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東都アロエ

<   2008年 03月 ( 27 )   > この月の画像一覧

旧墨堤通りから大きく寄り道をしました。

墨堤お花見のもうひとつの使命は、
岐雲園跡の看板再調査でありました(笑)。

・・・こんなシュミ丸出しの探索なので一人旅だったりします。
百花園の座敷でお茶会など・・・・ひそかにもくろんだりも
しましたが、今回は探索優先としました(涙)。

昨年の調査では、いくら探してもみつからなかったのですが、
文京区のサイトでは看板があるといふ。
・・・・・・・これは捨て置けない、ということで再びかの地へ。

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桜がとってもキレイ♪・・・ではなく、あたりを再度探す。
白髭公園あたりはとくに見て歩きましたが、どこにもない!
とうとう思い余って、交番に尋ねてみました。
(昨年は休日で閉まっていたのでした)
親切なみなさんで三人もで対応してくださいまして、
「見たことないです」とのお返事で。
「もしかしたら撤去してしまったのでは」とアドバイスをいただきました。
(ありがとうございました)

・・・・・・撤去か・・・・・・。
長崎の「御目付屋敷」の碑以来だが、ままあることだ(涙)。

ということで、とりあえず結論は「撤去」ということで。
もしもこの1年以内で見かけた方はどうがご一報ください。

哀しいので榎本像に挨拶でもと歩いていると、

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ちょっと古めの地図発見。

真ん中の「榎本武揚像」と、そして現・白髭公園付近に「岩瀬忠震終焉の地」が!

やっぱり、昔はあったんだーーーーーー。
それを知っただけでも嬉しいっす。
榎本像を見に行こうと思わなかったらこの地図に逢えませんでした。
(榎本子爵、感謝します☆)

で、春の榎本武揚像は・・・・・・・

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緑に囲まれ、桜をバックにして立っておられました。
(近くに寄れなかったのは、先客のおばさま達が榎本さんと記念写真を
とっていたから。どんどん人気を集めてください、榎本さん!)


この後は百花園に行き、桜餅を買いに。

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うまく桜が入りませんでしたが、榎本子篆刻の桜の碑です。

南下して、三囲神社の前を通りました。

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只今、改修工事中みたいです・・・・。
さてこの神社の前も、実はちーさな榎本スポットなのであります(笑)。

『史談会速記録』290号(合本39)の山崎有信談話に・・・・・

榎本子爵が逓信大臣として登庁している頃でありましたが、
或る時退庁しまして、寒い初冬の風を厭いつつ、馬車を三囲神社の前まで
軋らせて来ると、堤の上に垢染みた袷(あわせ)一枚で、
寒そうに歩いている男が居た。榎本さんは何心なく其の顔を見ると、
この者は函館五稜郭の勇士石川治兵衛という人だった。


・・・・これは有名なエピソードです。
この後、榎本さんが自宅へ連れ帰り、襲職の斡旋までするという続きがあります。
加茂さんの榎本伝記本やもっと古いものでも
みかけた話ですが、これがちょっと事情が違うらしい。

(子爵榎本武憲氏曰く石川氏は五稜郭の勇士に非ずして亡父少年時代の
朋友にして度々向島宅へ出入せり。予も一面識あり)


どうやら五稜郭とは関係のない、三味線堀の幼馴染だそうで、

子爵はまず馬車に乗れと、手を執りて引上げ、同車して枕橋の八百松へ引返し、
酒を酌交して久々の談話をなし、これから乃公が世話をしてやると再び邸へ連れ行き
両三日留めて置いて就職させたが、今はその人恩給金を得て安楽に暮らしてるという


まずは料亭八百松へ!
と飲みにいくあたりが、榎本さんらしくて素敵です(笑)。
(ホントに八百松は榎本さんや永井さんの御用達のようです)

伝記にある五稜郭の関係者ではなく、幼馴染を助けるというほうが、
なんだか温かいお話のような気がしまして、これを読んでからは自分としては、
三囲神社は「憑神」スポットというより、釜さんスポットとなりました(笑)。


最後は、墨田公園の一枚。

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こちらに写っている白い鳥の群れ、カモメなんですっっ。
こんなに多いのは見たことがなく、ちょっとびっくりでした。

