東都アロエ

asiabaku9.exblog.jp

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。

d0080566_1025372.jpg



まだ公式サイトができていないので、

展示会情報ページ→こちら

から確認いただければと思いますが、

平成28年春の特別展 
徳川家康―将軍家蔵書からみるその生涯―

4月2日(土)~5月8日(日)


が開催されるそうです!

今年も没後000年ではなくても、大河でアツい家康公ですゆえ、
とても楽しみです!!!



ところで、今朝こんな記事をみかけたのですが→こちら


真田丸の家康は、バカ殿じゃない。


遠くにいながら真田昌幸の計略も見抜く頭脳もあるし、北条氏との和睦でみせたしたたかさもある。
なかなかの狸オヤジなのだけど、今年の大河の家康はちょっと慎重で臆病なだけ!

でも猪突猛進のツワモノはすぐに敵陣につっこんで死んでしまうけど、
慎重な臆病者は、慎重かつ臆病であるがゆえにしたたかだし、頭もいい。
たくましく戦国の終わりまで生き抜いたことが、その証拠ともいえます。
つまり真田丸の慎重で臆病な家康像というのは、家康の本質を描いていると、いえなくもないのです。

それからこの記事にもう一言!

新選組!はチャラくないぜ!!

国情不安のなか立ち上がった青年たちの築いた、
ひとつの組織のはじまりから瓦解までを描いた、
それはそれは重い大河でしたよね!?
(この記事書いた人には、是非新選組!みてもらいたいですな(笑))
最終回に号泣した大河、この新選組!のほか、あまり記憶にございませんもの。
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-03-13 10:57 | ほんの世間話 | Comments(5)

あの日と同じ、金曜日。

5年前の3月11日も金曜日でした。

東京は、寒くて、曇天というのも一緒です。
(といっても、今年のほうが寒い。雪降ったし…)

私ごとですが、そろそろSIMフリースマホに乗り換えようと考え、
このまえ6年使ってきたauガラケーさんのデータをチェックしていたのですが、
受信箱に5年前の3月11日からひと月のあいだにもらった携帯メールが保存されておりました。
保存したことはすっかり忘れていたので、ちょっとじぇじぇじぇでした(笑)。

当時はまだほとんどの人がガラケーで、そのためもあって地震のあと電話もメールも繋がり
にくい状態が長く続いたのでした。
(ふとアキちゃんが上野の稽古場で携帯抱きしめている「あまちゃん」のシーンが思い出されました)
当日にやりとりできたのはPHSの千葉の友人とだけ。
互いに家で仕事する稼業なもので、ぐちゃぐゃになった部屋の片付けのことや、
東京も千葉もそれなりに余震が続いておりましたので、「これ以上地震が大きくなったらヤバイ」とか
「原発、どうなるんだろう」という不安のなかで、なんとか励まし合っていたりして。
すでにコンビニもスーパーもからっぽという事態でもありました様子。
翌日になると、キャリア携帯の友人たちとも、ようやく連絡がとれはじめて、
金曜日ということもあり、ほとんどの友人は仕事先で地震に遭い、電車が動かず、
歩いて帰宅した人ばかりでした。なかには夜通し歩いたという友人もいて、疲れ果てているはず
なのに、おそらく緊張と興奮があって、長文のメールで前日からの様子を伝えてくれました。

という日(@東京)から、5年です。

5年過ぎたからこそ、公開される当時の記録映像のTV番組などをみましたが、
(経験していない人間にとって、すこしでも被害の実態を知って、これからに備えるために
こうした番組はありがたいものです)
地震はもとより、津波のすさまじい破壊力をあらためて思い知りました。
当日も、家の片付けをしながら、ときおりTVを目にして、LIVE中継をみていたのですが、
津波の映像は人影もみえていたりして、本当にいたたまれなくて、なんかよく憶えていないのです。
(できないことはわかっているのに、ヘリコもさ、TV中継してないで、ひとりでもいいから助けてやれよって
思っちゃう性分なもんで)

