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アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

カテゴリ:香港&アジア映画( 167 )

久々にフェイ・ウォン記事です。

昨年の11月、中国の大学生さんが自費で、フェイさんのシネポリ所属時代最後の新譜に
なるはずだった「幻のフルアルバム」を限定でリリースしていたのです。
(ジャケもちょうど97年に日本の「SWITCH」のフェイ特集で撮影された藤代冥砂氏のフォトを
使ったり、すごい情熱の入れようでした)

とはいえ、このアルバムに集録されている曲は、シネポリから2枚のミニアルバム、
そして2曲ほどはバラバラに2枚のベストアルバムに収録されており、幻ではありません。

今回のアルバム構成によると。(CDタイトルは「敷衍」)

01敷衍

02暗湧

03心驚膽戰

04守護天使

05守時

06不得了

07玩具

08我信

09自便

10約定

フェイファンなら「ああ、知っている」と思われるでしょう。
ただ、元々がこうして1枚のフルアルバムとして世に出るはずだった、と思うと
ようやくひとつに集められてよかったな♪と思います。

このほど、この自費リリースCDがテイストそのままに、Universal Music Hong Kongから
なんとSACDで公式にニューリリースされたのであります。

↓これがジャケです。
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懐かしいですよね~~~っ♪「SWITCH」のフェイ特集よかったなーーーっ
(背景に映っている北京の町並みもまだまだ素朴で)

yesasiaのページ→こちら


ユニバーサルが出したので、写真やフェイさんとの許諾関係もクリアしたはず、と思って
ようやくポチりました(笑)。
ミニアルバムもベストも持っているのに、ファンてホントにバカだわっっ(汗)。
(SACDって言葉に負けました)
でも90年代後半て、フェイファンとしてとっても良い時代だったんで、なんか懐かしくて~~~っ
(ついでに王家衛のサントラの再リリース版「重慶森林」CDもポチった(笑))

そうそう!
こうして「重慶森林(邦題では「恋する惑星」)」CDをポチった昨晩、
なんとなくEテレビのミュージックポートレートをみていたら!
満島ひかりさんを女優へ導いた1曲に、フェイの「夢中人」が出て来てびっくり!!!
歌手で女優でもあったフェイ・ウォンに憧れたのだとか。
たしかに「恋する惑星」のフェイはすんごく良かった!!王家衛、多謝!!!!
この映画の前に主演したTVドラマみたけど(「千歳情人」とか)フツーというか、
はじけているわけではなく、やっぱりフツーなんで(笑)、監督の力は偉大だな、と。

ホントは新作リリースだったらよかったんだけど、フェイさんの娘さんのCDデビューとかで
忙しいみたいなので、しばらくお預けかな??

というわけで、懐かしい曲たちのニューリリース情報でした☆
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by aroe-happyq | 2016-05-13 10:37 | 香港&アジア映画 | Comments(2)

香港電影金像奨 2016

例年よりちょっと早いような気がする、香港電影金像奨の季節がやってきました!

といってもすごーく特筆すべきなにかがないと最近は記事にしなくなってしまったのですが(汗)、
(年々、脳内の中国字幕変換器が錆び付いてきて、香港映画を鑑賞する頻度も減ってしまって……)
今年はいろいろありましたので、書かせていただきます☆

まずは、アーロン・クオック(郭富城)さん、主演男優賞(最佳男主角)初受賞おめでとうございます!!!
すんごいキャリアのある俳優兼アイドルさんだけど、まさかの初受賞~~っ。
昔は素晴らしいダンス力!でしたが、近年は映画での演技がとても冴えていたので
もう少し早くてもよかったような??
香港アカデミーって、アイドル俳優にはけっこう厳しいのよねーーっっ
受賞作品の「踏血尋梅 Port Of Call 」はほかの部門でもノミネートの多い作品のようです。


↑アーロンさん演じる役は、髭のおっさんです。

これまた、どシリアスな映画みたい……。
コメディ映画はノミネートされないとはいえ、なんかこういう色調の映画が多いのかな?

それから、最佳兩岸華語電影賞(って中国・台湾賞ってこと?)には、日本公開済みの
「黒衣の刺客」がとりました♪ めでたい!!!


