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東都アロエ

数年前から東京都写真美術館で開催されてきた、
夜明け前 知られざる日本写真開拓史」シリーズですが、
今年はいよいよ北海道・東北編です!

北海道といえば、田本研造の写真が有名ですが、
今回の展覧会でももちろん、田本写真が登場するということです♪

公式サイト→こちら

上記サイトのメインお写真も、土方氏です!

《開催期間》
前期 3月5日~4月7日
後期 4月9日~5月6日
(休館日などは公式サイトで確認してくださいまし)

たとえば、
田本写真のなかで榎本釜次郎&榎本対馬ことW榎本ズは前期、
土方歳三は後期なので、
(一緒にセットで展示してくれよーっっ)
公式サイトの展示リスト(PDF)をばっちりチェックして
自分のお目当てを逃さないようにしてくださいね!

わたしは上記の3人のほか、全期登場の大槻盤渓さんが楽しみ!
(ただ大槻3代集合写真とかほかの大槻家は後期前期とバラバラなんですよね~~)
それから、函館全景写真が多数登場なのも嬉しいです☆

結局、前期&後期と2回に行くことになりそうです(笑)
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by aroe-happyq | 2013-02-27 18:03 | 箱館または釜さん | Comments(0)

いや~~もうビックリ!

yahooニュース→こちら

記事を一部引用すると、

同作は1905年の横浜が舞台のアクション大作として準備が進められていたが、
尖閣問題を受け、レオンが日本映画に出演することが中国で問題となり、
製作が頓挫し資金繰りがひっ迫。
今月20日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

※レオンって、トニー・レオンのことデス

とのことですが、映画製作の中止もさることながら、
中止の理由が、

配給会社「プレノン・アッシュ」の破産

というのが、とんでもなくショック~~~~っっ

王家衛ファンとして、
本当ぉぉぉぉにプレノン・アッシュにはお世話になりましたので。
この配給会社がなければ「欲望の翼」も「恋する惑星」も「天使の涙」も、
「ブエノスアイレス」も日本の映画館で上映されたかどうか・・・・・。

青山のシネシティもよく通いました。

この映画が楽しみ(ん~でもぶっちゃけヒロインに不安が・汗)だったのは
間違いないのですが、香港映画、とりわけ王家衛映画にとってたいへん
馴染み深い配給会社がなくなってしまうのは・・・・・さみしいです。

いろいろ書きたいけど、頭のなかが混乱しているので、
とり急ぎ、記事UPしまーす

【追記】 

その後に出た記事もリンクしておきまーす

産経ニュース→こちら

毎日新聞→こちら

・・・・・ただ「レオンの出演が中国で問題視」とあるけど、
トニさんは香港人なので出るときゃ出るでしょう。
むしろ問題だったのは《一代宗師》の追加撮影のほうだったんじゃ・・・・(笑)。
(昨年12月までやってましたでしょっっ)

そういえば、「ブエノスアイレス」BDって
発売元がプレノンさんだった気が・・・・。
(今手元にあるのを確認したら、そうだった)
このままだと廃盤になっちゃうのだろうか・・・・(汗)。
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by aroe-happyq | 2013-02-25 19:54 | 香港&アジア映画 | Comments(0)

今日も寒波・・・・・・。
今年はずっと寒くて、なかなか遠出(歩いていくつもりだったので、遠出・笑)
ができませんでしたが、このままでは3月になってしまうので、
ついに、
「明治12年明治天皇御下命人物写真帖4500余名の肖像」 展@三の丸尚蔵館
いってまいりました。


公式サイト→こちら


本日は東京マラソンの日にて、都内は交通規制があるので、
それを避けるために、皇居東御苑には北桔門から入園。

本当は梅林坂の満開時期を待っていたのですが、
いつまでたってもあたたかくならなかった・・・・。

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半分くらいかな・・・・咲いていたのは・・・。

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見物客さんはたくさんいたのですが、いかんせん寒いのだっっ。

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さて、いよいよお写真を見に!

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これまた休日なので、けっこう人出がありました☆

わたしの最大目標は、もちろん!

勝海舟&榎本武揚こと 
二大海軍卿!のお写真!!


