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東都アロエ

幕末はおもしろい!@太平記

どうも寒いですねーっっ。
昨年のようにガツンと気温が上がらないので、桜の開花が進みませんっっ。
もう少し暖かくならないと~~~といっても、来週までこんな調子なのですよね。
花見のタイミングがなかなかはかれませんっっ。


さて、ここのところずっとマイブームなのが大河ドラマ「太平記」!
毎回、大人の鑑賞にたえる大河ドラマ(当時はいたってフツーだったんですけど)
として、憎いストーリー展開に痺れております☆
やっぱこれ見ちゃうと「天地人」つらいっす=====。

そして鎌倉幕末も面白いですっっ

徳川家康が江戸幕府をつくるとき、「吾妻鏡」をかなり読み込んだらしいのですが、
そうでなくても、同じ幕府体制ということで、用語も政変パターンも江戸に似ております。
当たり前ですが「柳営」「公儀」などと出てくると懐かしくて嬉しいっっ♪
ただ、鎌倉幕府のほうが朝廷に容赦がない点については、
公武合体などとやっていた江戸幕末の徳川家臣はもっと見習うべきでした(笑)♪
(小笠原老中・・・・・実は水野痴雲・・・・・の挙兵なんかも大阪でやめてる場合じゃなかったっす)

ただ、鎌倉の武家幕府が金属疲労を起こし、一部の勢力による専横きわまった状態になり、
新たな政権をつくらなくてはならないというときに、
後醍醐帝が王政復古だ!って掲げるのです。
これをみるにつけ、日本の歴史ってまったく芸のない、
パターンの少ないマンネリの回天しかしていないのではないか?
とどうも大きなため息をついてしまいます(笑)。

とはいいながら、
ドラマはすごぶる快調で、わくわくな展開に胸おどっております。
豪華キャスト陣のなかに、すんごい脇役のなかにトヨエツ(伊賀の刺客)とか、
ちょっと脇役のなかにまだ舞台的発声で声大きい?の羽場裕一さんなどが
ちょいちょい出ていて、歳月の流れを感じます。

CSとかケーブルではなく、オンデマンドでもなく、
一度でいいからこの「太平記」を地上波でONAIRしてみてくださいまし。
大河ドラマの名作ってホントはこういうんだぜ、というのをみんなで見たほうがいい。
(とくに制作に携わるような皆さんにみていただきたい)
鎌倉幕府なんて馴染みの薄い時代でも、脚本がしっかりしているとちゃんとうまく
説明してくれて、わかりやすいですし、時代背景もよくわかります。
そこにさりげなく、文学的な要素まで入っていて、情緒があって美しい。
なによりしっかりと人間が描けております。
・・・・というような感じがまったくみられない昨今の大河ですので、
今のままのドラマレベルの劣化が続くと、日本のドラマから歴史ドラマが消えてしまいそうで
とても不安なの・・・・・・。

歴史ドラマ好きで海外の歴史ドラマを愛するとはいえ、
たまには日本のちゃんとした歴史ドラマだってみたいんですっっ☆
Commented by Q太郎 at 2009-03-26 23:35 x
はな。さん、こんばんは。
太平記…懐かしい。
私的にちょっとショックだったのは、北条仲時役の俳優さんが一定していなかった、ということです。
そして、そのうちのお一人が段田安則さんだった、という(人伝に聞いた話、ですが…)
私は、江戸幕末よりもこちらの方をある程度知ったのが先でしたので、慶喜に対して「おい…」という気持ちがどうしてもぬぐい切れません。
話が逸れましたが、これは、いろいろ面白いドラマでした。
新田義貞が、突如S-ケンさんからN津甚八さんに変わったり、官女かなんかの役で、ブレーク前の常盤貴子さんが出てたり(これも人伝に聞いた話ですが)、最終回あたりのT嶋政伸さんの目張りがすごく、いきなり悪人面みたいになってたりと、思い出すとあれこれ懐かしいです。
って、長々書いといて、全然話の内容に触れてなかったりする、すいません。
Commented by はな。 at 2009-03-27 18:00 x
Q太郎さん、こんばんは☆
「太平記」は本当に美しいお話。古い時代の物語はいろいろ細かな部分が削ぎ落とされて、大吟醸の味わいです(笑)。その点、江戸幕末は雑物が混じった新モノという趣で、どちらも違う味が楽しいところです♪

>新田義貞が、突如S-ケンさんからN津甚八さんに
わたしはN津さんバージョンが好きだったので、早く交代してくれないかな~と待ち望んでいる状態です(笑)。
気合が入りすぎて、濃い演技すぎ・・・という人もいろいろありで、そのあたりも当時の大河の懐かしさであります☆
なにより、20年ちかく経ってなお、新鮮な気持ちで楽しめるというのがドラマ太平記のすごいところだと思いました♪
by aroe-happyq | 2009-03-25 10:43 | ほんの世間話 | Comments(2)