・・・・・さすが、鷗所・・・・・・だなぁ(笑)と、しみじみ黄昏れていると、
ぶわっと飛び立って、すごい低空飛行で向かってきおった!
ぶつかりそうな勢いで去っていったのですが、
・・・・・カモメは、カラス以上にこわかったです・・・。

これで心置きなく仕事モードに戻れます☆
次週はちょっと更新が滞るかもしれませんのでよろしくです。
(ただわたしには仕事に追い詰められると逃避行動として、更新に走るという
病があるので(笑)、さくさく更新していたら、「追い詰められているな」と御一笑くださいまし)
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by aroe-happyq | 2008-03-29 10:38 | 江戸東京あれこれ | Comments(2)

墨堤の櫻

晴れてきたのでほぼ満開の墨堤に行ってきました。

以前にも申しましたとおり『永井介堂詩集』で
墨堤の素晴らしさを・・・・・刷り込まれたので(笑)、
本当にそうなのか、これは実際みるべき!!と思ったもので。
(来週は仕事キツイんだーと自らに言い訳して(汗))


さて、そういうわけで今回の墨堤のイメージは、
幼い頃に行ってそれほど感動のなかった新墨堤ではなく、

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この旧墨堤です(笑)。
2008年の墨堤でどこまで味わえるか??
頭のなかの想像(いえ妄想)スイッチもONに!


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勝さんと桜。
彼は今日も海を指差していた・・・・。


コースは昨年7月とさほどかわらないので、スタートはやっぱり
勝さんから!

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水上バスのりばはすごいことになっておりましたが、
こちら側の混雑はまだそれほどでも。
しかしすでに酒をのむ人々、焼きそばが美味しそうな出店、
向島のお姐さんまで御出張りで、すでに桜まつりモードです。
おそらく明日、あさってはすごい賑わいになることでしょう。

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こうした桜並木がずーーっと続きます。見事です。

これがかつては両側にあったのですから、圧巻ですね。
・・・・介堂先生が詩をたくさん残されるのも不思議ではありません。

ではここで早くも岩瀬鷗所の作をおひとつ。

櫻花

人趁芳辰笑語譁
呼名作樂豈虚誇
蜀紅洛艶無顔色
亞細洲中第一花


(『江戸』7巻 蟾影集 より)

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岩瀬鷗所というのは向島に住んでから名乗るのですが、
(つか忠震て名前、井伊政権に禁止されちゃいましてね)
鷗=カモメ・・・・たしかにカモメは隅田川をたくさん飛んでおりました(笑)。


では噂の永井介堂氏(尚志って名も禁止でした)の作も。
こちらは文久2年ごろ・・・・つまり自由に外出できるようになってすぐの作です。
岩瀬を偲んで墨堤に通い始めた頃です。

三月望前一日濹堤看花

為嫌俗子撹芳塵
破暁閑採堤上春
衆口皆言櫻十里
阿誰真箇見花人


(城殿輝雄著 『永井玄蕃頭尚志 』収録 詩集 より)

・・・・・いきなり辛口ですが、同意でございます(笑)。
それほど墨堤の桜に愛情があったのでしょう。

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隅田川の対岸も見事です☆


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この塔は昔の写真に映っているのと似ており、
かつての風情を感じさせてくれます。

たっぷり桜並木を堪能し、高速道路の下をくぐり、
墨堤通りに出たら、すぐそこに榎本別荘推定地(文京区による)がみえました。

そこから旧墨堤通りへてくてくと歩きます。

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こここそ、かつての墨堤です。
このまま向島百花園へも足を延ばしました。

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この座敷といえば

隅田川 誰をあるじと言問はば 
 鍋焼うどん  おでん燗酒

・・・・の榎本氏ですが(笑)、桜とよく馴染みます。

後楽園よりも素朴ではありますが、庭園の桜ということで、
とてもカタチに個性があって素敵です。

ちょっと雲がかかっていて、残念。

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心が洗われるようです。

さて、向島でお花見ということでお土産に「長命寺」桜餅を買いました。
実はわたしはたまたま発売時刻に通りかかったので延々と並ばすに買えて
ラッキーだったのですが、
この時期は予約をなさっておくことをおススメします。
(予約しておけば発売時刻を気にしたり、並ばずにすみます)
ちなみに花見シーズンはイートインはできません☆