当時は「復興には最低5年は必要ではないか?」なんて記事とかTVコメントとかありましたが、
答えはどうだったでしょうか? 
復興ではなく、復旧すらおぼつきません。

東京を含め、大都市は「爆買い」などの海外からの観光ブームで、
いささかチャラついております。
5年前の地震や津波とは無縁な地方はいざしらず、東京はチャラついちゃいかんでしょうと。
聖火台が消防法で設置できないオリンピックスタジアムをつくろうとする間抜け者ばかりで、
お恥ずかしいかぎりでございますが、だとしても、今日ぐらいはせめて、5年前を思い起こし、
その当時のこと、そしてこれからのことを考える日にしたいと、
やっぱりチャラついている空気に流されているみずからに自戒も込めまして。
そして被害に遭われた方々のご冥福をお祈りしながら。
今日一日を過ごそうとおもいます。
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-03-11 11:29 | ほんの世間話 | Comments(2)

三成のCM。

友人から教えてもらいました(笑)。

滋賀県が作成した、三成さんのCMの「第一弾」とか!

まるで戦国鍋を思い出させる、なんともいえないゆるさが魅力♡




忠義心NO.1宣言 の場面の、「※故人の感想です」が最高です!!!(笑)

今年の「真田丸」では、山本耕史さんが演じられる、三成さん。
(山本さんはすでに昨年から三成関連の行事に出席しているとか。かつての新選組!のとき
とかわることなく、演じる人物の地元を大切になさる姿勢は本当にお見事でございます)

三谷さんの脚本で、山本三成が恰好悪いはずがなく、
今年は滋賀県も三成オシなわけですね♪

第二弾も楽しみです!
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-03-08 17:47 | ほんの世間話 | Comments(0)
とうとう終わってしまいましたねっっ。


大団円で良かったし、最後まで面白かった!!!


ラストは、ちかえもんといわばバディを組んできた、万吉の正体に泣かされましたっっ。

まさか、あの古ぼけた浄瑠璃人形さんとわ!(というか妖精!?(大爆笑))
これにはやられましたぜ!!!!
(おかげで、ずぶ濡れで人形抱きながら歩く怪しいおっさんと成り果てた近松さんだったのだが(笑))
いや~~~~、1話の冒頭で曽根崎心中で大当たりした近松が空を見上げていたのも
頷けました。
そして、あの万吉のいつも羽織っている派手なの、たしか昔「夜桜お染」で内藤剛志さんが着ていたもの
じゃね!?と5話あたりで気づいてしまいました(笑)。
(ホント、ごめんなさいをもうひとつ。おはつたちが心中してねーなーってのは、
すぐ気づいちゃいましたけど(汗))

油屋さんが最終回、ちょっとしつこすぎない?近松のストーカーすぎない?と
ややみていて疲れたものの(これにはこれで理由はそこそこあるのだろうが)、
あとは全8話、「痛快娯楽時代劇」の看板どおり、
完璧に面白くて、ちょっと泣かせてもらって、これぞ傑作!!でありました!!!

世間では往年の名作時代劇「天下御免」に似ている、という説をよくみましたが、
いや……このドラマが飲んだエナジードリンクはもろ、「あまちゃん」ですよね☆

主人公のモノローグ、アニメーション、松尾スズキ登場等々はあの名作朝ドラなくして、
このちかえもんへの応用はなかったでしょう!
しかも素晴らしき応用です!時代劇でよくぞ!ありがとうと言いたいです!

