2007年 02月 06日
カノッサの屈辱2007
そのぐらい、「カノッサの屈辱」は大ファンの番組。
そして今回もあきれるぐらいどこまでもパロディをしながら、
「携帯電話」の歴史を見事におもしろくみせてくれた。
しかし、この番組の面白さを、世界史や日本史未履修な若者は
わかるまい。
この深夜の、知的でばかばかしい遊びは、世界史や日本史を
ひととおり高校で学んでいないと楽しめないだろう。
知識とは、試験のためにあるのではなく、人生を愉快に過ごすために
活用するものだと思う。
そのためには面白みのない基礎は苦労して吸収することになるが、
(年表とか、人物の名前とか。ローマ皇帝の長い名前は実に覚え辛い!)
それを乗り越えて、応用の段階になり本をどんどん読む段階になると、
格段に歴史(人間というものを知ること)は面白くなってくる。
この番組についても、とんでもなく楽しめることになるしね!
ひとつでも多くのことを知っていればいるだけ、人生は豊かで面白くなる。
・・・・というのが持論なのだけど、この番組は改めてそのことを教えてくれた。
「ベル左右講和条約」・・・・・・このすっとぼけた可笑しみを味わうために、
世界史、日本史、勉強しましょうね!(って誰に言っているのでしょうね(笑))
ただし教科書をそのまま信じてはつまらないので、ひととおり基礎を覚えたら、
自分で本を読んで、自分なりの歴史を紡いでいきましょう!
(幕末維新はとくにですが、教科書とは違う新たな世界へ飛び出そう)
それにしても、この番組、そして当時少し遅れて大ヒットした「料理の鉄人」
ともに、富士電視台(中国語でいうところのフジTV)系列の日本テレワーク製作だ。
「あるある」騒動で話題の会社だが、このように面白い番組を作り出してきた
ホントは腕のある会社なのだ。どうかまた面白い番組を作ってほしいですぞ!
カノッサの屈辱、またまた続編希望しまーす!