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東都アロエ

ふたつの行き違い、その結末が @真田丸

前回、呂宋助左衛門登場の予告でキャーキャー言いましたが(笑)、
今回の28回の本筋は、秀次の最期でした。

真田丸の解釈では、「殺生関白」像ではなく、最新研究と、
矢部健太郎『関白秀次の切腹』をもとに描かれているのだとか。

いやもう、せつなくてね~~~~っ、秀吉と秀次のすれ違いが!
(しかし、こういうことは古来より、権力者一族ではままあるように思うけど)

同じく感情がすれ違っても、真田兄弟のように直接会って、
腹を割ってはなせば(笑←どーしても「水どう」思い出すのよね、この言葉)
すんなり解決してしまうというのに。

つまり三谷さんは前回からの前後編で、秀吉と秀次、信幸と信繁の2パターンの
すれ違いを用意して、その結末の違いをみせてくれたわけですね。

ということで、水曜どうでしょう藩士的に言うと、28回の結論は、

腹を割って話そう!


ということになりますわな(笑)。
(切腹前の秀次に、長年のストレスを吐露していた信幸。いわく、
「大きすぎる父、私の声だけがなぜか聞こえぬ祖母、病がちなのかわからぬ最初の妻、
決して心を開かぬ二度目の妻、そしてあまりに恐ろしすぎる舅。」(笑)
たしかにたいへんそうだよな、兄貴!
でも、こうやっておりをみては愚痴るのも、大切なんだよ、秀次。
不安やわだかまりは貯め込んじゃダメ。腹を割って話さなければ……)
【追記】この記事をみた友人からメールがきました。
  「いっそ秀次と信幸兄、二人でサイコロの旅に出ればよかったのに」
  二人とも運がなさそうなので、すさまじい過酷な旅になりそうだよ(涙)……。

とまぁ、余談はさておき。

秀次の死に際しての笑顔がね、もうたまりませんでした。


そして、助左衛門の登場ですが、その先触れとして、
大きな太陽がドーン!って、もう「黄金の日日」じゃん!!!!!って
頭のなかに勝手にテーマ流れちゃいましたよ~~~(^_^)
(大河テーマ曲のなかでも、かなり好きな曲です。静かでね、でも激しい心が秘められている感じが)
嗚呼、なんて憎い演出!!

で、本人の登場ですよ!!!

ただ出てくるのではなく、秀次の娘を呂宋に行かせるために信繁が頼みにくる
という素晴らしい、助左にしかできない役割で出て来ました。
そして、堺の商人として、秀吉(権力)に逆らって生きるという、その台詞も
「黄金の日日」だな~~~~~~っ

今回は秀次があまりに哀しいので、助左衛門がゲストでよかったです。


しかしですよ、今回28話で、秀次級に不孝な人がいると思いませんか。

それはきりちゃんです!

秀次の側室にならなくてよかった、のは確かですが、
それにしても、自称「信繁の初恋の女」なのに、
その恋する信繁に、一度に正室&側室ができちゃったんですよ。
梅ちゃんのときもそうだけど、三谷さんはどこまできりちゃんに試練を与えるのだろうか(笑)。
昼ドラマなら、とっくに信繁刺されても不思議じゃありません状況です。
それなのに、なおも信繁に付いていきそうな、後には引かなそうなところが、
彼女の素晴らしさ。
大河史上希にみる、さわやかにみえてドロドロな恋愛(まで行ってないという話もある)
はどこへ行き着くのか。きりの残りの半年を見守りたいと思います。

そういえば、もうひとり気になるのが、真田パパ。
やはり田舎オヤジは、ちょっと都会に出て来て、洗練されたいい女こと吉野太夫を知ると、
通い詰めてしまうものなのか。なにかそこに遠謀でもあるのか!?ないのか?

秀忠が登場し、大谷刑部が病を発症してしまいました。
そうやってザ・関ヶ原が刻一刻近づいているのがわかると、
関ヶ原の戦いでは、さまざまなロスが発生しそうなので、今からドキドキです。

このほど、28回目にして、はじめて早丸をやりました。
(家の者が7時から徹子さんの番組がみたいというので、そういうことに)
いや~~~、音もよし、画面も美しく、さすがBS!
録画でBS分をみているのですが、そのまま放送をみても、かわらず美しい!BSでした。

だが、わたしは来週からはいつもの午後8時に戻るでござる(笑)。
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Commented by やぶひび at 2016-07-22 21:34 x
真田丸の豊臣秀次は、新しい解釈の演出だそうです。
秀吉の切腹命令はなくて、秀次の思い込みで勝手に切腹したような感じでした。
7/3に矢部健太郎先生の講演を聴いてきました。國學院大學たまプラーザキャンバスで、無料です。
大学で学ぼう~生涯学習フェア「豊臣政権と秀次事件~秀吉は秀次を殺したのか」
先生の私見は、高野山に逃亡した秀次に、3人の使者から「切腹の示唆」あったのではないか
という感じでした。本も買って読みました。
「豊臣摂関家より徳川将軍家へ」11月に歴史講座も予定されています。
Commented by はな。 at 2016-07-23 14:30 x
やぶひびさん、情報ありがとうございます!

秀次についての解釈、これからも変動していきそうですね。
(それが歴史学の醍醐味ですネ♪)
by aroe-happyq | 2016-07-18 14:24 | ほんの世間話 | Comments(2)