それから、近松門左衛門も知っていたし、代表作のタイトルも、内容もいくつかはぼんやりと
知っていたのですが(『国性爺合戦』はがっつり知ってます。つかファンですぞ)、
真面目にこの作者について知ろうという熱意がなく(笑)、このドラマをみてからはじめて、
代表作のほとんどが晩年のヒット作で、すんごい「大器晩成」型作家さんだと知りました。

つまり、もっと若い頃から「先生」と呼ばれて大作家としてチャラい人生を送った人だと勝手に思って
いたことを反省しました(笑)。ドラマに出てくる代表作「出世景清」から「曽根崎心中」までの
あいだが長く、その合間、苦労したんだな~~~と(涙)。
(江戸時代の江戸の作家さんて、苦労が多くて、ほとんどチャラい人生送っている人いないんだけどね(汗) でも大坂には上方ドリームがあるのかと勝手に思っていましたです、ハイ)

で、ドラマに話を戻しまして。

ストーリーの展開も、伏線の回収も手際よく、にくいほど決まっていて、
「そうくるか」と嬉しい想定外と敗北感を久々に味わいましたです。

ただひとつささやかなる残念は、ちかえもんの歌がだんだんダンディーに上手く唱うように
なってしまい、初回の「無茶振り」的に唱わされたという「上手いとはいえない」状態のように
面白くなくなってしまったこと(笑)。
ただ毎回ヘタクソに歌っていただくわけにもいきませんし、
これはもうファンのわがままで贅沢な希望であります。
(とはいえ、赤穂浪士を従えた「赤穂浪士の場合は」は歌謡ショーぽくて大好きでした)
でも、あの1回目の歌は笑撃的すぎて、すごかったので、できればあれを越えてほしかったかな?


ところで、
この「ちかえもん」の放送している木曜時代劇枠はこの作品で終了するのだそうです。

※後日、↑この情報が誤報だと判明しましたので、訂正削除させていただきます!


いまいち推理重視過ぎの「ぼんくら」に乗れなかったので〔前田慶次おじさんのドラマはちょっと好きだった)、
最後の最後で、まさに有終の美をかざってくれました!
NHK時代劇ファンとして、勝手ながら篤く御礼申し上げます!!!

NHKは地上波での時代劇をまたもや30分というふざけた小枠に押し込めるそうで、
(土曜日の6時とか。それって、昔は人形劇三国志やってた時間じゃん!人形劇だって45分
だったんだぞーーー!)
これじゃ観る気もしないし、もう終わりみたいなものでございます。

あとはBSプレミアム時代劇をみろってことなのでしょうが、
CSもBSも、オリジナルドラマ作っていますが、なんなんでしょうね、あの弛んだ感じ。
CMがないからでしょうか?それとも誰もみていないからやる気が起きないのでしょうか?
今まで見た時代劇、WOWOW第一回無料放送のドラマ、どれもこれも、展開にキレがない!
例えばMOZUの2部ですが、WOWOWのほうが先に放映したので1回目だけみたら、
第1部のTBSのときのものとは別もののだらけっぷりで、びっくりしたのを覚えています。
それでその2部1話がTBSであとで放映したときには、編集が違っておりキレキレの別編集に!

現代ドラマはさておき、時代劇を地上波でやらないつもりなら、
BSでもCSでも構いませんが、ぜひとも地上波並みにキレキレ編集でお願いしたい!

そしていつか、45分の時代劇枠がNHK地上波に戻ってきますように!

その際には、ぜひとも大坂制作枠では、ド暗いのではなく、「ちかえもん」のような痛快娯楽時代劇を
よろしくお願いいたします!!!
(東京制作もがんばれよ、と言いたいところですが~~~~)

いやはや、ホントに「ちかえもん」楽しかった、ありがとう~~~!!

そして来週からさみしいーーーーーっっ
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-03-04 18:39 | ほんの世間話 | Comments(4)
横浜開港資料館で開催中の
「日独修好150年の歴史-幕末・明治のプロイセンと日本・横浜」展に行ってきました☆

公式サイト→こちら


8ヶ月ぶりぐらいで行った横浜でしたが、日本第2の大都市にしても
東京から往復で1300円弱もかかる立派な田舎ですな(笑)。
(パスモのチャージの減り方に愕然(汗))
とはいえ、この日独修好150年の歴史展のメイン会場だった国立歴史民俗博物館に行くよりは
余程近いので、これでも横浜でありがとう!と感謝してはおります。