さきほど食べましたが、美味しかったです♪

ラストは牛嶋神社(墨田公園)の桜を。

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実はまだ続きがあります(笑)。
大きく寄り道をしたのでありました。
(これがあるからこの花見も一人旅なわけです(爆))
花より総裁&岩瀬さん特集・・・・ということで、
番外編は明日♪に続きます。
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by aroe-happyq | 2008-03-28 19:50 | 江戸東京あれこれ | Comments(0)


今回は印刷が読めない箇所が多いですっっ。
さらに朝腸撃沈のあたり、文章の脈絡がおかしい・・・のですが(笑)、
ご一笑しつつお楽しみくださいませ。
(今回も全文です)


函館新聞大正7年5月5日 第8回


○池田勝右衛門氏談
七日の討合と云ふものは、今でこそ懐舊(旧)談として話されるが、その時は
魂も奪われる様であったと、常にすえ于刀自は物語っている。
◆回(開)陽は
江差で沈没したのであるが、回天と朝陽が弁天の沖合いで撃ち合をした結果、
長(朝)陽が七重浜で沈没と云う大活劇のため、賊軍の敗北
===五稜郭の運命決すと
云う事になり、ソシテ三日を隔てた、

十一日の大戦争

は、海に於ける砲煙魚属を驚かし□陸に敵味方火蓋を切り、
大刀に火花□散らした處□、函館山の背面□□(より?)、
◆官軍は
猛虎の勢ひをもって現われて来た。====湾内の七日の撃ち合も物凄かったが、
十一日の大戦争三方四方より攻めて、非戦闘員を見て
「……逃げろ逃げろ」と云□□意の声に、危険な場所に避難した人たちは
右往左往に逃げたが、湾内の艦は舷々相摩すと云う光景にて、
遂に敵の海軍は力及ばず、全滅と云う事になり
◆其の日
午後一時か二時ごろに至って、久しく官軍に抗したお台場も陥落と云う事で、
====徳川の流□を汲んで、再び葵の花咲く時もあろうとした幕軍も
五稜郭に立て籠もったまま、
表立った人達は夫々軍門に降る事にになったが、
サア敗軍の将兵□従わすべからずと、無論朝敵となった人々は、生命はないもの
◆出来る
事ならば助かりたいと、
===いよいよ戦争が終わって池田の家族も島の自宅へ引上げ。
夫々取片付けをしている最中に、助けてくれ、隠もうて貰いたいと申し込んだ人も
多いそうだが、後の祟りが恐ろしい、シカモ捜索隊が八方に出て、
すこぶる捜索が厳重であったので、□れも態よく謝絶したが、
此の秋と春とに亘った戦争中、敵味方より嫌疑を蒙った
◆砲門に
釘を打ち込んだ者のことや、
其の他で先代勝右衛門氏もひとかたならぬ苦労もあったが、
□中すえ子刀自はまだ年若い頃の事、殊に妊娠中に尠(すく)なからず
気を痛められたので、折々函館戦争の話が繰りかえされた。
ここに池田家 少年大川源太郎と云う面白い話がある。




「十一日の大戦争」のところだけメガ文字になっていたので、
原文を尊重してみました(笑)。


それにしても本日は曇り&雨という予報でしたが、・・・・晴れてますな☆。
そろそろ墨堤の桜は満開でしょうか♪
散策してこようかなっと思います(笑)。
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by aroe-happyq | 2008-03-28 10:06 | 箱館または釜さん | Comments(0)

小石川後楽園からちょっと歩いた(7分ぐらい???)ところに
堀さんのお墓があるので、行ってきました。

幕末三傑といえばさまざまな組み合わせがありますが、
MY幕末三傑といえば、岩瀬忠震、永井尚志、堀利煕だったりするので、
堀さんへも早くご挨拶がしたいところでしたが、冬は寒いので(笑)今になりました。



