2012年 06月 18日
東京古道散歩
東京古道散歩
荻窪圭 著
アマゾン→こちら
「めざせ江戸人の健脚♪」という目標をかかげて
ひ弱な都会人からの脱却をめざし、暇をみつけちゃ都内を歩き続けてほぼ2年。
昨年あたりからは歩数計&ウォーキングシューズ着用などと
だんだん本格的に(笑)。
有り難いことにダイエットしてないのに無駄な脂肪が燃焼され、
なんだか冷え性も改善されちゃいました☆
で、こうなってくると山の手の台地から低地に降って下町を堪能する
江戸めぐりはもうすっかりおなじみになってしまって、
ふと出会う古い神社を知れば知るほど、江戸以前の東京に興味津々となりました。
神田川沿いを歩いていて、こんな細い道を源頼朝が挙兵したり敗走したり(爆笑)
していたの!?とか、
江戸で整備された道とはぜんぜん違う古道の世界がまた面白い!
古道についてはなんの標識もないのですが、
なんだか古道の匂いがある(爆)。
そんな道を「これはそうかな~?」
なんて思いながら歩くのがまたオツです。
で、そんななかで役に立っているのが、この本です。
この道は旧鎌倉街道です、なんて教えてくれないので
この本を読んで途切れ途切れの道を探します。
やけに古い神社がある・・・・・・と思うと、
古い神社同士が1本の古道で繋がっていたり、
いろいろと東京の昔を調べることができます。
古代には府中が中心で、
それ以降時代が下ると、世田谷城と渋谷城、江戸城などが築かれて、
さまざまな領主が割拠した、東京。
徳川家康が江戸入りする前の東京は今の住宅街のほうが
むしろメインで、今都心とされているあたりは道もあまりなく、
海だったり、島だったり・・・・・・。
(でも古墳群がちらほらあったりするのも面白い)
東京生まれのくせに、なんて自分は不勉強だったんでしょ、
と反省しつつ、この本を眺めては、まだ歩いたことのない古道を歩く
なんてことをやっています☆
(メインは江戸散歩ではあるんですけどネ・笑)
いいですね、趣味のおかげがじつはウォーキングになっていてそれが結果的に健康につながるなんて……。
ところで、この本の表紙って、もしかして本門寺!?
>書籍を出されたのかとおもってしまった!
本が出せるほど詳しくなりたいと思います♪
>もしかして本門寺!?
その通りでございます!
この本によりますれば、
本門寺付近の台地は弥生時代から人気の住宅地で
さらに近くを古代東海道が通っているという、
とても歴史の深いポイントとのことですヨ!
ほぼ99%!?ぐらい、古い神社&寺は台地の高い所にありますよね(笑)
古い神社に行きたくて迷ったときは坂をのぼっていくと、
たいていてっぺんにあるので、見つかりますよね♪
つまりは一等地に建っている・・・・ということですね☆