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東都アロエ

やっと見られた(笑)

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お久しぶりでーす!

久々なのに、なんのこっちゃ(笑い)ですが、
よーやく、
The Phantom of the Opera at the Royal Albert Hall 」の
BD(+DVD)が我が家に届いたのです!!!

もう今回ばかりは郵便事故かと思いましたです。
普通は6日でUKから届くのに、3週間かかったんですもの~~~~っっ
もう~~~~待ちに待ち続けていたBD発売なのに
こんなに待ちぼうけをくらうとわ!!!
「Love Never Dies 」(CDと歌詞カードで観賞・爆)をクソミソに周囲に語っていた
ため、ファントムの呪いかと思っちゃった「~~~~っ

「オペラ座の怪人」も初演から25周年なんですね。
その記念にロイヤル・アルバート・ホールでコンサートではなく、Playとして
上演されたのが今回のBDの内容であります。
カーテンコールには懐かしい初演のキャストも登壇し、
たいへん賑やかな25周年記念公演でした!

日本では一部映画館で上映したようですが、
口コミをみたらなんだか音程が低い(レコードでいうとゆっくりめに再生されたような感じ?)
とか料金が高いとか・・・・という評判だったので、それならBDがいい!と。
日本版は浅利慶太氏の訳字幕つきで来年1月に発売とのことですが、
劇団四季の歌詞&セリフならもう頭のなかに入ってるし!
というわけで「レミゼ25」と同じくAmazon.UKで買ってみました。





ただAmazon.UKではリージョンBと表記されていたので、
(日本はA地域。なので、リージョンフリーが望ましい)
どうしたもんかと調べまくっていたら、発売日すぐにアメリカのファントムファンさんが
ついったーで「リージョンフリーだって!」とつぶやいていたのをキャッチして(笑)
速攻ポチリましたのでございますヨ!
(※DVDのほうはPALなので、NTSCと変換できる再生機がないと日本ではみられません)

GBP 12.49 (本体価格)
GBP 3.58 (送料)
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GBP 16.07
GBP 0.00
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GBP 16.07
JPY 2,024** (日本円で換算した合計金額)

あいかわらず、お安い。
アメリカ版BDはこの2倍ぐらいします・・・・(日本のはさらに高い)。

で、届いた日から夜な夜な観賞しまくりです♪
やっぱり「オペラ座」はイイ!!!!
本当にイイ!!
名曲揃いで、舞台も華やかで、さすが大ヒット作品だけあります!!






ロイヤル・アルバートホールの記念公演ものはレミゼですっかり
そのクオリティーには信頼を置いているのですが、今回のも素晴らしいものでした。
そして、今回のキャストもみんな、イイ!
クリスティーヌは非の打ち所がないぐらい!!
ま、若干、ファントムが若めなのがね・・・・。
ちょっと古い時代の熟男好きとしては、ファントムはおじさんがいいタイプなので。

※ここから底なしにウザトークがはじまります。
このミュージカルへの愛ゆえとは申せ、どうかご注意ください!

そもそも映画版のファントム(as:ジェラルド・バトラー)が若くてかっこよすぎた
あたりからなんだか怪しい(つまり、「Love Never Dies」を作ろうとしていた)
んですよねっっ。
なんだか若いファントムが増えてきた(ついでに太った、ガタイのいいのも・爆)。
それもこれも続編の設定のせい!?
「怪人」でおじさんだと、10年後の話の「Love Never Dies 」だとおじーちゃんに
なっちゃうから???(爆)
・・・・・ということで「Love Never Dies 」に触れなくてはなるまい。
昨年でしたかオペラ座の怪人の続編「Love Never Dies 」のCDで
あまりに衝撃的な内容に・・・・・・・、オペラ座の怪人ファンとしては泣きそうでした。
ってもうイギリスではクローズされたし
BDが来年3月に出るようなので(UKでね)ネタばらしちゃいましょう。
続編「Love Never Dies 」は
オペラ座の騒動から10年後。クリスティーヌはラウルと結婚し、
二人のあいだにはギュスターヴという息子がいる。
クリスティーヌは人気オペラ歌手として生きているわけですが、
実はギュスターヴはファントムの子・・・・だけど、
ラウルの子として育てられてきたのであった。
(ラウルは知っているんですよね、真実を)
しかもその子供ギュスターヴ君は音楽のセンスがずば抜けているときた!(笑)
クリスティーヌは音楽に疎い夫ラウルにいたくご不満なのだっっ
で、アメリカにオペラの公演におもむいたクリスティーヌ一家の前に
すっかり大金持ちになったファントムが現れて・・・・・・というような感じ。
なんか懊悩ゆえに飲んだくれのラウルとか、
マダム・ジリー母子がファントムに寄生しているみたいに
なっていて、怪人のキャラたちがみんなで誇りが失われている状態なのです。
こんな悲しい話誰がみたいのか~~~~~~。
(って来年3月に出るBD・・・・・ちょっと興味があったりするんだけどネ てへペロ)