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こちらの源覚寺は眼病平癒の「こんにゃくえんま」として有名で、
お堂の前には山のようにこんにゃくが供えられておりました。

さてそのお堂の向かって左側の墓地の一番奥の隅っこへまいりますと・・・・


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ちゃんと看板があります!
(岩瀬だけかぁぁ・・・。ないのは・・・・(涙)。ゲームの木札はあるのに(爆))

堀織部正の箱館奉行としての功績は看板一枚では足りないものが
ありますが(笑)、函館でも東京でも忘れられがちの現状を思えば、
看板があるだけでもよかった、と思いましょう(涙)。

堀家といえば、利煕のお父さんも注目です。
堀伊豆守利堅さんといえば、大阪東町奉行へ赴任早々(それも初巡察ですよ)、
あやうく大塩平八郎に殺されかけた(奉行爆殺計画)、貴重な経験の持ち主。
(密告のおかげで未然に防げましたけれど。これが大塩の乱摘発のきっかけに)
泰平の世のなかでひとりテロリズムの恐ろしさを知った男だったりします(笑)。
この父にして、あの息子。熱いわけです・・・・・・。


さて、問題は肝心の墓石ですが・・・・・・・・・・・・・。
いろいろな堀さん文献で・・・・写真だけはみているのでショックは少ないのですが、
やはり実際に見るとなると、やはりちょいとびっくりしちゃいます。

というわけで今回は写真出しますよーーー!!
(これは言葉ではうまく伝わりませんものっっ~~)






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・・・・・なんだか、石の摩天楼状態・・・・みたいな(汗)。

マンションに囲まれたお寺さんですし、古いお墓もこの堀家だけが残ってる状態
なのでやむおえないとは思うのですが、いやーそれにしても。
この堀家大集合はどーなんだか????(笑)


さてここで問題です、堀織部正利煕さんはどこにいるでしょうーーー???




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正解は、仏さまの真後ろです。


林晃による「爽烈院堀君墓表」もちょこーーっとしか見えません。
(『事実文編』4 (ゆまに書房)もしくは『江戸』の「箱館鎮台資料」に全文あります☆)

看板があるわりには、みえにくいんです(涙)。


写真にははいりませんでしたが、お花もありましたので
まったくのないがしろ状態ではないのですが、
でもちょっと狭い・・・・・・・・っす。


華麗に残る大名庭園と、このとある旗本一家のお墓。
この両者の差を思うと、
つくづく旗本って、日陰に咲く花・・・であります。
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by aroe-happyq | 2008-03-27 10:34 | 外国奉行ズ | Comments(0)

小石川後楽園の桜

本日、二個めの投稿です☆

時間があったので、花見でもいくか!と思ったのですが
予定していた向島はまだ5分咲きらしい・・・・・ということで、
とりあえず(笑)、満開表示の出ていた後楽園に行ってきました。


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満開でした♪

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ここの名物、枝垂れ桜さんです!


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下からみた、桜です(笑)


さすがは水戸さんの庭園。数ではなく、姿で魅せる桜。本当に可憐です。

それほどの混雑でもなく、たっぷり散策させていただきました☆


おおっと、幕末関連モノをちょっと紹介♪

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藤田東湖の記念碑。
江戸地震のおり、
いったんは助かったところ、
ご母堂を救出しようとして家屋に
戻り亡くなられた親孝行な方です。












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水戸斉昭の碑・・・。
今ではトイレの目印♪
(石碑は木陰にあるのですが、
見えます??(爆))










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桜の下には、

「陸軍造兵廠・東京工廠跡」の碑が。

こちらも明治以降さまざまな軌跡をたどってきたようです。









ほかにも京風庭園らしく雅な築山、橋もあり、
また鳥や鯉、美しい花もたっぷり堪能いたしました。

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人気者の鳥でした↑

今回は花見の記事なので、このほかの紹介は割愛させていただきます☆

久しぶりに来てみた後楽園。
・・・・・やはり噂どおり、隣の遊園地のアトラクションの騒音が大きく、
ご近所の方々はさぞかし迷惑なさっておられることでしょう・・・と思いました。
ほんの滞在時間の短い自分でも、とても気になりましたので。

しかしそれを差し引いても、やっぱり後楽園は見事な大名庭園です。
梅や藤で有名ですが、こちらの桜もなかなかでした♪

すっかり満足したので(笑)、増上寺もあるし、
・・・・・向島は・・・来年にでもするかな☆
(ちょうど見ごろの時期、天候がよろしくないようだし)


この後、寄り道したのですが、それはまた明日にでも。
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by aroe-happyq | 2008-03-26 18:18 | 江戸東京あれこれ | Comments(2)

花見情報をみていたら、発見!


