東都アロエ

asiabaku9.exblog.jp

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

維新とフランスー日仏学術交流の黎明 @東大総合研究博物館

先月から東京大学総合研究博物館で開催中の、
「維新とフランスー日仏学術交流の黎明」展にいってきました。

公式サイト→こちら

幕末から明治期に日本と縁のあったフランス人が持ち帰ったコレクション、
東京大学所蔵のコレクションなど、日仏交流150年の記念の年ならではといえる
大きい展覧会です。これが無料なのですから、有難い!の一言に尽きます。

自分の目的は、なにを隠そう、シャノワーヌ(シャノワンヌ)コレクション!
横浜フランス語伝習所、横須賀造船所、陸軍フランス伝習関係の写真、書簡などが
楽しかったです☆陸軍ファンは必見!ではないでしょうか。
徳川幕府海軍ファンとしては、陸軍には疎いのでありますが(汗)、
それでも慶応3年末ごろの陸軍総裁、
松平縫殿頭乗謨(のちの大給恒・永井尚志の実家の当主)
や成島柳北などが関わっていたこともあり、おおいに関心はあるので
今回は彼らに関する展示もあって嬉しかったです。
成島柳北の写真もありました。←何度みても顔が長い・・・・・・・ですけどね(笑)。

フランス軍事顧問団についての展示が豊富だったのですが、
レオン・デシャルム大尉の使用していた足袋・・・・・というものが展示されていて、
日本にいるときには足袋(大きい!)使っていたのかぁ、
と異国での彼らの任務の厳しさについても
思いを馳せました(笑)。

ひとつ哀しかったのは、交流150年ということで、そのきっかけとなった
安政5年訪問のグロ伯爵使節一行について触れられていないこと。
彼らのの持ちかえったものというはすでに存在しないのでしょうか????
写真とかないのでしょうか????
・・・・・・・・・というのも、グロさんと交渉したのが外国奉行ゴレンジャー、
しかも五人での最後の仕事だったものですから~~~~~~。
(フランス使節お帰り直後、岩瀬忠震は作事奉行にうつったもので)

日本人を映した写真もたくさんありました。
なかでも気になったのが、かの有名な髭つきの大鳥圭介氏写真、洋装の大久保一翁氏写真
など当時の有名人の写真が一枚のポスターのようになっている「幕末維新人物写真帖」
というタイトルの展示物。
ポスターにはエンピツ?でのメモ書きが所有者のフランス人によって加えられ、
「Japan 1876-77」とあるのですけど、この頃の写真ということなのでしょうか??

それから、また未見の榎本武揚写真が展示されてました。
シャノワンヌ(←こちらのほうが馴染みがあるのでコレで通させてください)
の遺品ということでしたが、塚本製の写真とのことでした。
あいかわらず額が広く、このバージョンは眉毛も細く、ちょっといつもの釜さん風では
ないのですが。
こうして榎本さんの写真を集めただけで一冊の写真集ができそうではないか?
と思う今日この頃です。

最後に明治期にやってきたフランスの誰か(名前忘れちゃいました←明治期に関心ないもんで)
の東京名所写真帖のなかに、なぜか!増上寺の在りし日の家宣廟が堂々2枚も!!
あったことは感激でありました。壮麗という言葉しか浮かびません。飾りなんかもスゴイ!
廟の建設を仕切っただろう、側用人間部詮房の主君への愛が感じられます(笑)。
(持つべきものは頼りになる、おとこ女房・・・・・・・)

このほか、自然科学の研究に役にたちそうな、蝶や虫の標本や植物の描画など
見所たっぷりです。

GWにおススメです☆
[PR]
Commented by 花輪治三 at 2009-05-02 21:30 x
私も東大に行ってきました。
一番の収穫はポラック氏と直接お話できたことでしょうか。
Commented by はな。 at 2009-05-03 09:34 x
コメントありがとうございます。
東大の「維新とフランス」といい、公文書館の「旗本御家人」といい、
今年は充実の展示会がたくさんあって収穫の多い春でした☆
by aroe-happyq | 2009-04-23 10:40 | 広く幕末ネタ | Comments(2)

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。


by aroe-happyq