さて、今回の香港アカデミー賞の話題は、やはり若手監督によるオムニバス映画、
「十年」の作品賞(最佳電影)の受賞でありましょう!

2025年の香港を描いた作品で、中国共産党的にはおぼえめでたくない内容ということで、
配給会社もきまらず、資金もスタッフ持ち寄りという、ほぼインディーズ映画という感じですが、
単館ではじまった上映はじわじわと広がりをみせ、30館規模まで増えた大ヒット映画となりました。
日本の報道では、すごーく政治的な映画みたいに扱っていますが、
未見ではありつつも(いや!!ちょっとだけ、動画でみちゃった。てへへ)、
すごーく昔の、陳果(フルーツ・チャン)監督作品の「香港製造 メイドインホンコン」のような匂いをもった、
日常を描きつつ、そこから香港の今(この映画の場合は未来の香港)が抱えるいろいろなものがみえてくる、
というような、そんな作品ではないかな、なんて思ったりします。



広東語が話せなくなる香港なんて、そんなの嫌だ~~~っっ(涙)
北京語なんか嫌いだーーっっ
という香港ファンにとっては、予告みただけで胸がいたくなる、10年後の香港の世界です。

大阪アジアン映画祭ではすでに上映済みということで、
ぜひとも、今年の東京国際映画祭で特別招待作品として(つまり、あの共産……じゃない、協賛企画の
北京政府の息のかかりすぎた中国映画祭では絶対にやらんだろうから(笑))、
本映画祭のほうで上映していただとうございます!
もしこの映画を招待したことで、北京がヘソをまげて中国映画祭やらないとかボイコットとかしても、
放っときゃいいじゃない。こなくても誰もこまらないからさ。大陸映画、需要ないし(笑)。
(勝手にどこかの会場でやってるだけなんで、本会場じゃぜんぜん困らない)
なんせまともな日本語字幕もつけられないんだからね!!いらないってことよ。
(今だに「孫文の義士団」のへんてこ字幕を根に持っているのでござるよ(笑))!
それよりも「十年」、上映するほうが意義あると思いますョ!

日本にとって、台湾や香港は大切な大切な隣人です!
(まともな会話できるの、この二つぐらいだから。あとはみんなわけのわからん「ちーしん!」だもん)

香港よ~~~っっ、加油ーーっっ(涙)!!!

……あ。そういえば、王家衛の映画、どうなっちゃったんだろ??
そろそろ出来るのかな??それとも数年先かな??(笑)
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by aroe-happyq | 2016-04-04 11:44 | 香港&アジア映画 | Comments(0)
年末(って旧暦のお話)だというのに、台湾では大きな地震が。
本当にお気の毒ですっっ。

旧暦ということで、今回の記事は香港のお正月映画のマニアっくなお話ですっ。

俳優として映画に出なくなってしまって久しい周星馳(チャウ・シンチー)ですが
監督さんとして、新作を製作し、いよいよ公開中。

やはり演技がみたい派なので、そんなに興味もなかったのですが、
この新作「美人魚」の主題歌を、な・・・・なんと
鄭少秋(アダム・チェン)さまと莫文蔚(カレン・モク)がデュエットしたとな!



アダム・チェン、そろそろ70歳だそーですが、
高音で歌われていて感激です!
(日本の歌手さんはわりとお年を召されると高音でなくなるし)

それにしても、シンチーさん、やっぱりこういう系の歌、あいかわらず好きなのネ☆

わたしのSONYウォークマンにも「陸小鳳」入れっぱなしですヨ(笑)。
(常にDSEE HXがONの状態なので、ハイレゾ相当の素晴らしさでアダムさんの歌、聞いています(爆))
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by aroe-happyq | 2016-02-07 19:00 | 香港&アジア映画 | Comments(2)

フェイが二コラスと!

ぶっとんだ~~~って、いまさらですんません!

最近、あんまり香港の新聞とか読みにいってなかったのですが、
「そろそろフェイちゃん、CDでも出してくれねっかな」と検索したところ、
それどころではなかった!!!

なんですと、16日あたりに
二コラス・ツェーと大理(雲南省の、かつての大理国)で結婚したの!?