本展では幕末から現代まで広く日独交流史をあつかったようですが、
ここでは幕末~明治(ちょい大正まで)オンリーでして、幕末の交流史だけが見たかった
わたしなどにとっては、たいへん便利でした。
しかも、横浜会場の開港資料館所蔵の資料も出したりしているので、小さい会場ながら
見応えは充分だったように思います。

万延元年のプロイセン交渉団初来日は、やはり忘れられませんね。
条約交渉中に外国奉行兼箱館奉行の堀織部正利煕が切腹していますから。
そして、その後やっと代役の村垣さんたちで条約を調印しますが、
村垣のとなりに、竹本図書頭(正雅)の名が!展示品にどーんと!
外国奉行って初期のみなさん以外は、1年ぐらいで交代するのがフツーなのに
竹本さんは長い!!!!ということを感じて、しみじみと感激しました。

そして、上野戦争&箱館戦争以外の戊辰戦争に詳しくないわたしは、
ジョン・ヘンリー・スネルというオランダ人商人を知らなかったのですが、
横浜で駐日プロイセン領事館の書記官だったとか。
ええ?でもその後、会津&米沢藩の軍事顧問だったの???
弟のエドワルドとともに武器調達などで活躍したみたいですが、
「八重の桜」で出てこなかった気が……。なんか可哀相。
(箱館戦争のフランス人軍事顧問団は有名なのにっっ)

で、会場には同館所蔵の、日英通商条約調印時に、イギリス側が撮影した、
5人の外国奉行と森山(通詞)等々の集合写真が、いつもより大きめに引き伸ばしモードで
展示されておりました。
        ↓これです。(岩瀬は上段の左側、黒めの羽織きている人です)
d0080566_10224445.jpg

        ちなみに下段で扇子ひろげてピントが一番合っているのが、堀織部正デス。

薩摩沖で台風にやられ、故障したカメラで撮影してくれちゃったものだから、
唯一の岩瀬忠震のお写真なのに、顔がぼやぼやなんです(号泣)。

今回、大きく引き伸ばされバージョンをじっとみていたら、
もしかして、岩瀬さんって、系統でいったら、往年の俳優・森雅之系のハンサムさんなのでは?
なんて思えちゃったのですが、いかがでしょうか??(笑)
(岩瀬さん、声が高めだったそうだし、骨格的には近い感じ?)
ただし、物憂げなムード抜きの森雅之顔ってことになるんですけどね(爆)。
他人をウイットな話術で笑わせる、陽性な……って、え?ダメかしら???
でも、井伊直弼たちが証言する「冷笑」するイヤミにみえる岩瀬だと、お似合いですよね。
(相手がどうしようもない分からず屋たちだと、ちょっと小馬鹿にしちゃうところありますの。ホホホ)

などなど、ちょこちょこ面白い発見もありました。

4月10日(日)まで開催中です☆
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-02-22 14:10 | 広く幕末ネタ | Comments(4)
「浦沢直樹の漫勉」をみるようになってから、
漫画本をほい、とかって放ったりできなくなりました。
みるたびに、作家さん、そして漫画文化そのものへの尊敬の念がますばかりです。

今までなかなかみることのできなかった漫画家さんの仕事場に密着するこの番組、
いよいよ新シリーズがはじまるようです☆

浦沢直樹の漫勉 公式サイト→こちら

スタートは、3月3日 午後11時~から。

しかも第一回目は、萩尾望都さんですって!



