長発(帰国後、開国推進を唱えて「頭がおかしい」扱い
され石高も削られてしまった)のレア写真などなど、
なかなか楽しい展示でした☆

逆に宣伝にあるような西国連中の写真のほうが展示的にとってつけたような、
よくある写真ばかりで新鮮さがなかったような???

そういう徳川方面ではないほうで、笑撃な展示がありました。
宣伝にもあった「謎の手配書」です!
(思わず図録を撮影しちゃいましたですよ)

d0080566_10271552.jpg


・・・・・・これ。やる気がなさすぎる・・・・・・・・・。

この高杉氏はあまりに可哀相すぎる・・・・・・。

この手配書を片手に、探索人が蕎麦屋に入ったとして、
もし目の前でこの3人が蕎麦食ってても、
絶対に手配書の人物と特定できやしません(笑)。

一体誰がどういう情報をもとにこの顔を描いたのか、
聞いてみたいもんです(笑)


などなど、無料では申し訳ないぐらい、堪能しました。


近くに用事というのは、国会図書館で利用者カードを落としてしまい、
それを引き取りに参ったのでした(笑)。
赤坂見附から図書館、そして内堀を眺めて半蔵門の写真展へと歩きました。
この日はお盆休みで交通量も少なく、空気もよいほうだったので
思わずさらに半蔵門から新宿まで歩いてしまいました(気温34度)。
少しは江戸の人の健脚に近づけたかな?と思いましたが、
まだまだ甘い!とか言われそう(爆)です☆

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コレ↑は三宅坂からみえる皇居(旧江戸城)の石垣。
震災で壊れた(とTVで報道があった)箇所、いまだ修復に進展なし。

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お堀の水が例年になく、きちゃなひ。
きっと、更迭とかゆって一千万円も乗せてもらうとか(笑)、
国難のさなかに仕事をやる気のない議員だらけとか、
汚れた霞ヶ関や永田町をみていると、堀の水も澱んでしまうのだね(爆)。

三宅坂からの桜田方面への眺めは、江戸名所のひとつ。
贔屓のあの人もこの人も生涯で一度はかならずここを歩いている、
と感じられる場所ですが、今はジョギングする人が多くて
おちおち感慨に耽っていられないのが困りものです(笑)。

写真展を見学のあとは、ぜひお堀散歩をおススメします☆
(熱中症にはくれぐれもお気を付けて~~!)
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Commented by M子 at 2011-08-14 11:59 x
おお~平野次郎の人相書き~!!
新選組の名前を武家伝奏から頂戴した直後に、土方さんたちが張り切って出動した「三条縄手のたたかひ」の目的は平野次郎捕縛ですから、きっとこんな人相書きを持って出たんだろうなあと、とても興味深かったです!!
あの時は本人が下宿先に居なかったので捕縛は出来ませんでしたけど、本人が目の前にいたとしてもこれではどうだったか。


高杉は…目が釣り上がってるのと下がってるのを聞き違えて描いたとしか思えないですね(^_^;)
根本的なところで間違えるってどーよ、って感じです(笑)
Commented by Koto at 2011-08-14 14:45 x
はな。さん、ごきげんようです(*´∀`*)ノシ
謎の手配書に噴きましたww

>勝海舟&榎本武揚が! 各3枚ずつ連続展示

な・ん・で・す・と!?
教えて下さってありがとうございます!!
夏休みが終わる前に行って来ます!! ε=\_○ノ
Commented by はな。 at 2011-08-14 18:01 x
M子さん、いらっしゃいませ~~♪
この人相書きが「謎」とされるのは安政4年葉月発行なんですよねっっ。
安政4年ったら、西郷どんは斉彬公(翌年まで存命)の手足となって充実した毎日を送っていた頃(笑)。平野や高杉にしても「志士」とされるにはちょっと早すぎじゃ・・・みたいなっっ。
これがホントに探索方の出したものなら「先見の明がある」わけですが、・・・・・・ただそれにしても似てなさ過ぎて捕縛は叶いますまい(爆笑)。

>目が釣り上がってるのと下がってるのを聞き違えて
なるほど!!!
キツネ目をタヌキ目とまつがったのですね(汗)。
ホントに、根本的な部分で台無しな手配書ですっっ。

Commented by はな。 at 2011-08-14 18:09 x
kotoさん、お暑うございます!!(涙)
ぜひぜひ生で見てきてくださいまし~~~。
おススメの明治7年写真はいささか状態が悪く、
図録の印刷ではかすんでおりまして、ちょいと撮影とは
いかなかったのでした。
写真の状態は悪くても、
この釜さんはぜひkotoさんに見ていただきたい!
ロシア写真というと、
もふもふ帽子のいわゆるロシアな毛皮着てます姿が有名ですが、
こちらは礼服でちょいポーズでかなり素敵。
わたしははじめてみる写真でしたが、
速攻でマイフェイバリットフォト釜さんに決定
となりました(笑)。

PS:月曜日はお休みなのでどうかご注意を!
Commented by はな。(ちょっと捕捉) at 2011-08-14 18:24 x
>わたしははじめてみる写真

生で、という意味でーす☆
どっかの印刷物でみかけた記憶があるのですが、
どこだったかは忘れました(笑)
なのでずごく珍しい写真ではないのですが、
でも鶏卵紙のちーさな生写真でみたら、
かなりやられました(爆)
Commented by きりゅう at 2011-08-23 22:27 x
今日(23日)駆け込みで行ってきました。
おもしろかったです!
立石得十郎の養子のトミーの写真や
長崎医学伝習所時代の松本良順先生の集合写真(良順先生だけのはしってましたが……)など、生で見られて勉強になりました!
あと、クリアなゴシケーヴィチも!(^^)
いつもながら貴重な情報ありがとうございました~~!
Commented by はな。 at 2011-08-24 10:15 x
きりゅうさん、ご覧になったのですね♪
無料では申し訳ないぐらい、面白い写真展でした。
今回の教訓はサイトの宣伝文句を鵜呑みにせず、幕末写真展は
とりあえず行ってみる!ってことでしょうかっっ(爆)。
by aroe-happyq | 2011-08-14 11:11 | 広く幕末ネタ | Comments(7)

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。


by aroe-happyq