それから箱館脱走連のみなさん、長崎海軍伝習関係者などなど。
・・・ま。圧倒的に可能性の低い人達狙いなんで、あんまり期待はしてなかったけど。

ええと、展示はパネルと、写真帖の生展示の二種類でした。

結果から申しますと、二大海軍卿はパネル展示、
生写真展示は、大鳥圭介氏(しかも2種類!!!)を拝見♪

・・・・・・・・識っている人の生写真があっただけで、マジでラッキーです(笑)。

榎本さんのは前にも見たことがあったお写真でしたが(海軍卿の頃の男前写真)、
勝さんのも含めて、ホントは生でみたかったなーと。

そういえば、パネルには高須4兄弟がいた!
(四ッ谷荒木町4兄弟・・・・。なんか最近、よくみかける気がする)

それから大久保一翁さんもいた!

ちょっと意外だったのは、写真帖唯一の外国人がシーボルトの息子さんだったこと。
(パネル展示のほうで、出てました)
イギリス人とかドイツ人のお雇いさんがどっさり出てくるものと思っていたら、
この人選には驚きました。


・・・・・・ま、わたしが興味があった人々は、そんなところかな(笑)。
当たり前のことですが、薩長系とか公家っちが多かったっす。


冷たい突風がふくなか、次の目的地の日比谷の図書館へ。
(そっちでたくさん収穫があったので、満足の遠出でした)

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あんまり風が強くて、波立つお堀(笑)。

その景色からぐるっと、振り向けば。

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東京駅の正面です☆



さて、結論を申しますと、

「明治12年明治天皇御下命人物写真帖4500余名の肖像」 展@三の丸尚蔵館

ですが、

大鳥圭介ファンのみなさん、


行くなら今でしょ!


今でしょ!!



以上でした♡
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by aroe-happyq | 2013-02-24 19:39 | 広く幕末ネタ | Comments(2)

本日2本目の記事です☆
(ジャンルが違いすぎて大笑いっっ)



『グランドマスター』(原題:一代宗師)

5月31日(金)より

TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー




やっと公開日が決まったようです♪

ニュース→こちら
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by aroe-happyq | 2013-02-19 10:27 | 香港&アジア映画 | Comments(0)

前の紀事に続いて、『昨夢紀事』から。

水野筑後守忠徳はハリスと悶着をおこして、
田安家家老に移ってまもない安政5年正月以降、
松平慶永が率先しておこなっていた「一橋慶喜、将軍継嗣擁立運動」に
ハマってしまい(どちらかというとまんまと仲間に引き摺りこまれた・笑)、
慶永の懐刀の中根雪江と柳営有司(おもに永井尚志・爆)のあいだを
とりもつ役割に忙しくしていました。

当然、中根とよく会って話すようになっていたなか、
アノ水野さんにしては珍しいことですが、
若かりし頃の話を語ってきかせたそうな。

此人(水野)の師賢(中根のこと)に語られし事あり。余は・・・・
(『昨夢紀事3』 P354~)

この原文を小説タッチに整えた文章を海音寺潮五郎の本で
みつけたので、読みやすいと思いますので
そちらのほうを引用します。

拙者は三河以来の譜代でござる故、
何とかしてひとかどのご奉公をしたいものと志を立てたが、
貧乏で窮迫しているので何ともしようがない。
まずこれを何とかして、それからのことじゃと思い立った。
出世を心掛ける者は、普通には権門に出入りして顔を見知ってもらい、
お取り立てを待つのでござるが、拙者はそれを迂遠じゃと思うたから一切せず、
独自な方法をとった。ひたすらに内職にはげんだ。
傘を張り、提灯を張り、せっせと金を貯め、たまった金を権門への賄賂に使った。
二度三度と重ねているうちに、奇策をあやまたず、お使番を仰せつけられた。