ニュース→こちら(中国語です~)

セシリアが100%祝福!って、ええええ~~~~~~!?マジですかーーーーぁぁ

(セシリアというのは、二コラスの元妻です。ええと11年前でしたか、フェイと二コラスがお付き合いして
いるときに、ま、二コラスがセシリアに浮気して、そんでフェイと二コラスは別れたつードロ沼事情が)

ひさびさに、じぇじぇじぇーーーーっと叫んでしました、PCの前で。

復縁していたのは知ってましたけど、まさか結婚まで至るとは・・・・。
フェイさん、三度目っす。

いやはや、これじゃCDアルバム作っている場合じゃないわね。

先週はSMAP騒動に驚いたけど、今週はもう、これのニュースだわ!
(強いてこの2件のニュースを関連づけるとしたら、SMAPの木村さんとフェイさんは
「2046」という映画で、恋人役を演じてましたっけ。すっごくきれいなキスシーンが印象的でした☆)

じゃなくて、フェイさんも二コラスもどうかお幸せにーー!

ホントはこの件のニュース映像を探していたら、みつけちゃった14歳のフェイちゃんです!

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by aroe-happyq | 2016-01-19 19:56 | 香港&アジア映画 | Comments(4)
前々から香港映画ファンの友人たちから「はやくみろー」と
言われ続けていたこの作品。

かの「インファナルアフェア(無間道)」以来の傑作香港映画との呼び声高い、
警察映画であります。

警察映画撮らせたら、世界でも、まず香港映画界以上に手練れはおるまいと
いわれるほどの、香港映画の隠れた十八番ですから、
それはもう期待大というところ。

しかも香港資本、香港スタッフオンリーで作った、
昨今ではめずらしい純香港産。
大陸(内地)のおしきせのダサイ俳優もでてきません。
香港・台湾スタッフ&キャストでつくった、久々のやりたい放題の香港映画です(笑)。

もちろん香港では記録的大ヒット(←この街でウルトラ大ヒットした映画は内外問わず、
本当に面白い映画なのです☆映画好きの香港人の目利きはなかなかなのです)、
香港アカデミー賞総なめ、とくれば、もう怖いものはありません。

で、日本公開を待っていて(単館公開)、見逃してしまったわたし・・・・・・。

でBDでも買おうかと思ったら、高いし・・・・・・・・。
(ロードショー公開でない辛いところね)

ようやく廉価版のBDが出て、めでたくゲット!!!!

香港での公開から3年して、やっとみることができました(汗)。



すごく簡単に感想をいいますと、みなさまご存じの「インファナルアフェア 1」
と比較させてもらえば、「寒戦 コールドウォー 」のほうが話が複雑!

ざっくりとでも香港の警察関係の組織を知らないと、若干置いていかれるかも・・・・。
(わたしはかつで浴びるほどみまくった香港映画&ドラマの知識の記憶を総動員して
なんとかがんばれました・汗)

1回目みたときの衝撃度は「インファナルアフェア」のほうが大きかったですが、

でも、すごく面白かった!


ぶっちゃけ、100%理解できていませんので、2回目みないとですが、
この中毒性も名作の証かと(笑)。

でもでも、香港という都市は、こういう複雑な物語(しかも警察内部の陰謀モノね)が
よく似合うんですな。
東京はまだ、まだここまで洗練した組織モノを描けるほど、垢抜けていないです。
(それは映画制作陣の能力とか、精神年齢とか、そういう部分もかかわってくるかと
思うのですが。まだ日本じゃこんなにキレキレの警察内部モノ映画は生まれせんです、はい)
これまで長年培ってきた、香港のアクション技術もあいまって、
とにかく、かっこいいと思いました。

俳優陣もまた、いいですね♪
主演のアーロン・クォック(郭 富城)とレオン・カーフェイ(梁 家輝)がいいのは当たり前ですが、
「インファナルアフェア」でも大活躍だった、ラム・カートン(林家棟)、
そしてかつて香港映画でたくさんみていた、チン・ガーロウ(錢嘉樂)など香港脇名俳優ほか、
テレンス・イン(尹子維)、マイケル・ウォン(王敏徳)と懐かしい面々まで!!!

