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アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

大河史上、最強のこじらせカップル、やっと誕生♡ @真田丸

毎回だとうざいと自主規制してきた、真田丸絶叫的感想(中身はなし!)も、じき終わるとは……。

それにしても、49話「前夜」は、もうてんこ盛りすぎて、熱かった!
(そのほとんどがこれまで張ってきた伏線回収という、もう見事としかいえない、三谷脚本)

ただ、ひとつだけわからないのは、信之に対する、「そのようなお身体で」とか「必ず生きて帰ってくださいませ」とか
いう、まるでもうじき死んじゃうっぽい台詞集ですが、…………でも、この人。なんだかんだいって、93歳まで生きる、
とてつもない長い人生なんで。それをほとんどの視聴者は知っているだろうに、なぜ病弱ネタで引っ張る?(笑)。
(どうでしょう藩士としては、大坂へ旅立つ信之には、稲からサイコロを、おこうに行き先板を渡して欲しかった(爆))

ただ、信之に関しては室賀ジュニアに、「黙れ!小童」返しができたのは、望外の慶びかと♪

そして、今までそんなにカッコ良いところがなかった、伊達政宗さん。
来ましたね!幸村との戦場でのやりとり、ゾクゾクするぐらい、カッコ良かったです。
ある意味、もしこのシーンがなかったら、ホント、今年の大河での政宗さんは「ずんだ」さんで終わると思っていたのね。

…………でも、幸村の妻子を預かるシーンになって、

やっぱり、「ずんだ政宗」だった(笑)。

子供用に小さくしたずんだを、幸村の子らに、いきなり饗した~~~~~っ
ずんだ餅食べられないと、仙台行けない感じ?なんか儀式なの?逆踏み絵なの???
幸村の次男大八くんが、拒否ると、微笑みながらも、政宗は「大八~」とそれ以外の言葉に出さなくても「喰いなさい」って(汗)。
すんごい圧力かけてくるのだ~~~~~。
幸村の妻子を家康にナイショでかくまう、その男気はさすがだけどね!

そして大坂城の台所のおっちゃんが、まさかの徳川方のスパイ!!!!というのも、素敵でした。
誰一人、登場人物を粗略に扱わない、三谷さんであります。
(昨今のちゃらついた大河の脚本家さん、ぜひとも見習っていただきたい!!)

そしてね~~~、信尹おじさまが登場すると、感動シーンが多いように思うのですが、
今回も、信之を連れて、幸村に会いに行くのだけど、
真田家裏方で、裏切りやら汚い仕事を沢山務めてきた信尹だからこその、甥への思いのこもった言葉が毎回、素晴らしい。
今回は、酒を酌み交わしたいという弟に、背をむけて去って行く信之の姿にも、泣いちゃいました。
それを見守っている信尹も含めて。

後藤又兵衛ほか、大坂方の面々が次々にあの世へ行き始めてしまい、戸惑うばかりですが(つまり終わりが近いわけで)、
そんななか、ついに、とうとう、幸村とゆーか、信繁が大人になり(もう4×歳だけど)、
自称「モテています」で、女心を100%解せなかった、残念な男のこの主人公が、
きりの魅力に気がついた。遅い、遅すぎる!!!が、まぁ仕方がない。
しかし、ようやく結ばれても、「ベルばら」のオスカルとアンドレじゃないけど、決戦前夜だから!
もう二人でいられる時間、ないかもしれないのに~~~~。
もーすこし早く、気づいてくれ、信繁くん。
でも、きりちゃんが、このまま信繁の良き相棒で、「スーパー侍女」のままで終わらなくてよかった。

……大河ドラマで、こんなに待たされたヒロインって、いるのだろうか!?(笑)。

とにかく、めでたい!よかった!!


さ~~~~~~~~~て。
次回がもう、最終回ですよ。
振り返るにはちと早いが、
この「真田丸」は久々に、最新研究と、フィクションが見事に融合し、なおかつ登場人物が生き生きした、素晴らしき大河でした。

やはり、大河ドラマを書くうえで、脚本家の史学スキルは重要であることを、まざまざと感じさせてくれた1年。
(この真田丸の場合、主人公の堺さんのスキルも、実はすごくていらっしゃるんですよね!)