ここから恐るべき「忠徳プロジェクト」が語られます(笑)。

ご承知であろうが、公儀役人は病気欠勤すること百日以上になれば
辞表を出さねばならんが、百日未満ならばそれにはおよばぬ規則でござる。
わしはお役付のお礼まわりをした後、当番をひとつつとめると、
すぐ病気欠勤のお届をして引きこもった。
それ故、馬を飼うこともいらんければ、中間や下女を雇うこともいらん。
お役高はそっくりのこる。
それはそのままに積みおき、また内職に精出してせっせとかせぎためた。
九十余日、百日に近くなったところで出勤し、
当番を一度つとめてまた病気欠勤の届を出して引きこもった。
役高手つかず貯蓄、内職かせぎだ。
こんどは世間のいろいろうわさし、親戚もかれこれ忠告や訓誡などしてうるさい
ことであったが、拙者は耳にもかけず、また九十余日で出勤。当番を一つつとめて
おいて、病気欠勤。もうあきれ返って誰も面と向かっていわん。
陰で「あんなことをしていては、いずれお咎めを受けるであろう」などと
ささやくばかりでござる。
しかし、幸い何のお咎めもなくすんだ。また九十余日で出勤したが、
こんどは大分金も出来ていること故、馬、馬具、供まわりなども
ずいぶん見事にして勤務が出来、豊かに賄賂を使う余裕もある。
それで今度は火付け盗賊改めを仰せつかった。
このお役目は勤務ぶりが目立つお役故、勤務に精励したところ、
お見出しにあずかって御目付に仰せつけられ、それから追々にお取り立てに
あずかり、今日の身分になりました。
はじめはずいぶん横着なことをしたものですわい

  (『悪人列伝4』 「鳥居耀蔵」海音寺潮五郎 より)

最後の一文は原文では「始の程は恐れある大膽(胆)を働きしなり」って感じです☆

それにしても、どうです!!!
この壮絶な内職地獄!
傘張りと提灯張りをどんだけやったのでしょうか!

そしてギリギリかつスレスレな勤務態度!
「百日に近くなったところで出勤」ってかなりヤバイでしょう!??
しかもそれを繰り返していたなんてーーっっ
「お役高はそっくりのこる」って給料ドロボーギリギリだぁぁぁ(笑)

「もうあきれ返って誰も面と向かっていわん」
って、さすが水野さん、なにもかも徹底的~~~~っっ(爆)
ハンパな覚悟じゃここまで出来まい!!(←賞めてます)

この話だけでは水野さんが完全にアウトな人になってしまうので、
そこまでやらねばならない背景をみてみましょう。

東京大学史料編纂所データベースでいつでもみられる、
『水野忠徳事蹟』によると、

水野の父は「放蕩人にて極困窮公事出入多し
ということで、水野家はずっと貧乏で、訴訟沙汰も多かったそうな。
さらに「甲子太郎(忠徳の若い頃の呼び名)強情ものにて、
相番中のこまりものなれば親の借金取よくしのぎ居
」たという。

勝海舟同様、お父さんのやりたい放題にかなり苦心した息子さんだったのです。
(って、これで言い訳になるかどーかわかりませんけど・笑)

ちなみに忠徳の役職年表(しかも本人作成。上記事蹟より)をみてみますと。

天保7年 小性組番士
天保14年 西ノ丸目付
弘化三年 使番
嘉永2年 先手組鉄砲頭・火附盗賊改
嘉永4年 浦賀奉行
(以下省略)

・・・・・水野が中根に語った話だと、火附盗賊改→目付といってますが、
正しくは火附盗賊改→浦賀奉行 デス。
(熱く語りすぎて、若干の記憶違いをおこしたものようです・笑)

で、ふたたび『事蹟』に戻ります。

この頃の評判学問にて御目付御用に立つものは水野計り
稀なることなりと然るに性質強情且堅た過て同勤のこまりもの


『事蹟』では目付(ここでは西ノ丸目付のことかと思います)同僚たちと
うまくゆかなかったので、目付を御免になって御使番になった、とあります。

この話はけっこう有名で、
今まで水野=強情者。それゆえに目付から使番にうつされたと
いうような話が知れ渡っていましたが、
水野本人が中根に語ったところによりますと、どちらかというと、
強情が問題ではなく、90日も休む「ズル休み」を繰り返していた
問題のほうが大きかったのではないかと思います(笑)。
(ふつう、アヤシイ病欠の場合、目付が自宅に調査にくるだけど、
水野さんはそれをクリアしたのだろうか。ま、ズル休みがばれたらクビなので
当然、クリアしたのでしょう(笑))

中根に語った「内職三昧」は使番時代をメインにしていましたが、
水野家の経済状態から鑑みるに、西ノ丸目付時代にもやっていたんじゃないかと。
(本丸目付にくらべて、同じ目付でも西ノ丸目付は暇なはずだし・・・・)

つまりは、強情とかいう以前に「あいつ、病欠ばかりしているんだけど」ってことで
同僚に嫌われていたのではないでしょうかネ。
そりゃ・・90日あまり休んじゃ、一回当番をこなして(月番のことかな?)、
また90日休む同僚って、どんだけ病弱!?それにしては元気そう、みたいな。
すんごくうろんな仕事仲間ってことになりますしね(爆)。