あ、そうそう、アンディ・ラウ(劉 徳華)も忘れてはいけません。
出番すくないけど、かなり重要な役でした♪

それから、台湾の若手俳優さんのエディ・ポン(彭于晏)が、今回は意外な感じの役柄で
登場して新鮮でしたし、

まさかの登場!!!廉政公署(香港の公務員の御職監察機関です)の
できる署員こと、アーリフ・リー(李治廷)くんの役も素敵でした☆

そして、90年代香港映画をみていた人には超なつかしの、チャーリー・ヤン(楊采妮)!
(日本では「天使の涙」のぶっとび娘役でおなじみかしら??)
15年以上のおひさしぶりですが、大人の美人さんにおなりで。
いやはや、嬉しい再登場でありました。
(かつてはすんごいハスキーボイスでしたが、きれいな声になっていたのに驚き)

ただ、誰を信用していいのか、みんな信じられないといったストーリー展開なので、
「あ、こいつ。裏切るかも」と思わせる演技がみなさん秀逸!!
(なかには本当に裏切り者がいたんですけど。あまりにびっくりした人も、そうでない人も(笑))

そうした複雑な人間模様もさることながら、アクションがまたすんごい。
火薬使ったですね~~~~っ。すごい量でしたねーーーっ。
ただ、火薬の使用量で映画の善し悪しをきめる、香港下町のおばちゃんたちを唸らせた、
ジョン・ウーの「男たちの挽歌」の時代と違って、ちょいちょいCG使ってるんでねー。
生火薬の迫力は往時をしのぐことはできないものの、映像的には迫力満点でした。

そうしたわけで、本当に面白かった!わけですが、
ただですね・・・・ラストが・・・・・・・「つづく」なんですよ・・・・・・。

なんでも、いまちょうど、「寒戦2」撮影中とのことで、
いろいろ大物俳優の起用が取り沙汰されておりますが、
はたして!!!!「パート2なんて、1をこえないよ」といわれるなか、
そのジンクスをこえた「インファナルアフェア」シリーズのように羽ばたけるのか!?

そんなわけで、この作品の真の評価は実はこれからにかかっております(笑)。
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by aroe-happyq | 2015-12-11 18:05 | 香港&アジア映画 | Comments(0)
香港の巨匠こと、ジョン・ウー監督といえば、鳩。
平和の象徴として、監督は自分の作品のどこかに、
鳩を出さないと気が済まないらしいのです。

なので。
このほど台湾観光局に依頼されて、「人在日本心留台灣 Time for Taiwan 」という
木村サンを起用してつくられたCMでも、
やっぱり、やっちゃっている!!

・・・が、もう鳩が多すぎて、平和の象徴などという穏やかなレベルではなく、
まるでヒッチコックの「鳥」状態!!

冒頭、木村サン、かなり鳩に襲われてませんか!?(笑)
こ・・・こわっ!(汗)



むしろ、ヒッチコックの「鳥」のリメイクを、ジョン・ウー監督でみたくなってきました☆


さてさて、「孤独のグルメ 台湾編」いよいよ今週金曜深夜からですネ♪


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by aroe-happyq | 2015-10-20 18:22 | 香港&アジア映画 | Comments(0)
わたしにとって忘れられない名作「非情城市」の監督、侯孝賢(ホウ・シャオシエン)の
8年ぶりの新作、しかも時代モノ!!!ということで、みてまいりました。
(先日レディースデー利用で「Ted2」にいったら、SMT会員なので鑑賞クーポン割引できたので
久々に週末に(笑))

公式サイト→こちら

まず、最初に申し上げておきたいのは、わたしはけっこう気にいってしまいましたが、
万人におすすめできる映画ではありません(爆)。
なので、オススメ記事というより、ブログにありがちな、だらっと感想記事です。

ええと、日本版の予告はこんな感じ↓


これをみると、武侠活劇映画みたいですが、さにあらず!
風がそよぎ、鳥がさえずり、どこまでも「静」で、たいへん美しい映画ですが、
活劇ではありません!!!

