東都アロエ

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アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

シーボルト&山岡鉄舟のW展覧会へ @江戸博

本題に入る前に、ちょっと(どころではない長文で失礼)…。

真田丸37回、信幸&忠勝の舅婿コンビが素敵でした~♪
(湯婆婆家康に幸の字を奪われた、千こと信之アニキはよく頑張りました!それに江戸中期からちゃっかりと真田家は幸の字に戻りますからモウマンタイ(爆))
家康もこのときの忠勝への配慮で、後年信繁に大坂城で偉い目に遭わされる。
これは平清盛が源頼朝を斬首しとけばよかった教訓話に似ていますねっっ。
ただこのとき真田父子が斬首されちゃうと、この大河ドラマ「真田丸」はなかったと思うと家康にありがとうと言っておきたい(笑)。
(だが家康が考えるほど、九度山の暮しは生き地獄ではなく、真田父子はそれなりにたくましく生きたのだった♪)
さて、三成の最期でしたが、奥様の「私利私欲はなかった」「豊臣家のために」という悲痛な叫びが印象的でしたが、
思うに三成はそこが人望の薄さに繋がっているのではと思います。
三成って、我が愛する家宣将軍の側用間部詮房に、立場も私利私欲のなさも似ているような……。
秀吉あっての三成は、秀吉がいなくなるとその権勢はみるみる衰えていきました。
もしわずかでも私利私欲があって、そこそこ私腹を肥やしてましたなんて人間臭い奴だと、権勢を維持するために策を弄するのですが、
三成はそういうことに興味がないから、人が寄ってこない。
欲にまみれて躓きやすい人間(可愛げのあるタイプ)の多い大名は自分たちと違う種類の彼をつまらないと思って相手にしません。
だからどのみち三成さんは自滅しかなかったのかな、と。マダム三成の叫びで、はた!と思いましてございます。
(無私の人間部詮房は6,7代に仕え、そのあとは柳営の政界から身を引けば済んだので、一大名として生涯を終えられましたが、
それもこれも天下泰平だったおかげ。8代吉宗で丸く収まってよかったなと)
最後に。信繁の「烏帽子岳に3度雪が積もると…」って@ブラタモリですよね!?三谷さんこの番組みていたのね!



はい!いよいよ本題です!!!
今年はけっこう江戸博に行っている気がします☆
今回の目的は、特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」&企画展「山岡鉄舟と江戸無血開城」のふたつ!

よみがえれ! シーボルトの日本博物館展サイト→こちら

山岡鉄舟生誕180年記念 山岡鉄舟と江戸無血開城展→こちら

もうシーボルトのほうは、彼の日本マニアの本気度をみせつけられる、迫力ある特別展です!オタクパワーに圧倒されますた。
日本にこんなに関心をもってくれてありがとう、という気持ちでいっぱいになる一方、
彼の心に眠っていただろう荒ぶるマニア魂が極東の地で咲き誇ってしまったらしいのでとりあえず、おめでとうと。
シーボルトと日本はそうして、幸福な出会いをして、その某大な収集品が今もヨーロッパにあるというのは嬉しい話です。
(調度品やらなにやら持って帰ったシーボルトさん、どんだけ船賃かかったんだろ、とつまらないことも考えたりして(笑))
しかしそのおまけとして、鳴滝塾をつくって日本の学者(医学、植物学などなど)に協力を求める一方で
西洋的手法を伝授してくれたのも大きいですね。とくに医学は本草以外の蘭方を随分進歩させてくれました。
展示になりましたが、なんでも江戸初期からいろいろ西洋の薬が入っていたけど使い方がわからなかったを、シーボルトのおかげで
どの薬がどの病に効果があるか、はじめて知って、日本の蘭方医がようやく治療に役立てられたのだとか。
また、江戸時代の日本の人々にも平和だったおかげでマニアさんがたくさんいましたから、その彼らの魂をもゆさぶり、植物学、化学なども
明治になって本格的になる近代化の準備ができたのではないかと思います(明治中期になって蘭学系の知識が古いとバッサリ斬られてはしても)。
シーボルトというと、蛮社の獄のきっかけをつくった人でもあり、蘭学史からいえば、良かったり悪かったりの評価がある人ですが、
高齢になって再来日を果たし、ふたたび日本のさまざまな収集に没頭できたことは彼にとって幸いでしたが、
その当時(万延前後ね)はすでに動乱期に入りつつ有り、日本政府もあまり彼のサポートができなかったのがちょっと悔やまれますが、
その後帰国して、さらにもう一度日本へ来ようとして、そして命がつきたシーボルトさん。そして今回知ったのですが、
その息子さんたちも、赤十字社立ち上げやいろいろ日本のために動いていたというのも、ちょっと良いお話でした。

長崎に行ったときに鳴滝塾も、シーボルトの記念館も行きましたが、今回はヨーロッパからの里帰り品も多くて、
シーボルトと江戸の蘭学に興味のある人には、かなり興味深い展覧会だと思います♪
東京ではこの江戸博の展覧会と併せて、国立科学博物館のほうでもシーボルトの植物学、動物学に関する企画展示を行っていますヨ!