つか、クリスティーヌはいつの間に怪人と子供こさえたんだ!?
ラウルが必死に地下の迷路を彷徨ってクリスティーヌを捜していたときか!?(爆)
それじゃあまりにもラウルがカワイソ過ぎる~~~~~~っっ

しかし・・・・。
今回あらためて「オペラ座の怪人」をみたけど、
このミュージカルでは
子供こさえている暇もないし、だいいち怪人とクリスティーヌは
そういう間柄でもない・・・ので、いまいち二つの作品のつながりが微妙です。
(Love Never Dies は原作の「怪人」の設定をもとにしているらしいが、
誰だって、ミュージカルにされたら、ミュージカルのほうで比較しちゃいますよネ)

で、話は戻って(怪人はおっさんがいいという話にである)。
ロンドン初演キャスト好きとしては、
やはり怪人は偏屈なおっさんがいいな~~と。
マイケル・クロフォードの高音が忘れられないです。
(だからこそ劇団四季版では市村さんのファントムが、自分のなかでは王道です)
だってですよ、
怪人はオペラ座に住み着いて、業者を頼むでなくコツコツ一人でDIYして
騒音もたてず人知れずにオペラ座じゅうを自分の好みに改造し、
かつ地下にからくり迷路をつくったわけです。
完成にはそれなりの歳月が必要だったと思うのですよ。
1年やそこいらで作れるわけないんですもの。
だから怪人が若いっていうのがどうもリアリティがない(笑)。
若いときから作りはじめて、おじさんになるまでDIYしてやっとこさあれだけの仕掛けを
完成させたのだ、と(笑)。
で、天才なんだけど神経質、おっさんでしかもコンプレックスの固まりさんが、
(神経質な人だと思っているので、太っているファントムも容認できないのであります)
はじめて若い歌姫に恋をしちゃった・・・・という可愛らしさがあったはずの、オペラ座の怪人。
「Love Never Dies」のようだと生々しくなっちゃって。
やはりこのミュージカルはロマンが大切だと思います。

今回、BDで
そのロマンをたっぷりと堪能させてもらい、
この作品への愛がすっかり再燃してしまいました☆

で、今回の公演は最後にカーテンコールがついていて、
初演のクリスティーヌことサラ・ブライドマンが登場。
ちょっと太めになられてびっくりでしたが、声は高音も変わらず、すばらしい。
元夫のアンドリュー・ロイド・ウエバー(老けてたなー)に「エンジェル・オブ・ミュージック」と
紹介されて登場するだけありますです、ハイ(笑)
そして歴代ファントムも4人ほど登場!
そ、そのなかにレミゼ初演時からのジャンバルジャン役のコルム・ウィルキンソンがー!!
レミゼ10周年記念コンサートのジャンバルジャンではじめてお姿を拝見し、
(CDではずいぶん前から声だけ知っていた・笑)
すてきだなーと思っていたら、ファントムもやってたのか!!!
うううむ~~~~~この人のファントムはみてみたかった~~っっ
きっと泣くなー、このファントムなら泣いちゃうなーっっ

4人のうち3人がおっさん、1人が若造でしたが(笑)、
やはり若いファントムだと、ラウルとの対比が減ってしまうよーな。
だいいち、劇中でクリスティーヌ原因で何度もむせび泣くじゃないすか、ファントムって。
これおっさんだから、可愛いのであって、
30歳台以下だったら、キモい。
そんな男は殴りたくなりますわい(笑)

というわけで結局、オヤジ怪人の出てくる、このすてきなミュージカルが
やっぱり大好きなんだな~~という、そういう記事でした(笑)
by aroe-happyq | 2011-12-13 19:07 | Comments(0)