2008年 07月 10日
立花種恭卿の肖像写真@東京横浜毎日新聞
明治24年7月1日 毎日新聞附録 貴族院議 肖像付小伝コーナー より
当方ブログでは初期の頃から御世話になりっぱなしの
立花種恭氏。
この記事にはじまり、 日記の特集や、
そのほかも史料のなかでの偶然の再会が続きました。
そして、またもや再会してしまいました。
例の東京横浜毎日新聞紙上で(笑)。
しかもたまたまですが、永井さんの命日に。
ほかにはなんの収穫もなかった7月1日付新聞でしたが、
これをみつけたときには「ルネッサーンス!」な気分でした(爆)。
あんまりいつもお世話になっているので、
敬意を表しつつ、お顔にかかった余分な太い線を画像処理で消させていただきました。
(図書館で閲覧にしているときにはまったく目立たなかったフィルムのキズで、
一度線のない姿をみていたので、複写で上がってきたとき、
ちょっとショックだったのですっっ)
この肖像写真シリーズ、けっこうたくさんみかけたのですが、
基本的に公家の極端な長細い系と、薩長等の濃い系の顔ばかり。
立花サンのバランスのとれた、一瞬西洋の紙幣の肖像!?と見まごう程
のスッキリ顔に癒されました☆
またまた、立花種恭情報をご提供いただきありがとうございます。
明治24年といえば、貴族院議員に当選して2年目にあたるころでしょうか。
わたしは文久3年の若年寄就任時の衣冠束帯姿(?)の写真と、晩年と思われる大礼服に白髪のオールバック写真は見たことがありますが、この写真は未見でした。やはりオールバックなんですねえ。
・・・・・そして、オールバックでした(笑)。
同じ紙面にあった肖像写真もオールバックばかりなので、
江戸の月代、明治のオールバックというぐらいの定番
だったのかもしれませんっっ。
立花氏とは、ときおり偶然の再会を果たすので(笑)、
またなにかありましたらお知らせしたいと思います☆