さて、企画展の山岡鉄舟展。
義兄高橋泥舟とともに、旗本なのに尊王攘夷主義者という異端な人、という印象しかないのですけど。
(原市之進殺害を仲間にそそのかしたとか、けっこうヤバイ兄弟だし)
今回の企画展いっても、やっぱり変わった人だと思いつつ。
虎尾の会に参加していたのは知っていましたが、そもそも尊王攘夷にはまったのが清河八郎きっかけというのが(涙)。
いちおう徳川直参なのに、清河さんの言葉に心を奪われてしまったとわ(清河さんがいけないのではなく、おいそれと他人の思想にハマるなよと)。
この人も、もし鳥羽伏見の戦い→慶喜江戸帰府→恭順という流れがなかったら、
高橋兄が慶喜警護で手が離せないからということで代打で西郷のところへ交渉に行かなかったら、
ただの謹慎中のうさんくさい直参くずれで終わっていましたものね。人の運命とはわからなものです。
ただ、西郷のところへいくとき、勝さんが山岡に書状を託すわけですが、その書状を入れる胴乱を貸したとかで、これが展示されていたのです!
この胴乱という、腰にさげるポシェットがカッコ良かった!!!!(帯に紐をくくりつけて使うっぽいのに、その紐が細いので落ちたりしまいか心配ですが)
勝さんて小物のセンス、あいかわらずいいんですけど!!!
こんな素敵なアイテムを馬に乗るときなんかに使っているのね!うわ~~かっけー、また江戸の文化にやられたー(笑)。
とまぁ、山岡展にはなにか新たな情報がないかと行ったところ、収穫はこの胴乱でした。
(いや!そういうひとつひとつの蓄積が歴史を知るということにとっては、大切なんだなーと思う今日この頃です)


ところで、江戸博ではシーボルト展のあとは、またまた!戦国時代展らしいです。
関ヶ原展、真田丸展、盛況でしたものねーーっ。来年の大河も戦国だしってことで、戦国ひっぱるのねー!
って!おい、ちょーっ待てよ!!!!
おいおい江戸っててぇのはなァ、江戸時代に発展したから江戸なんであって、戦国時代では関東のただのど田舎だぜ!?
(だって関東のメインシティは小田原@北条ですものね)
当時は誰もしらないこの街で、戦国展ばかりやってて、哀しくはないのかい~~~~~っ
もっと江戸の関する展示をやってくれませんかねーー!!
(来年は慶応3年から150年なんだから、大政奉還展とか!、薩摩屋敷焼き討ち展(笑)とか!)




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Commented by 酒井隠岐守腰元 at 2016-09-19 18:12 x
堀織部正様の情報、誠にありがとうございました。
御礼がおそくなりごめんなさいまし。
熱烈に、観たいですっ!
外国奉行のお歴々を「大河」にしてくだされば、中身の濃い、ロマンと緊迫感に満ちたものになりましょうに!
堀織部正様の周囲は、やたら熱くて(笑)

西郷さんも、弟の従道さんの方が面白いのに(苦笑)

シブサワコウさんのスーパー麻雀大会をスーパーファミコンでよく遊んでおりました。
真田丸麻雀大会、出してくれませんかしら。
真田パパ、すぅぅぅぅごくお茶目キャラで(爆)
それから、徳川十五代と側近、大奥の麻雀ゲームをどなたか、売り込んでいただけませんか?
キャラの絵さえ良ければ、明るく楽しいゲームになると。
コーエイさんのゲーム創世記を知る年代も飛びつくような。
で、次がお奉行対決バージョン。
わたくし、腰元のお給金貯めてぜぇぇたい買いますから。
Commented by aroe-happyq at 2016-09-20 10:45
はな。です☆
(またブログの不具合が続いていてaroe-happyq名義の表記でスイマセン)

酒井隠岐守腰元さん、こんにちは!
堀さんネタでのコメントありがとうございます♡
(最近、外国奉行のさらなるマイナー化が問題になっています)
この歌舞伎、再演してくれないかしらーーー!