そもそも原作が唐代の伝奇小説ということで、古典ですので、
基本的にゆるいわけです。アクション描写なんていう小説技法のない時代の作品だし、
古龍作品のような活劇ではありえないということです。

それじゃ環境ビデオ的かというとそうでもなく、最小限の台詞のなかの情報をたどると、
そこそこストーリーは起承転結、おぼろげながらあるのです。
前評判で、「わけわかんね(日本の映画評)」という話だったし、
この監督の時代モノといえば、「上海花 フラワーオブシャンハイ」という清朝の花街映画
があって、登場人物のアップほぼなしで、遠くでなんかやってるぞ!?という作品が
あったので、これですでに鍛えられているし、覚悟もできていたので、
鑑賞して、むしろ「ストーリーがちゃんとある」ことに感動してしまいました。

ただ、ほかの観客をみると、わたしの右隣の30代ぐらいの男性は始終あくびをし、
左隣の若い男性は途中から爆睡(いびきまでかいてたよ!(笑))というわけで、
かなり討ち死、続出(爆)。終わったあとなどは「1800円かえせ」とぼやく、武侠作品と勘違いして
きてしまった男性までいらっしゃった始末。
(なんか「楽園の瑕(原題:東邪西毒)」の香港公開時の映画館のよう!?(笑))
覚悟をもっていどまないと、なかなか手強い映画のようでした。

台湾の予告映像はこんな感じ↓


攻略ポイントは少ない台詞ながら、きっちり説明している人物相関図を覚えられるか、
それにかかっているかもです(笑)。
(ただ節度使とか歴史用語が出てくるから、唐代の事情を少しわからないとこれまた厳しいか・・・・)

ただ、重要人物のなかで、説明ほぼなしの謎の人物がおります。
妻夫木聡演じる、「磨鏡少年」です。
妻夫木さん・・・・・30代なんですけど「少年」なんですね・・・・・(笑)。
(日本字幕では青年になっていましたが、もともとのキャラ名は磨鏡少年デス)
旅を続けながら、鏡磨きをしている若者なのですが、けっこう動きが素早い、名無し少年。
劇中、「磨鏡少「」から身の上が語られることはなく、回想シーンで故郷に妻がいて、
妻は雅楽を舞えるらしいということが台詞なしで映像で語られるのみ。
妻夫木さんなんで、日本人としては「この人は日本人だよなぁ」と思うわけですが、
公式サイトやあらすじ紹介で、「遣唐使の日本人」という情報が公開されているのみ。
ヨーロッパの人はみていてどう思っただろう(笑)。
だけど、この人物だけが、刺客として育ち、凍りついてしまったヒロイン聶隠娘の心を
溶かしていく力を有している、すごいキーパーソンなのです。

そのヒロイン、聶隠娘を演じるのはスー・チー(舒淇)。
コメディ作品が多い彼女ですが、今回はクールで、カッコイイです。
始終、表情がかわらないのですが、心のうちにはあたたかい血が流れてる、
刺客になりきれない女性でもあります。
その彼女に、笑顔をもたらすわけですから、磨鏡少年おそるべしです。
(アップなんかにならないので、少年とヒロインが大自然のなかで再会する、
ふたりの小さい姿は大きなスクリーンでないと、顔までわからないかもですが、
たしかに聶隠娘は明るい表情を少年にみせているので、この映画をみる方は要チェックです)

これ以上ネタばれしませんが、予告編でもあるとおり、いわば敵役の
張震演じる田季安がはたして本当の敵役なのかどうか!?
というあたり、謎が解明されていく過程が面白かったです。

それから、↓こちらは今年5月のカンヌ映画祭で公開された予告映像ですが、
(これをみて「絶対に日本公開したら、観に行く!」と決めた映像でした)