現代ドラマでどれほどヒットを飛ばす手練れだからといって、いい大河ドラマはできません。
適当なホームドラマに落ち着いて、終わりです。
もう、そんな大河ドラマはいやだ。真田丸見ちゃったら、もう耐えられない~~~~っ。

大河ドラマとして扱うからこそ、古文書が出てきたり、研究が進むってこと、かなりあるあるですよね。
今回、真田家は幸福だと思いました。
かつて、池波正太郎さんに素晴らしい小説にされ、今また新たに、池波さん以降にわかったことを元に三谷さんに編まれるドラマに。
日本史で、こんなに恵まれた一族いませんよね(笑)。

次に、お見事!と思える、大河ドラマと出会うのに、何年待てばいいのでしょうか?
正直、「新選組!」から12年待ちました。
また12年後????
おい、他に誰か、三谷さんに匹敵する大河脚本家はいねーのかい!
(ちなみに、宮藤官九郎さんは歴史苦手ということで、除外させていただいております)

ところで、そんな三谷脚本や真田丸のスタッフの熱意に驚くばかりだったという、時代考証の丸島さんの
インタビューが面白いので、紹介しておきます!

「『幸村』ではなく『信繁』制作陣の本気感じた」=時代考証・丸島和洋さんに聞く(上)→こちら

※この記事は、3回ありますので、最後までお見逃しなく!

【追記】
最終回前にになって、公式サイトを中心に、真田丸主要キャストの珠玉インタビューがたくさん出回っておりますが、
内野さんのインタビューで、おっしゃっていたのですが、

家康が最終回で、「年がいもなく逃げる」「ことのほか健脚である」らしいです(笑)。

(まさか、70歳のじーさまが、悪夢の伊賀越え再現なのか!? やっぱり家康をただのヒール役で終わらせるつもりはないのね、三谷さんっっ)




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Commented by 赤べこ at 2016-12-12 17:38 x
記事紹介ありがとうございます。
「『幸村』ではなく『信繁』制作陣の本気感じた」=時代考証・丸島和洋さんに聞く、の、
「史実を重視するという姿勢を示されれば、それに応えたいという気持ちも高まりますし、創作部分についても、戦国時代の話として違和感がないように、全力でお手伝いしなければいけない、と思いました」という箇所に、ウンウンと大きくうなずいてしまいました。

いくらフィクションとはいえ、舞台が戦国なら戦国の、江戸時代なら前・中・後期でそれぞれ価値観も、生活スタイルも微妙にちがうのですから、そこはちゃんと抑えた上でのお話しでなければ、シラケますよね。

やれるもんなら、時代考証バッチリやったうえで、やってみろ、西郷丼!

そのときは当然、西郷下野のきっかけになった「山城屋和助事件」(当時の国家歳入の1%という巨額の横領事件:山縣有朋のポッケにかなりのキックバック)や、「尾去沢鉱山事件」(井上馨が南部藩御用商人から不当に詐取)、「京都小野組転籍事件」(槇村正直が献金喪失&税収減を阻止するため、移転を妨害)などなど、長州がらみの汚職事件とそのもみ消しに奔走した木戸孝允の姿をしっかり晒して、西郷丼が政府に愛想をつかした背景を史実どおり、きちんと描いてほしいものです!
Commented by はな。 at 2016-12-12 18:51 x
赤べこさん、こんばんは!