台本はもしみつけても、コピーとかなくて
手書きで書き写すことのみOKらしくて、
ハードル高すぎて、二の足踏んでいます。
(せめてノートPC持ち込ませてーー)

そう!西郷従道のほうが面白いですよね!
この際、W西郷物語でやってくれないものかと。

>徳川十五代と側近、大奥の麻雀ゲーム
このあたり、
ゲームになってくれたらいいですよねっっ
御奉行対決も!
そしたらわたしも買いますよ!
もし課金せいというなら、課金もしますよ♪

Commented by 赤べこ at 2016-09-20 12:15 x
再来年の大河ドラマ、どうしても幕府側を主人公にしたくない(あるいは、できない)なら、いっそ「シーボルト」でええやろ!?、と思ってしまいました。

西郷丼ではイケメン起用もむずかしく、視聴率的にも・・・だし、なによりバリバリの朝敵ではありませんか!
(アレが朝敵じゃないなら、会津が朝敵っていわれる根拠がわからん!)

シーボルト先生には、外国人イケメンをキャスティングして、ハウステンボス・出島・長崎県立博物館の復元立山役所等々、ロケ地も充実ですわ~♪
幕末を舞台にしながらも、外国人が主人公なら、長州がテロ集団だという史実もバレずにすみますしね(笑)。
Commented by aroe-happyq at 2016-09-20 18:56
はな。です☆
(またブログの不具合が続いていてaroe-happyq名義の表記でスイマセン)

赤べこさん、素晴らしいアイデアです!
「大河ドラマ シーボルト」!!
西郷どんのファンタジー大河を1年やるぐらいなら、
いっそ、もうこの日本マニアのおっさんのほうが面白いです♡

どーして朝敵西郷どんは上野に銅像立ってて、
朝敵会津候の銅像はどこにもないのだ!?
という日本近代史の矛盾が幕末大河の視聴率が上がらない理由
でもありますが。
(西国推しメン大河だと東日本でシカトされ、東国推しメン大河では西日本が見ない)

>長州がテロ集団
2度目のシーボルト来日時、もう外国奉行あたりは長州のヤバさを
認識しているので(英仏公使に話してるし)。
シーボルトさん外国顧問なので、
どーしても触れないわけにはいかないかと。
ま、わたしは大いに触れてもらって結構、いやむしろ大歓迎ですが!
(となると、籾井NHKではシーボルトもアウトか……)

戦国時代もネタ切れで、幕末がやりにくいなら、
いっそ、琉球王国の蔡温あたりの大河でいいんじゃないかと。
琉球大河は海きれい、首里城は華麗、登場人物の衣装も煌びやかで、
そこには西日本も東日本もない(笑)。
蔡温さんが久米村出身(つまり先祖が明人の移民)で問題なら、琉球三国志とか~~~~。

あるいは、明治維新150年記念なら、
「大河 明治大帝」とか、「大河 孝明天皇」
とか東西日本のど真ん中を狙っちゃうのは、
どーでしょうか!
と、あがきまくってしまうぐらい、
西郷どんの大河なんて、みたくないです~っ(涙)。

Commented by きりゅう at 2016-09-21 12:04 x
真田丸、スピンオフで関ヶ原やってくれないかな~とか思ってしまうほど、哀しくも美しい治部&刑部の最期でございました……。そして来年の大河は、信之兄と本多忠勝と稲さんのその後でいいんじゃ、と、改めて思った次第(笑)

大河「シーボルト」いいですね~。でも、それなら第2次日本来日の際についてきて英国公使館の通訳となった(でも英語が下手で給料が上がらなかったという……かなしい!)息子シーボルトと、第1次日本来日の際に長崎での忘れ形見、イネさんの話とかにしてほしいな~~。
長崎でボードウィンともからめるし、明治以降はシーボルトの息子たちの支援を得て日本初の産婦人科医院を開業したりと、かなり波乱万丈な人生だから面白いと思うんですけどね~~。
今回の三谷さんの脚本で、脚本が面白ければマイナーキャラでも十分1年もつことが証明されたわけだし(笑)駄目かしらね~~?
Commented by aroe-happyq at 2016-09-21 17:19
はな。です☆
(どうやらエキサイトのシステムが変わったっぽくて、
aroe-happyq名義の表記に固定されたらしいデス。ブログ引っ越すか……)

>関ヶ原
思えば宇喜多秀家も、小早川も、ちゃんと甲冑の用意が
あるし、東軍もそうだし、やろうと思えばできるけど、
三谷さんは関ヶ原みたいなメジャーエピソードは
あまり書きたくないらしいので(笑)、残念ですがスピンオフはなさそう
ですね

>大河「シーボルト」
おっしゃるとおり、シーボルトの子供たちの世代の話まで
やってほしいですね!
おたくさこと、お滝さんといねさんのお話、
そして息子たちの幕末明治の日本での活躍も♪

>来年の大河は、信之兄と本多忠勝と稲さん
真田丸、とにかく終わらないほしい!!!
……のですが、どうでしょう藩士としては、
大河が続けば新作がみられない!という悩みがーっ。
そろそろ来年あたりは、
どうでしょう新作もみたい~~~~っ(笑)

by aroe-happyq | 2016-09-19 14:01 | 広く幕末ネタ | Comments(6)

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。


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