『将軍墓所特別公開』  
場所 安国殿裏(あんこくでんうら)にて  
日 時 4月2日(水)~8日(火) 午前10時~午後4時
江戸幕府徳川家御歴代将軍霊廟に特別参拝できます。


情報源→こちら


墓所というのは、
以前記事にしました御霊屋です。


増上寺も桜の名所のひとつですので、お花見についでにいけたら
いいな♪と思います。
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by aroe-happyq | 2008-03-26 09:54 | 江戸東京あれこれ | Comments(2)

ゲームはほぼ一日に一時間、と決めて(笑)せっせと続けている
「江戸文化歴史検定DS」。


先日、痛恨のミスで問題を答えずゲームアウトになってから、
同じ問題にめぐり合うことかなわず、
ひたすら歩兵屯所付近(ここで安政五カ国条約問題が出た)を
暇さえあればうろうろして、ようやく出題、解答!そしてめでたく木札もゲット!

関連問題に正解すると、その人物の木札が店に並び購入できる
しくみになっているので即買い!!!(笑)


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そしてコレクションに加わりました058.gif
(人物の解説も表示されるのです☆)


なんだか達成感が・・・・・・・・・・・・(爆)。


まだ検定試験も2級以上が残っていて、
クイズのランクももうじき「江戸通」制覇・・・・。
浮世絵のコレクションも揃いつつある・・・なか、
岩瀬の木札にまさるご褒美はありません♪♪

そして木札はまだまだ登場するらしいので、
誰が登場するか楽しみです。
(残る開明派・徳川海軍関係で有名人は榎本さん???)


今までたいていの木札は購入しているのですが、
「本居宣長」「隆光」「高杉晋作」「八百屋お七」
の四つだけは手が伸びません(爆)。
(井伊直弼も木戸孝允もかってあげたのに←えらそうな)
でもこれって・・・・・買わないといけないのかな??(汗)
ちかごろ、ささやかに悩んでおります。
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by aroe-happyq | 2008-03-25 10:49 | ほんの世間話 | Comments(0)


余は長崎に至りて、奉行と蘭人との間に於ける秘密交渉事件にも
特に干与し、蘭人の密談中或いは政府に対して忌憚すべきものありしも、
予て(阿部)勢州の大度量を知るが故に、忌憚からず、
岩瀬修理を経て勢州に密報せしが、勢州逝去の後は嫌疑を避けて
之を止めたり。

※原文はカタカナですが、読みやすくひらがなにしてあります。


これは長崎に伝習に派遣されていたK氏の回想談ですが、
とんでもない告白でもある(笑)。
K氏の告白を信じれば、彼は長崎奉行と出島のオランダ人(伝習教官、カピタン含む)
の会談はおろか、「オランダ語はわからないサ」とタカをくくっているオランダ人同士の
黒い密談に耳をそばだてて、目付の岩瀬修理(忠震)を介して、老中首座の
阿部伊勢守にひそかに通報していた・・・・・というスパイ活動を認める大胆発言!(笑)

時期を特定するのは簡単。「勢州逝去の前」ということで、
K氏が長崎に派遣された安政2年~安政4年6月までの話となります。
ということは、第一期長崎海軍伝習~ニ期にまたがる時期と重なります。


さて、このK氏とは????(ってもうわかっちゃってますよね(爆))


勝麟太郎氏です


なんだかこういうエライ人のためにせっせと危ない橋を渡っている勝さんって
あんまり想像できないのですが(笑)、でもまだまだ駆け出しの頃は
勝さんであっても、こういう仕事をやるんですなーー(汗)。
しかも「勢州の大度量を知るが故に、忌憚からず」って、
けっこう阿部正弘を買ってたりして(爆)。


