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東都アロエ

人形劇三国志~赤壁の戦いから今年で1799年(爆)

時代劇専門チャンネル午後11時から、再放送が始まった。

もともと中国史に興味があってちらちら本を読んでいた自分に、
かなり決定的に影響をもたらした、NHK放映の人形大河ドラマでした。
45分たっぷりという、かなり異色の人形劇で、
中国の人が見たら「ぜんぜん違う!」とクレームがきそうですが、
和風に味付けされて、情緒たっぷり、友情と愛もたっぷりで、
川本喜八郎さんの人形がとても美しい、まさに傑作だったといえます。

今から・・・20年前以上!?の作品ですが。ははは。古いなぁ~。
(自分はまだガキんちょでした)

で、1回目をみた。まさにン年ぶりに。
・・・・・たしかこの人形劇、当初は子供向けっぽく、
主人公が怪傑白頭巾のようなことをやって勧善懲悪劇ではっきりいってつまらない
という印象があった。
どちらかというと、本格的に三国演義(つまり原作ですね)そのものを前面に出すように
なった董卓のあたりからが面白い。
・・・・という記憶だったけど、意外にも、1回目なかなかでした(笑)。
(始まってすぐに、主人公の劉備とライバルの曹操が出会っていたりと、実のある内容で)

これから群雄割拠して後漢が三国へとかわっていくのかと思うとわくわくします。
ちょうど来年、ジョンウー監督、チョウユンファ主演で「三国・赤壁」を公開することですし、
(来年で赤壁の戦いから1800年なんです(笑))
香港でもアンディラウでもう一本、三国志映画があるらしいし、来年中華圏は三国志年?
物語を思い出すにはちょうど良いタイミングです。
これから68話?・・・・・・・できるかぎりみていこうと思います。

でも、実は後世につくられた「三国演義」よりも、
できるだけ史実を記録したはずの正史「三国志」のほうが千層倍は面白い。
つぶさに調べられた各人物伝は、人間の奥深さを教えてくれるのだ。
(例えば曹操。「演義」では悪役だが、その本当の姿は賢くて、切れがよくて、文人で、
だけど酒宴で盛り上がると顔を大皿のなかにがぼっとやってしまうおちゃめなおじさんとか)
ということを知って以降、美しくロマン溢れる歴史小説よりも、史実好きで、かなり痛い事実が
そこにあっても、それを知ることの楽しみを覚えてしまったのだ。
哀しいときの合言葉は「ま、人間なんてそんなもんさ」になり、
そしてついには史学科なんぞへ・・・(涙)。

思えばこの人形劇のおかげでここまできてしまった、そのきっかけだったのだ(笑)。
そういう意味で怖い人形劇です、ハイ。
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by aroe-happyq | 2007-02-16 10:14 | ほんの世間話 | Comments(0)