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東都アロエ

ゴーイングマイホーム いいドラマでした♪

今年もあと半月。

ふと振りかえると、今年ぐらい新作テレビドラマを
みなかった年もなかったかも・・・・・。
いえ、1話はいろいろみてみるんですけど、続かなくって・・・・・(笑)。
「薄桜記」は吉良家メインということで、BSのほうで完走しました☆
それから、最終回をあと1話残すところまで「平清盛」はみています。
ここまでくると、もう後に引けない感じで、最後まで見届けてやろうという感じです。

惰性で「相棒」もみていますが、今回の新しい相棒こと成宮くんは良いのですが、
なんだか微妙。というのも、初代、二代に比べて、
ますます右京による相棒のペット化傾向が強くて(笑)、
もっと対等な関係でないと「相棒」とは呼べないのでは?
と思うのですが・・・・(笑)。
いっそのこと、ドラマタイトル、右京の事件簿にかえちゃえば?って感じっす。


で、今年のドラマでいちばんハマッて、毎回が楽しくて仕方がなかったのが
「ゴーイング マイ ホーム」。

昨夜、最終回でした。

公式サイト→こちら

流れる時間、景色、登場人物、BGM、台詞、どれもこれもが愛おしい作品です。

もともと是枝作品は好きなので、連ドラを作るときいたときは
「なんて贅沢なんだ!毎週タダで新作がみられるなんて!」
と小躍りしたものですが、これがまた期待以上の作品で、1時間があっという間です。

最初のころは登場人物たちの親子関係や夫婦関係が危なっかしくて
ドキドキしていたのですが、そんな危うさを孕みつつも暮しているのが日常
であると、それなりにうまくやっているのが人間関係なのだと。
なにか特別な事件(ま、可愛い事件があるっちゃるけど・笑)があるでもなく、
主人公の父が倒れて、そして静かに死を迎えていく日々が、
晩夏から秋へと季節が過ぎていくなかで語られていく。
それが実に明るく、ほがらかで。
美味しそうなごばんがたくさん登場しつつ(笑)。
でも最後には、それぞれの家族の距離がちょっと縮まって
ハッピーエンドといえる終わり方だったと思います。

そしていくうちに、みているほうとしては、
登場人物たちと馴染みになってきて、
彼らのなんてこともない日常の無駄話が面白くて仕方がなくて(笑)。
キャストがいずれもツワモノ揃いなので、脚本の台詞なのか、アドリブなのか、
わからないぐらいにナチュラルな演技をするので(実はアドリブは1箇所以外なかったとか!)、
ついつい引き込まれてしまいました。
(最終回は、ベランダのドアノブをなおしていたら、ベランダに閉じ込められ
しまった主人公に大爆笑させていただきました。意外に「くすっ」だけでなく
もっとおかしいシーンがちょこちょこあるのも魅力)

伝説のちっさい人々「クーナ」のシーンもせつなくて可愛いし、
ほっこりしたなかに、ときおりピリリとシリアスな「現代の問題」を考えさせる
台詞が投げかけられるのも素晴らしい。
大上段に構えることなく、あくまでも自然に、それぞれの地域の抱える問題、
学校の問題、ギョーカイの問題、家族の問題などが語られていく。
見た後、いろいろ考えちゃうあたり、ドラマの策略にまんまとハマっていたのかも。

あんまり視聴率がよくなかったみたいですが、
こういう良質な作品はじわじわとファンを増やしていくタイプだと思うので、
まとめてDVDなんかでみるのがいいのかもしれませんネ。

もう来週から見られないのかと思うと、ほんとうに寂しいです。

ただちょっと気がかりなのは、主人公(阿部寛)の父親役の夏八木勲さんの
体調がですね、役とは別にして、あまり良くなさそうな問題。
とても好きな俳優さんなので、とても心配。

10月から2ヶ月弱、毎週火曜日夜10時は、本当に贅沢なひとときでした。
ガチャガチャした、粗いっぱいのドラマが人気をとりやすい時代ですが、
たまには静かで豊かなこういうドラマも、またつくってほしいです。
(時代劇のほうでも、お願いしたいっす)

と、記事をかいていたら、このドラマ全話が
ロッテルダム国際映画祭に正式招待されるとのこと。
映画祭にドラマ全話が招待って、事件ですよ!
是枝監督、さすがです!!
日本の良質なドラマですから♪、ぜひ世界の多くの人にみてほしいです。
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by aroe-happyq | 2012-12-19 12:07 | ほんの世間話 | Comments(0)