この談話は篠原宏著『海軍創設史』(リビロポート)の35Pに登場する
「勝安芳説話」(としかなく、出典不明)の一部です。
今回抜粋した部分以外の談話は『史談会速記録』などで読んだ内容と
一致するのですが、この部分の内容だけは初耳。
ちょっと面白いので、紹介してみました。

K氏いえいえ、勝さんのスパイ大作戦ですが、
はたして阿部からの指令だったのか、それとも勝さんの自発的行動だったのか?
もしかすると第三の男の関与があったのかもしれない。
それは「勝安芳説話」の前半部分に、

余は杉を(阿部に)推薦せしに、直に二十人扶持にて雇い入れたり。
之に因りて余の名もまた勢州に知られたるなり。
其の後斉彬候は余に向かひて「勢州に話置きたり」と言はる。
最初余はその何事なるかを解せざりしに、図らずも余は三十俵の小給より
にわかに二百俵の旗本となり、長崎に遣わされ、蘭人に就きて
航海術を伝習する事となれり。


杉というのは勝さんの門人の杉亨二(統計学の祖。自叙伝アリ)のことですが、
それはさておき、やっぱり出ました、島津斉彬。
・・・・・つーか、阿部とどんだけ仲がいいんだよ!
勝サンの長崎行きって、大久保忠寛や岩瀬修理の推薦じゃないの?(笑)
斉彬なの???・・・・・・ということで、策士のこの人が絡むとなれば
タダで勝さんを長崎に派遣するために阿部に推薦したり
しない気がするのです。
もろ、スパイしてきてね♪というような裏約束込み、のような。
(勝麟太郎と斉彬の出会いは、『史談会・・』にもありますが、蘭学好きの斉彬の
洋書の翻訳バイトの依頼者(斉彬)とバイト苦学生(麟太郎)からスタートした、
古いお付き合いだそうです)

それにしても、長崎で船酔いに耐えながら、よく学び、
スパイ活動までやっていたなんて、勝さんホントに頑張りました☆

そしてスパイ行動ですっかり鍛えられた?勝さんは、
第二期伝習の教官カッテンディーケが『長崎海軍伝習の日々』のなかで
語っているとおり、「我々の心のうちをよくわかって」持ち上げるのがうまい
というような、異人との交渉巧者になりましたようです。

それにしても、ふと思うのですが。
このスパイ大作戦・・・って、
もしかして一期伝習総監永井玄蕃頭は知らないのか????(爆)
いちおう・・・目付なんですけどーーーっっ。
(報告は岩瀬ルートだものなぁ・・・・・)
でもなんかこういう微妙な人間関係って面白いデス。



今回紹介しました「勝安芳説話」をこの本以外で見かけた方、
ぜひぜひご一報ください。他力本願でスイマセンっっ。


ちなみに話題にでた『史談会速記録』の勝さん談話は、
合本24 162号~165号
合本40 314号
などなどで読めます。
314号の談話だけは『海舟語録』などのように、くだけた口調の談話ですが、
合本24収録の4本は島津家に招かれて、真面目に語っているので
こちらのほうが読みやすく、信ぴょう性も高い(笑)かもです。

【追記:3月31日】
「勝安芳説話」は『阿部正弘事蹟』で「諸家説話」のひとつとして
登場しておりました。・・・・またこの「諸家説話」かぁぁ・・。
永井の談話もあるし、「諸家説話」そのものを読みたいのですが、
阿部家所蔵としかなく、こちらも火事で散逸したようで。
とりあえず、ネタ元は明らかとなりましたのでホッとしました。
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by aroe-happyq | 2008-03-24 11:14 | 長崎伝習所系 | Comments(0)

いよいよ開花しました

うちの近所の桜も、ぽつぽつ咲き始めました。


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この調子でいけば見ごろは今週後半でしょうか☆



ではここで「永井介堂詩集」からおひとつ(笑)。


櫻花欲開   (明治17年春)

