東都アロエ

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アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

2012年 03月 01日 ( 1 )

深井雅海著『綱吉と吉宗』
只今、読んでいるところです☆
それはまた今度、記事にするつもりです♪(・・・・・忘れなかったら)


その前から読み続けているのが、タイトルの本。


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ノンフィクションのほうがおおむね調べ終わったこともあり、
そろそろフィクションも読んでみようかな、と手を出してみたシリーズ(全6巻)。

山岡荘八の幕末モノというと、「吉田松陰」とか「高杉晋作」「明治天皇」などなど
完全に西高東低なので、長らく手を出すのをためらってきたのですが(笑)、
「徳川家康」「徳川家光」も書いているし、よもや徳川モノで無体な小説は書くまいと
こわごわと読み出したのでありました。
これがなかなか読み応え充分の面白い幕末小説で☆
さすが山岡荘八~~!!
よく調べておられて(もちろん近年の研究は知らない荘八先生なのですが)、
政治の流れもわかりやすいです。
・・・・慶喜伝とは、すなわちガチで幕末史の政治史と向き合うことであるので
ノンフィクションでわかりにくい部分が不思議とわかったりします。
山岡流の人物鑑定もおもしろく、わかりにくい井伊直弼や水戸斉昭などの
性格も「そうみるといいのか」と思わず膝をうつこともしばしば。

この小説の慶喜も面白くて、
とくに平岡円四郎とのやりとりは出色(笑)。
平岡といえば、14代将軍に慶喜をすべく、運動をがんばった人ですが、
それを慶喜が止めさせようとするシーンでは、

「予は南紀党でもなければ、そなたたちのいう一橋党でも水戸党でもないわ」
「そ、そんなら、いったい何党でございまする」
「日本党よ!・・・・(以下略)」


↑この「日本党」には思わず大受けしてしまいました☆
もう、だって、慶喜なら、マジで言いそうなんですもの~~~っっ(爆笑)

この小説の円四郎さん、いつも慶喜にやりこめられてしまうけど、
めげないのがかわいいのだ。

そういうわけで、慶喜とその周辺に関しては安心して読めますので、
おススメです。

【追記】
書き忘れてました☆
どういうわけか、13代将軍の扱いだけはけっこうヒドイので(汗)
家定ファンの方はお手にとらないほうが無難でござる・・・・・。

More(ここからは脱線噺)
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by aroe-happyq | 2012-03-01 18:56 | | Comments(0)

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