どこかでみたことありませんか?この建物。
実は「ラスト・サムライ」でも使っていた、日本の兵庫圓教寺でロケしたそうです。

今回、ちょいちょい、日本の寺院の回廊を使ったシーンが登場し、
たしかに唐代ちっくなものを探すと、日本の寺院のおもむきがもってこいなのですが♪
これがまた映画に華をそえていて、ほかの大陸の風景と違和感なくとけあっているのが見事。
それもこれも、侯監督が台湾の人だというのが大きいのかも。
こんな発想はコッテコテ大好きな大陸監督にはないわな~~~~。
古刹や自然の美しさをこれみよがしに、虚飾まみれにせず、
ありのまま、素朴に描けるのは台湾や日本の監督にしかできないことでしょう。
大陸映画でも唐代を舞台にした作品いろいろあるけど、CG使って、バカでかい宮殿とか
広くて、大ききゃいいのか(ついでにモブシーンの人数もハンパないので)多ければいいのか
とうんざりする映画が多いなか、
侯監督はしっかり時代考証をして、古めかしくも美しい唐代の雰囲気をしっかり伝えてくれているので、
やっとみたかった唐代モノ作品と出会えた喜びがありました。

とにかく8年以上もかかった労作。
撮影も何度も中止になったり、主要人物の演者さんたちはよくぞ最後まで
撮影につきあったな、すごいなぁと感心しきりです。
舒淇、張震はもちろんですが、妻夫木サンも!
(王家衛監督だと当たり前かもですが(笑))

わたしはとても楽しかったので、BD出たらゲットしちゃいそうです♡


ところで、最後に・・・・・。
この映画を観にいったら、杉浦日向子原作の「合葬」の予告をみせられたのですけど。

わたくし、この漫画大好きなわけですが・・・・・。
彰義隊はよせあつめの集団だけど、ええと、3人の主人公たちってみんな江戸っ子侍だったはずですよね?
江戸育ちの若者がもつ、そこはかとない洒落っけとか、まったく皆無なんですけど。
集団で歩いているシーンの私服!?が、ただのこきたない田舎浪人にしかみえないし。
・・・・・ヤバイぐらい、江戸侍らしさがなさ過ぎて、ついつい笑ってしまいました。

幕末モノというと、なんでもかんでも西国志士的テンションと決まっているようですが、
江戸産の志士はぜんぜん違うテンションなんで・・・・・。
せっかく杉浦さんの作品の映画なのに、嗚呼、がっかり。

だけど、なんか・・・・・新選組!の斎藤一(asオダギリジョー)がいるんですけどぉ!??
姿かたちが同じすぎて、ドキドキしちゃいました。
(斎藤、いつのまに彰義隊にからんでたんだ的な・・・・・・(笑))

以上おまけでした。
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by aroe-happyq | 2015-09-13 19:21 | 香港&アジア映画 | Comments(8)
5月にテレサ・テン(故人)とのデュエットバージョンを公開していましたが、
今回は王菲ソロバージョンの公開です☆





そうえば、アルバムリリースとか、そういう話はどーなってんだろ、フェイ姐さん・・・・・。
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by aroe-happyq | 2015-07-22 10:24 | 香港&アジア映画 | Comments(0)
アジアネタを続けるつもりはなかったのですが、みつけちゃったもので(笑)。

実は松重さん主演のドラマ「孤独のグルメ」が好きだったりしまして、
だいたい毎年7月から放映するので、
そろそろシーズン5の製作についてのニュースが出ないだろうかと検索してみたら、
なんですか、台湾でもこの作品がつくられているとか!

あちらでのタイトルは「孤獨的美食家」だそーですが、
その主演が(つまり、台湾の五郎さん)、
ウィンストン・チャオ(趙 文瑄)さんなんですって!?

えっと、日本だとアン・リー監督作品の「ウェディング・バンケット」とか
「恋人たちの食卓(原題:飲食男女)」に出てたとか、
あるいは、(いや、こちらのほうがわかりやすいか!?)映画「宋家の三姉妹」きっかけで、

ザ・孫文俳優といえば、この人!!
(ってぐらい、孫文役を映画でもドラマでも演じてきた!)