萬蕾點[糸土]猶未伸
美人含笑縮芳唇
此中更有多情在
自勝香雲爛漫辰


※[糸土]の字は文字化けしてしまうので
こういう形で打ちました(大漢和がないと意味さえわからん(汗))

明治8年に向島の岐雲園に住んでからというもの、
毎年毎年・・・・墨堤の桜を詠んでいた、永井さん。
もちろん夜桜散歩あり、長命寺の桜餅あり・・・・・
花見に墨堤を歩いていたら栗本匏庵とバッタリ会った
(で、そのまま酒を飲みにいった、とか)
などなどさまざまなエピソード満載なので、
読んでいて飽きないのではありますが、それにしても多いのです(笑)。
ここの桜が大好き、みたいデス。
江戸時代からの桜の名所なので、当然といえば当然ではあるのですが。
さらに墨堤の桜といえば、榎本子も保護活動をしていたこともあり、
徳川海軍ファンとしては、番外として押えておきたいポイントです。

なんだかんだいって、永井詩集にすっかり洗脳されてしまったので、
今年は詩集でも持って(爆)、
墨堤(厳密には「ない」ですけどね、埋め立てて、高速道路できちゃって)
散策でも・・・と思います☆
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by aroe-happyq | 2008-03-23 10:09 | ほんの世間話 | Comments(0)

江戸文化歴史検定DS 。
クイズで2日鍛えたけれどまともな学習もなしに不合格覚悟で
参級検定を受けたら・・・・・見事合格してしまった今日この頃(汗)。
(とはいえ、参級だからできた話。おそらく弐級はちゃんと準備を
しなくてはマズイはず・・・・・・・・・・(笑))


さて、笑撃のタイトルの本題にはいりましょう☆


Akiさん宅で教えてもらった、
チーム箱館からのラブレター」というのをやってみました。


すると・・・。


はな。ちゃんへ

会う事も少ないし、話す事も多くはないんだけど、
何かに夢中になっていないとすぐにはな。ちゃんのことばかり考えてしまうんだ。
こんなに誰かのことを好きになるなんて、自分が一番びっくりしてるんだ。
気が付いたら鶉峠の戦いで、彰義隊屯所で、室蘭ではな。
ちゃんの姿ばかりいつも探してて、いないって分かってるんだけど変だよね。
今日の朝、見かけたときに何度も話しかけようともしたし、
何度も思いを告げたいと思ったんだ…。
でも、出来なかった。
俺はもう、人を好きになってはいけない、好きになる資格なんてない。
俺はもう、幸せにはなれないんだ・・・。
だけど、どうしてもこの想いは伝えたかったから。
星恂太郎がはな。ちゃんに興味あるって言ってた。
一番の親友の星恂太郎なら、きっとはな。ちゃんの事、
幸せにしてくれると思うんだ。
お願いが一つあるんだけどいいかな?
はな。ちゃんが好きな弁天台場、頑張って手作りで作ってみたんだ。
3月25日にお家に届くと思うから。喜んでもらえるといいんだけど・・・。
最後まで読んでくれてありがとう。

大好きだよ。伊庭八郎より



差出人は、伊庭八郎!!!!?

・・・・・一部例外を除き、
美醜にかかわらず、ちょんまげオヤジばかり追いかけている
マイナー街道まっしぐらのわたくしめが、
こともあろうに幕末一代色男さんの伊庭さまから頂戴してしまいました。
「これはなにかの間違いのはず」と何度かやり直しても(爆)伊庭さんだった
ので・・・・・冷静になって全文を読んでみると・・・・。


来週の火曜日に弁天台場が
うちに届くらしい!



伊庭さんのお手ずから・・・・というすごいプレゼントですが、
台場・・・・、うちに入るかな・・・・・・・(爆笑)。


などなど、とっても楽しんでしまいました☆

ちょっと検索してみたら、新選組隊士(組!)からのラブレターにも出会いました。
・・・・・なんと、土方さんからラブレターがきてしまいました。

伊庭さんとか、土方さんとか、超級スターのみなさんからいただくなんて、
恭悦至極でございますっっーーーーー(汗)。
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by aroe-happyq | 2008-03-22 10:16 | 箱館または釜さん | Comments(8)