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東都アロエ

東京国際映画祭のキャッチコピーがヤバすぎ(泣&笑)

回を増すごとに、ショボくなる、東京国際映画祭(汗)。
(とくに六本木にメイン会場が移ってからヤバイ)
すごい身勝手なチケット販売方法なども「改善」されてきてはいるようですが、
問題はプログラム自体・・・つか、根本精神とでもいいましょうか。

そのなかでも、今年の話題は、キャッチコピーがひどすぎるという件。
すでに各方面で話題になっているので、うちで記事にすることでもなさそうですが、
いや~~~もう、これがヒドイのでございますよ!(だからあえて記事にしちゃった)

どんなもんかと申しますと・・・・・・・・・・。

ニッポンは、 世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく

というもの。

もう、自虐にも程がある!と泣きたくなるやら、笑っちゃうやらっっ。

アジアの映画祭のなかでも、唯一のAランクにして、もっとも地味な映画祭だし、
カンヌやベネチア、ベルリン等々に比べたら圧倒的にマイナーだから、
もうほとんど忘れ去られつつある映画祭(涙)なわけですが、
だからこそ、こんな哀しいコピーはやめてくれ。恥ずかしすぎる・・・・・。

なにが恥ずかしいって、「世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった」の

だった」→過去形ね!

さらにトドメの一言、「お忘れなく」ですよ(笑)。

過去の栄光にすがらなくてはいけないほど、日本の映画人はそんなに不甲斐ないとでも?
けっこう良い作品作っているのに!
(とはいえ、今回の映画祭の目玉企画が
ン10年前の自作にすがり続けている庵野秀明特集というのはどーよ、という話もある(爆))

だいたい、映画祭がショボいのは、実行委員会だかなんだか、そういう組織さんのなかに
本当の映画好きがいそうになく、意欲もみえないからで、
日本の映画監督云々じゃないはず。

しかも気味の悪い愛国ちっく的コピーにもみえなくもなくて、
さすがAB首相の政権下の日本としかいいようがありません。
これが政府の推している「クールジャパン」というやつなのでしょうか?
だとしたら、ちゃんちゃらおかしゅうございますな。

で、どうしたらこんなコピーが採用されちまうんだよ、って話ですが。

公式サイトをみていて、ふと気づいちゃったのですよ。
主催は公益財団法人ユニジャパンというところのようですが・・・・。

共催に経済産業省とか、
後援に総務省、外務省、環境省、観光庁・・・・・・・って、

霞ヶ関系が多すぎじゃない!?


こーゆー組織構成だから自虐っぽいくせして、
「お忘れなく」みたいな、上から目線的な言葉が思いつくんだな。

しかし。
こーんな官製の、お役所出しゃばりモードでまともな映画祭なんて実行できるのかしら?

この映画祭、六本木に移る前、
渋谷で開催していたときはもっとキラキラしておりました。
チケット購入もぴあにならぶとか、当日も自由席なので並ぶとか
たくさんの不便があったのですが、いい感じの熱気がありました。

あの頃は協賛企業もすくなくて、会場を貸していた東急と東京都ぐらいで
やっていたのではなかったかな?
間違っても、こんなに中央官庁が出しゃばったりしてなかったのよね。
だから風通しもよくて、不便で、手狭で、観客へのサービスが足りないけど(笑)、また来年もこよう!
と思わせる手作り感があったのでしょう。

東京国際映画祭をまともな映画祭へ軌道修正するには、
官庁の共催や後援を減らして(いきなりなくすと問題もありそうだし(笑))
民間の手に取り戻していくとか、そうでもしなくては
この先、もっとヤバイコピーとか、パッとしないプログラムになってしまうでしょうネ。

だって、映画の名作で、プロパガンタ的な、政府の覚えめでたい作品なんて1本もない。
映画祭だって、同じことがいえるはず。
反骨心に突き動かされたときこそ、芸術もエンターテイメントも
名作が生まれるわけですし☆
映画祭もまたしかりかと。

戻ってくれ、東京国際映画祭!
昔のような、自由な君に~~~~!!
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by aroe-happyq | 2014-10-30 13:56 | 香港&アジア映画 | Comments(0)