しかし天保~弘化時代って(老中首座は水野忠邦)賄賂天国だったんですねっっ。
だって水野忠徳さんは学問吟味で優秀な成績をおさめた
ちょっとした有名人なのに、その水野をしてもこのありさま。

では阿部正弘時代は、どうだったか?
賄賂を受けとらないことで有名だった阿部さんなので、
永井尚志や岩瀬忠震が目付になるころにはそういう金銭のやりとりは
あったとしても少なさそうです。
というのも、永井は本家の美濃3万石の永井家があるからまだしも、
岩瀬家などは・・・・・・とても裕福とはいえません。
目付にしてもらう金などありません(笑)。
(忠震も若いころ、扇子に絵を描く内職やったそーですし)
しかも、目付になりたくてせっせと傘張りをやりそうな岩瀬でもありません(爆)。
(永井の場合、ペリー来航直後、徒頭のおりに提出した「建白書」が
素晴らしい点が大きいと思います。ぶらかし論(@水戸斉昭)全盛のおりに
限定的とはいえ、貿易論を展開しています。しかも「ダメならやめちゃえばいいし」
って洒落てるんですヨ。これで目付に採用されたと思ってます♪)

ということで、行政のトップクラスの人たちの方針の違いで、
官吏たちは運命を翻弄されるのかもしれません。
水野忠徳は少しばかり早めに官吏としてスタートしたばかりに、
かなり危ない橋を渡ることになってしまい、
永井や堀、岩瀬、井上などはちょっと後発だったために、
そんなに賄賂の迷宮にはまらずに済んじゃったのではないでしょうか。
(みなさん、どう思われます???(笑))

以上、天下無双(@岩瀬)と言われた男、水野忠徳のスレスレ過去話でした☆
(しかし、よくこんな話、中根雪江に話したもんだわ・・・)
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by aroe-happyq | 2013-02-19 10:06 | 外国奉行ズ | Comments(10)

前の記事で勝サンが登場したので、
勢いで久々の永井玄蕃頭ネタが登場です。

このブログでいままでいろいろな人物評を紹介してきましたが、
永井の評判って、案外少ないんです。
永井が誰かを評しているのはあるのですけど・・・・。

どういう人だったかを知るには、
ぽつぽつ史料を拾っていくしかないのですが、
今回は松平慶永(春嶽)の懐刀こと、
中根雪江(名は師賢)が語る史料を紹介。

はじめて、中根が勘定奉行永井玄蕃頭に面会して
話した印象をレポートしています。

今日初て鴻臚(勘定奉行のこと。つまり永井のこと)に見えたるに
一面舊識の如くにて底意なく物語らるる洒落温籍の風采多聞に違はすと
心窃に感服せり。
諺に飛鳥も落るとかいへる當路威権強盛の有司の物数ならぬ愚輩をかく人
かましく物せらるるも
皆是公の御盛徳の微臣に及へるなりと辱き事いふも更なり・・・・


                  (『昨夢紀事 3』P104P)


永井の印象ポイントとしては、
一面舊識の如くにて底意なく物語らるる
洒落温籍の風采
が重要です(笑)。

初めて会う相手を緊張させない、まことに気さくな人。
腹になにも貯めていない、正直さ。

そして忘れてはいけないのが、「洒落」かつ「温籍」。
気遣いは完璧で、誰にでも優しく、
心はたいへん生真面目で熱く、ピュアな人なのですが、
産湯こそ江戸でつかっていませんが(三河生まれ。3才以降江戸暮らし)
江戸産に負けない、江戸侍。
温厚でお人好しにみえるけど・・・・・・都会で揉まれているので
案外現実的でしっかりした人。
そして岩瀬の相方にふさわしいハイレベルな洒落センス(笑)。
というような人物であったことが想像でなく、
中根の話でより人物像に迫れるような気がします。

気さく・・・という情報は、
かなり前の記事で紹介したと思いますが、
西周伝の「和蘭紀行」(西周全集3に収録)のなかでも語られています。
原文はカタイ漢文調なので、簡単に内容をまとめますと、
西周が海外留学したいと思って友人の津田真道とともに、
永井玄蕃頭邸に直談判にいくと(※永井は軍艦奉行になってた頃)、
永井はすぐに面会に応じたとか。
本来なら長い挨拶をしなくてはならないところを、
(礼儀に厳しい武家社会なので挨拶はとても大切でした)
永井は対面所にやってくるなり、
「亜米利加に行きたいと思って来たのだろ?」と言って
すぐに願いを聞き届けたとか。
(西はそのざっくばらんな様子に感動を覚えたらしい・笑)