大河ドラマの魅力はいかに史料を取り込んで、
より豊かで、面白いフィクションに仕上げるか、だと思っているのですが、
このインタビューを読んでみると、
こんなに時代考証家さんを夢中にさせてしまう、真田丸が改めて凄いと
恐れ入りました。

西郷丼だって、史料をちゃんと読み込んで、西郷どんの気持ちを煮込めば、
面白いドラマになるはずなんですよねっっ。
赤べこさんがおっしゃっている、西郷どん下野きっかけの頃、
史料によれば、西郷どんは東京で、ストレス性の体調不良に悩まされて、苦しんでいる。
原因は政府内の対立だとか、長州ズの不正、思い描いていたようにうまくいかない政治。
(明治5~6年ごろの、禁令や法律の乱発は、ちょっと見ていて笑っちゃうし)
……ただ、このドラマは、明治維新150年の記念として、作られるので、
そんなこんなは誤魔化されるんだろうな、ああ、つまんないって感じですね(笑)。
Commented by きりゅう at 2016-12-13 10:30 x
考証の丸島さんのインタビューで
三十郎が「ぼくも○○守」って呼ばれたい!
って駄々をこねたとき
演出家さんにややこしくなるって却下されてしまったのを
丸島さんが
手紙に但馬守頼康って署名して
映してあげたって聞いて
「しまった! 見てない!」と
気づかなかった大とんまです(汗)

これ読んで、
もう一度手紙チェックしなおさなきゃ~と思った次第。

ほかにも長宗我部盛親が
手紙の署名にのってたりと

登場できなかった人まで
これほど愛が注がれた作品は
他に類を見ないのではないでしょうか?

ああ、それが終わる。
終わってしまう……。
本気で
時が止まってほしい2016年大河なのでした。
Commented by はな。 at 2016-12-14 14:39 x
今度の日曜日が来て欲しいような、欲しくないような、
もう複雑すぎて、困りまくりの今週です(笑)。

今週はスタジオパークに、大蔵卿ときりちゃんが、木・金で登場するのが
楽しみなのですけど♡
(ふと気づくと、大泉洋って、NHKのトーク番組、今年出ていないような……。本人の露出禁止か!?)

>登場できなかった人まで
>これほど愛が注がれた作品は
>他に類を見ないのではないでしょうか?

新選組!もかなり愛に溢れた大河でしたが、今回は登場人物多いし、多地域にまたがっていて、
たいへんそうなのに、考証家の3人様の愛でカヴァーされていたような♪

嗚呼、「慶喜」のとき、岩瀬や永井も、
俺たちも正しい官名で呼ばれたい!ってだだこねて欲しかった(爆)。

もう、
次回で終わっちゃうんですよね~~~~っ

なんだか、今でも終わるなんて、信じられないですけどっっ(号泣)

来年からどうしましょう、きりゅうさん!!!
Commented by きりゅう at 2016-12-16 13:53 x
スタジオパークに出た三谷さんを見て思ったのですが
本当に脚本&考証のコメンタリー付きで
DVD出してくれないかしら。

終わっちゃったら発声上映会しましょうよーー!!
ビデオを止めながら
「私はここを語りたい!」会!
(いったい何日かかるんだ……汗)

もう明後日……
ああ、どうしよう
中国語の諺にある
「鍋の中の蟻」って
こういう気分なのかも。

はな。さん
どうしよう~~~~~~!!!!
Commented by はな。 at 2016-12-16 17:34 x
本日はきりちゃんがスタパに出ており、
真田丸公式サイトには、毎日怒濤の上田でのトークイベントダイジェスト動画がUP!
(明日には、おそらく「信之に訊け!」がUPされるかと)
最終回まで、もう2日しかないのに、毎日丸漬けです♪

昨日の三谷祭りは朝イチ→大蔵卿局のスタパ乱入まで、てんこ盛り。
ホントに、コメンタリー附きDVD作ってほしいよ、三谷さん!!!!

なぜか夜には、フジTVのアウトデラックスで、三十郎の凄まじい「映り込み」魂が紹介されるし。
どこまで真田丸???
(三谷さんの大河だけ、毎回、TV局の枠を越えていく)

というわけで、こんなに毎日味わっているので、
来週からどうしてよいかわかりません。

発声上映会、いいですな!!
しかし、おそらく見終わるのに、2年ぐらいかかりそうな予感です(爆)。

もう本当に、
何度でもいいから「終わらないで」と叫びたい!!!!

来年の大河、男だったら、どーするんだよぉぉぉぉだしね……
by aroe-happyq | 2016-12-12 14:08 | ほんの世間話 | Comments(6)

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。


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