といえばわかる人にはわかるかもしれない(笑)。

とにかく、かっこいい俳優さんでありますが、
↓下の孤獨的美食家のプロモーション映像をみると、
やっぱりかっこいい系の五郎さんなのでした☆
(でもリュック姿がとってもキュート♪)



日本でも字幕つけて放送してくれないかなっっ
なんか、みたくなってしまいました(笑)。

そして、本家のほうのシーズン5も、はやくみたい~~~~っっ
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by aroe-happyq | 2015-05-19 14:23 | 香港&アジア映画 | Comments(6)
回を増すごとに、ショボくなる、東京国際映画祭(汗)。
(とくに六本木にメイン会場が移ってからヤバイ)
すごい身勝手なチケット販売方法なども「改善」されてきてはいるようですが、
問題はプログラム自体・・・つか、根本精神とでもいいましょうか。

そのなかでも、今年の話題は、キャッチコピーがひどすぎるという件。
すでに各方面で話題になっているので、うちで記事にすることでもなさそうですが、
いや~~~もう、これがヒドイのでございますよ!(だからあえて記事にしちゃった)

どんなもんかと申しますと・・・・・・・・・・。

ニッポンは、 世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく

というもの。

もう、自虐にも程がある!と泣きたくなるやら、笑っちゃうやらっっ。

アジアの映画祭のなかでも、唯一のAランクにして、もっとも地味な映画祭だし、
カンヌやベネチア、ベルリン等々に比べたら圧倒的にマイナーだから、
もうほとんど忘れ去られつつある映画祭(涙)なわけですが、
だからこそ、こんな哀しいコピーはやめてくれ。恥ずかしすぎる・・・・・。

なにが恥ずかしいって、「世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった」の

だった」→過去形ね!

さらにトドメの一言、「お忘れなく」ですよ(笑)。

過去の栄光にすがらなくてはいけないほど、日本の映画人はそんなに不甲斐ないとでも?
けっこう良い作品作っているのに!
(とはいえ、今回の映画祭の目玉企画が
ン10年前の自作にすがり続けている庵野秀明特集というのはどーよ、という話もある(爆))

だいたい、映画祭がショボいのは、実行委員会だかなんだか、そういう組織さんのなかに
本当の映画好きがいそうになく、意欲もみえないからで、
日本の映画監督云々じゃないはず。

しかも気味の悪い愛国ちっく的コピーにもみえなくもなくて、
さすがAB首相の政権下の日本としかいいようがありません。
これが政府の推している「クールジャパン」というやつなのでしょうか?
だとしたら、ちゃんちゃらおかしゅうございますな。

で、どうしたらこんなコピーが採用されちまうんだよ、って話ですが。

公式サイトをみていて、ふと気づいちゃったのですよ。
主催は公益財団法人ユニジャパンというところのようですが・・・・。

共催に経済産業省とか、
後援に総務省、外務省、環境省、観光庁・・・・・・・って、

霞ヶ関系が多すぎじゃない!?


こーゆー組織構成だから自虐っぽいくせして、
「お忘れなく」みたいな、上から目線的な言葉が思いつくんだな。

しかし。
こーんな官製の、お役所出しゃばりモードでまともな映画祭なんて実行できるのかしら?

この映画祭、六本木に移る前、
渋谷で開催していたときはもっとキラキラしておりました。
チケット購入もぴあにならぶとか、当日も自由席なので並ぶとか
たくさんの不便があったのですが、いい感じの熱気がありました。

あの頃は協賛企業もすくなくて、会場を貸していた東急と東京都ぐらいで
やっていたのではなかったかな?
間違っても、こんなに中央官庁が出しゃばったりしてなかったのよね。
だから風通しもよくて、不便で、手狭で、観客へのサービスが足りないけど(笑)、また来年もこよう!
と思わせる手作り感があったのでしょう。

東京国際映画祭をまともな映画祭へ軌道修正するには、
官庁の共催や後援を減らして(いきなりなくすと問題もありそうだし(笑))
民間の手に取り戻していくとか、そうでもしなくては
この先、もっとヤバイコピーとか、パッとしないプログラムになってしまうでしょうネ。

だって、映画の名作で、プロパガンタ的な、政府の覚えめでたい作品なんて1本もない。
映画祭だって、同じことがいえるはず。
反骨心に突き動かされたときこそ、芸術もエンターテイメントも
名作が生まれるわけですし☆
映画祭もまたしかりかと。

戻ってくれ、東京国際映画祭!
昔のような、自由な君に~~~~!!
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by aroe-happyq | 2014-10-30 13:56 | 香港&アジア映画 | Comments(0)

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。


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