というような西からの情報と、
それから中根の証言を得て、ますます人物像が固まってきます☆

こういう人あたりの良さは外国奉行にぴったりでしたネ。

【追記】
某大河でちょうど会津侯が京都守護職に就任し入京していましたが、
三条大橋でそれを出迎えた京都町奉行のひとりに永井がいました(笑)。
これ、まさに会津さんの京都守護職就任の二次被害だったりします。
安政の大獄のとばっちりで永蟄居をくらった永井は前年の文久2年夏に
名誉回復、軍艦奉行に復帰したのですが・・・・・。
その直後、松平慶永(春嶽)にしつこく京都町奉行就任を勧誘されまして、
義父尚徳の病状もおもわしくなくて、悩んでいたのですが・・・・。
慶永サイドから「会津侯は永井が京都町奉行になるなら、京都守護職就任を
考えなくもない、とおっしゃっている」といわれてしまいます。
会津侯がそんなことを言ったかどうかは不明ですが(んな永井のことなんて知らんでしょうに)、
そういわれてしまうとしがない旗本としては抵抗できず、
やむおえず承諾しちゃったのでした(爆)。
ドラマには出てきませんが、こんなところにも春嶽の被害者が
いることを知っておいていただけますと、幸いです☆


さて、せっかく「昨夢紀事」コピーをひっぱりだしたので、
次回も前々から記事にしたかった、水野忠徳さん情報です☆
(てへへ、久々に外国奉行ネタが続く♪)
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by aroe-happyq | 2013-02-18 18:04 | 外国奉行ズ | Comments(0)

勝さんをお迎えしました

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某大河の江戸サイドについて細かく愚痴ったら、
それを聞かされた友人が哀れに思ったようで(笑)、
先日、こんなフィギュアをプレゼントしてくれました☆

「幕末維新 其の二」の勝海舟、だそうです。


似ている似ていないはともかくとして、
海軍系の人物がフィギュアになるなんて、良い時代になった・・・・と
嬉しさでいっぱいになりました。

そんなわけで調子にのって撮影会をしてみた次第。


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題して、開陽と勝サン。

咸臨のフィギュアもゲットしとけばよかった・・・・と
思いつつ、ほかには黒船しかないので、
釜さんすいませんネと詫びつつ、
開陽を借りての1枚です。


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題して、御軍艦奉行ズ(爆)。

第三代御軍艦奉行こと、井上信濃守にも登場してもらいました。

軍艦奉行は、初代は永井玄蕃頭、次が水野筑後守と初代外国奉行ズが
歴任した馴染み深い奉行職。
勝海舟も元治元年に半年だけやってます(笑)。
(細かい情報ですが、勝がクビになったあとに引き継いだのは
堀織部正の息子の堀伊豆守利孟だったりします)

この1枚は、わが家にある開明派ワールド大集合ともいえます。

ま、勝さんがやや頭が高い感じで映っているのはご愛嬌ということで。
(井上さんフィギュアが小さいので、どーしてもこうなる・・・・)

今後、この二人と一艘(笑)のほかにどんどん増えていってくれたら
いいけど・・・・・・増えるだろうかなぁ・・・・・。

せめて榎本さんぐらいは増えてほしいなぁぁ・・・・・・・・。

この「幕末維新 其の二」はちょっとかわっていて、
近藤勇、斉藤一、桂小五郎、坂本龍馬、岡田以蔵あたりはいわゆる定番ですが、
勝海舟はさておき、
伊東甲子太郎とか、清水次郎長とか、なにげに変化球。

其の三がでるなら、
ぜひとも榎本釜次郎とか徳川慶喜をよろしく、と言いたいところです。


とはいっても、
ホントは岩瀬のフィギュアが最高最大に欲しいんだけど(笑)
(もしもゲットできたら、祠でもつくって祭ってしまうかも・・って
それじゃ永井さんみたいじゃーん。以上、ボケツッコミおわり)
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by aroe-happyq | 2013-02-17 10:10 | 長崎伝習所系 | Comments(0)

どういうわけか、観れちゃいました。

鑑賞したのが大陸版だったので、字幕は簡体・・・・。
ワタシの脳はこの文字を文字として認めないらしく、
いつもの速攻翻訳機があまり機能せず、内容は50%もわかっていない
ながら(笑)、けっこう楽しめました☆

全体的に、面白かったです!!!!

王家衛ファンとして、
新作長編映画を長らく待った甲斐がありました。

※以下、大きなネタバレなしで進む予定♪

王家衛作品で、
こんなに話の流れがスムーズに進むのは、
「欲望の翼」以来なんじゃないかと(爆)。
すごく見やすい映画です。

いつものつぎはぎだらけの作品が王家衛らしさだと
したら、らしくない作品ですが、
わたしはそろそろこういうのもあっていいんじゃないかと
思っていたので、とても嬉しいチャレンジです。
(だって「欲望の翼」ってすごく良い映画じゃありませんか!)


そして!本当に武林映画でした!!!

だからといってアクション一辺倒ではなく、文芸調。
いろいろ心配していましたが、今回は良い意味で裏切られました♪

ラブストーリー面をこんなに押さえた王家衛映画は初めてです。
おっさんたちが素敵というのも、この監督の作品では珍しいかと(笑)。

そして功夫の構えというのでしょうか、「形」というのでしょうか、
登場人物のひとつひとつの武術ポーズが、
すべてのシーンでかなり本格派で美しい!!
今回の映画のこだわりはまさにここかと☆
主役級から敵役、ほんの少し登場するすべての人の「構え」が
徹底的に鍛えられている感じでした。

そして武術で対決しても、
重傷は負わせても致命傷は負わせないという武林のルールも、
(これが武林の本当の精神なのでしょうが)改めてそれに気づかせてもらいました。
(アクション映画だと、命をとるまでやっちゃう。それに馴れておりましたので)
トニー演じる主人公叶問が襲いかかられて、その相手をなぎ倒しても、
その足を砕く寸前でぴたっと足を止める、とかそういうのがすごくフェアでいいです。

そうなんです、この映画、全編かっこよくて美しいのです!

映像は「2046」で時おりやってましたが、室内シーンがほぼ黒バックで
人物の横顔のみを映すという、レンブラント的な陰翳の世界の場面が
けっこうあって、それが効いています。
雪のシーン、駅のシーン、昔の香港の街のシーンなどの「外」シーン、
室内シーンの調度の煌びやかなシーンなどのこだわりの場面と
人物メインの陰翳つよめ場面とのバランスがほどよい♪
撮影監督さんの腕もあるけど、やっぱり美術設計のウイリアム・チョンの腕
はあいかわらず、スゴイな~~~と思いました。

王家衛といえば、ご自身の選曲センスの良さもあって、
BGMのインパクトが毎度話題になる気がしますが、
今回はそれも抑えめ。
音楽は「花様年華」で〈夢二のテーマ〉が使用されて以来参加している、
梅林茂がメイン。
でもほかにヨーヨーマがアレンジしたモリコーネの楽曲なんかも使われているのですが、
とてもおしとやかな印象。
今回は、本当に葉問をモデルにした主人公が歩んだ激動の近代と武林世界の物語
をしっかりと映画にしたかった、という監督の熱意がBGMからしても感じられます。

今、葉問をモデルにした主人公と武林世界の物語と書きましたが、
いちばん印象に残ったのは叶問のストーリーではなく、
チャン・ツーイー演じるヒロイン宮二のストーリーでした(笑)。

彼女のほうが、いろいろあって(詳しくは映画をご覧下され)過酷な生涯
なので・・・・・・どうしてもインパクトが強い。
叶問さんはどんな状況でも、それを乗り越えられるタフな精神をもっていて、
新しい土地でどんどん前向きに生き抜ける人なもんで、
そういう人ってドラマになりにくいから、ちょっと可哀相。

可哀相といえば、張震。
・・・・出番が・・・・す、少なっっ(汗)。
主人公たちとの絡みが薄っっ(笑)。
張震一派の営む理髪店が出てくるのですが、、
スタッフがみんな武術できます、みたいな
こんな強くておっかない店(店名は白薔薇理髪店?)があったら
ちょっとのぞいてみたいもんです。
(そういえば、トニーレオンの妻役のソン・ヘギョも出番少な・・・でした)

そんな主役級のほかで、
前の公式本についての記事で気になったと書いた、
もこもこ帽子のおっさんがステキでした!
猿を連れているので「猿のおっさん」と勝手に命名しちゃいますが、
宮二サイドのおっさんなのですが、なんかもう~~~イイ感じでした♡

ちょっと衝撃だったのは、扱う時代が1930~70年あたりなので、
やっぱり日本軍出てくるのよねー。満州国とかもね。
王家衛映画でも、ついに出てきちゃったよーと、
「花様年華」の日本製電気炊飯器が懐かしく思う今日この頃。
なんとなく、ちょっぴりさみしい気持ちになりました。

以上、ぐらんどますたー初見での雑感でありました☆


あらためて香港版BDをみて、繁体字幕で内容を読み取ってから、
本当の感想記事がかけたらいいなと思います。

なんでもこの映画、
中華圏で公開したバージョンは2時間7分ぐらいで、
国際上映バージョンは2時間ぐらいらしい。
国際版は短いものの、トニーレオンの対決シーンなどが
加わっているとのことです。
(日本公開版は後者だろうか???)

いずれにしても、トニーの声は原声でお願いします!
(今回みたのは、またもやぜんぜん似てない北京語のオヤジの吹き替え版・・・・)
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by aroe-happyq | 2013-02-15 19:30 | 香港&アジア映画 | Comments(0)

「一代宗師」祭りでうっかり記事にするのを忘れてました(汗)。


大友克洋の新作アニメは
江戸の火事をテーマにした「火要鎮(ひのようじん)」だそうです。

このタイトルをみつけたときからワクワクしていましたが、
最近、さまざまな映画祭などで上映がはじまっているみたいで、
ようやくみられそうで嬉しいかぎりです。

予告をみるだけでも、
なかなか今の日本の時代劇実写映画ではここまでできないゾ、
というぐらい、ダイナミックにかつ美しく江戸の町と火災が描かれてます☆

といっても12分ぐらいの短編らしいのですが(も・・・もっとみたひ)。

たとえ短くても、こんなに江戸の火消しがかっこよく登場する映像も
珍しいのではないかと!!!

はやく、全編みてみたいものです♪



ちなみに
東京では今月24日まで国立新美術館で開催中の
第16回文化庁メディア芸術祭展で上映があるみたいです。
スケジュールなど詳細は公式サイトで→こちら
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by aroe-happyq | 2013-02-12 17:36 | 江戸東京あれこれ | Comments(0)

ドラマ「清水次郎長」

今日は旧正月の元旦。
まだまだ寒いですが、暦としては「新春」に突入。
春が待ち遠しいですっっ。

ちょっとここのところ、ブログを書くスイッチが入らなくて、
ほったらかしでスイマセン~~。
でも、どーでもいいことだと、書けちゃうから不思議ですっっ

というわけで、どーでもいい内容の記事、始まります(笑)。

CSで放送中の、ふるーい時代劇(1971年製作)、
竹脇無我主演の「清水次郎長」をなんとなーくみております(笑)。
(このドラマについて、くわしくはwikiってみてくださいまし♪)
全52話。まるで大河並み!なので、どこまで続くかはわかりませんが!

脚本に葉村彰子名のほかに、向田邦子の名があって
なんとなく「寺内貫太郎一家」的な、のほほんとしたムードで
歴史のなかの次郎長の血で血を洗う激しい生涯を知っていると
かなりファンタジーな世界なのですが、
テンポがいいし、なかなか面白くて・・・・やめられません。
(主題歌も竹脇が唱っていて、なんとも音がハズレまくるのですが
それさえのどかだわーと思える不思議な魔力・笑)
だんだん仲間が集まって、集団ができていくわけですが、
侠客の集まりにしてはどこかほっこりしていて、
清水一家の大家族ドラマ+チャンバラという王道の娯楽ドラマです☆

次郎長モノといえば「次郎長三国志」という映画シリーズもありましたほどで、
(ここでいう三国は駿河国、遠江国、三河国の三国を指しているそうですが)
任侠モノでは三国志やら水滸伝やらがちょいちょい引用されます。
このドラマもそういう流れにのっていて、
三国志やら水滸伝に馴染みあるワタシとしては、
なにげに見やすいです(笑)。

なにせこの竹脇無我演じる次郎長親分が、
まるで「三国志演義」の劉備そのものなんでございますよ~~~~(爆)。
(ま、「水滸伝」の宋江ともいえるんですけど~~~~っっ)
「渡世人」=「博徒」といわれるぐらい、賭場のあがりで生きていくのに
「賭場はひらかねぇ!」「世間様に顔向けできないことはしない」
とか、ありえないきれい事を言い出す人なんです(笑)。
(だからこのドラマの次郎長一家はいつもビンボーなんです)
でもそのありえないきれい事を、爽やかな竹脇さんが言うと
無理がなくて、自然な感じで清々しい!(笑)

どんな風な奴かというと、
隣町の大親分が亡くなるときに、息子が不出来なので
次郎長に久能山神社の縁日を仕切る権利書(これがすごい利権を生むお宝という設定)
を譲ろうとするのにですよ、「これは受け取れません」って、清々しく断る。
大親分(←死にかけているんですけどネ)がそれでもと頼むと、爽やかに微笑んで、
「では3年間御預かりいたします。そのあいだに息子さんを立派にして、
これをお返しいたしましょう」て言い出すんですよ。
(もちろん子分たちは「あ~なんで受け取らないんだ、親分ーっ」って顔してるんですけど)
これってもうもう!
マジであのウザイ演義の劉備&水滸伝宋江じゃん!!(爆笑)
って、もう大受けです。

でも少し前のドラマの主人公って、
こういうやせ我慢+正義漢タイプが多かったよなぁーと思うと、このウザキャラは
主人公の王道だったってことなんですよね、って改めて実感。
・・・・近年のドラマって、こういう道徳系キャラが主人公じゃないから
なんだかもう、新鮮!斬新!(爆)。
久しぶりにみると、すんごく懐かしくって、
たまにはこういうのもいいなぁぁぁぁと思います。

でもその子分どもも、「親分、生まれた日は違うけど、死ぬときゃ一緒だ!」
って言ってる、三国志演義で水滸伝な奴らなんですけども(笑)。

この子分衆もいまは大御所の俳優さんがフレッシュ&キュートに演じていて、
明るくて良い奴らなんです☆
大政=大木実(写真が残っている実際の大政に似ている)、
森の石松=あおい輝彦、桶屋の鬼吉=田辺 靖雄(このコンビが絶妙)、
小政=松山省二、追分三五郎=近藤正臣、大瀬半五郎=里見浩太朗、
法印大五郎=南利明などなど。

で、ここで問題なのが、黒駒勝蔵(演じるは若き露口茂!かっこいい!)。
いわば、主人公の好敵手というキャラなんですが・・・・・。
それがどういうわけか、1話目から「清水の、俺と一緒に組まねぇか」とか
「俺たちならうまくやれそうだ」とか、
しつこく、しつこく、しつこく誘いかけてくる(笑)。
そのたびに、次郎長に爽やかな笑顔で
「いいえ、それはやめておきましょう」とか「お断りいたします」とか
何度も振られ続けるんですよ。

・・・・デジャブを感じてしまいました。
なんか、こういうキャラを、みたことがありますんですよ。
ええ、もう・・・・・みたなんてもんじゃないくらい、忘れられない、あの人物!
ズバリ、NHK人形劇三国志の曹操です(爆)。
(この場合、三国志演義の、ではなくあくまでもNHKの、です)
人形曹操もことあるごとに人形玄徳に振られてたっけ・・・・・。

でも勝蔵は上記の曹操よりも卑劣漢です(笑)。
さきほどの久能山の利権問題では次郎長をマジで謀殺しようとしたし。
ビッグビジネスがからむと、次郎長よりも利権のほうが重要な人みたいです(笑)。
しかし基本的な勝蔵は一緒に組もうといいつつ、
ことある事に次郎長を追いつめるような陰謀に陰で加担して、
次郎長のピンチになると、さらっと助けに来たり・・・・・と複雑なキャラなのです。

歴史のなかの勝蔵は、官軍に利用されるだけされて
無残に捨てられ死んでいった、それはもう気の毒な最後だったので、
フィクションのなかでは、せめて楽しく(次郎長を追いかけ回すことが楽しいかは不明だが)
生きていってほしいと思います(涙)。

ま、次郎長は歴史のなかでは、波乱の人生ではあったものの、
明治になって山岡鉄舟と出会ったり、徳川家が駿府にやってきた大好運もあって、
きちんと畳の上で大往生しましたので、フィクションで少し弄ばれても
いいんじゃないかということで(笑)、
このほんわか王道ドラマ、まだまだ楽しんでいこうと思います。
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by aroe-happyq | 2013-02-10 19:11 | 広く幕末ネタ | Comments(0)