今週末には前シリーズの再放送もあるようです♪
(詳しくは公式サイトをご覧下さいまし)
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-02-19 18:11 | ほんの世間話 | Comments(0)
国会図書館の近代デジタルライブラリーでインターネットでみることのできる、
『現代百家名流奇談』という明治の本があります。

近代デジタルライブラリー『現代百家名流奇談』→こちら


随分前にめぼしいところをダウンロードして保存していたのですが、
ふと読み返したら、田辺がとんでもないアウトなことをやらかしていたのでした(笑)。

田辺太一の基本情報についてはWIKIあたりで確認していただくとして、
幕末には外国方として活躍し、ヨーロッパにも行っています。
明治になると、外務省に出仕して外務少丞など歴任した人物です。
『幕末外交談』などを出版したことでも識られています。
つまり、当時では外国通の知識人で、けっこうちゃんとした人のはずなんですが!!!!

外務省に勤めていたときの話が『現代百家名流奇談』に出ているのですが、
まさに衝撃の田辺がそこに!!(笑)

先年榎本子と同じ外務省に出ていた時などは、二人とも旧幕の士で互いに交誼が
親密であったが、或る時、榎本は官用で地方へ出張を命ぜられたので、
その時の俸給受取方を田辺に依頼して巡回に出掛けてしまった。

田辺は委細承知と快諾して俸給渡し日には手続き通りに金額を請け取るがいなや、
急に昔の元気に若返って、退省時間を待ちかねて後押し綱曳きの車で
景気よく柳橋へ押しだし、その晩から翌日にかけて大陽気に騒ぎ散らし、
一擲千金の豪遊を極めて平気な顔色。(以下省略)…


これって、訴えられちゃったら犯罪ですよねっっ
だって榎本武揚さんの給料を預かった田辺さんったら、なんとそれを持って、
柳橋へ繰り込んでしまい、つまり勝手に榎本の給料を使っちゃったんですからっ~~~~っ
いくら榎本と親しいとはいえ、これはもうダメすぎっっ(笑)。

この話、続きがあって榎本の留守宅では、待てど暮せど田辺が給料をもってこない。
すると家の者が「もしかして柳橋あたりで使ってしまったんじゃ!?」と察して(大当たりです!)、
田辺家へ書生を行かせると、ご機嫌なままで寝ていた田辺と面会(笑&汗)。
わけのわからないことをべらべら喋って、ついに書生を煙に巻いてしまったとか。
まぁ、金はないのだから、もう誤魔化すしかないわけですね。

田辺といえば、さまざま苦労もしていた人です→こちら

たしかに榎本さんとは仲が良さそうです。
ただ、その友人の給料でドンチャン騒ぎなんて(笑)。

とはいえ、相手が榎本武揚さんなので、「しょうがねーなー」って笑って許してくれそうです。
(だから田辺も「釜さんなら大丈夫♪」ってやったんだろうーなー(爆))

なかなかやってくれるぜ、田辺蓮舟!!
やはり幕末外国方はヘンな人ばっかりってことで、このあたりで幕とさせていただきます☆


ちなみに『現代百家名流奇談』には慶喜さん(明治時代に大阪で盗人と思われちゃった話)、
榎本さん(すごく喧嘩っ早い話)、勝さん(戊辰の瓦解期に新吉原へ行って遊女たちに頭を下げるの話)
などなどのユニークな逸話も出ています。
(勝さんの話はそこそこ感動話ですが、あとの話も田辺話同様「おいおい」とつっこみたくなる話です)

近代デジタルライブラリーで、おひまなおりにでもチェックしてみてくださいまし☆
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-02-15 14:02 | 外国奉行ズ | Comments(4)
真田丸、面白いですネ☆

まさか戦国大河において、信長が一回こっきり登場でそのまま本能寺とは!
なんて斬新~~~っ
ただ、ハコちゃんの光秀をもちっとみたかったので、それは残念しきり。
(日本の古式ゆかしき伝統を知り尽くすハコちゃん光秀をぼこぼこにする信長。二人のあいだにある
妖しい関係よりも、古きを壊し天下布武しようとしていた信長を1シーンで印象づけていた、
そんな三谷さん、素敵~~~っと感動しました)
それから、まだ信長の死をしらない、滝川一益がねぇぇぇ、世の中は平和になると真田パパたちに
語るシーンがせつないです。
段田さん、2度目の滝川役だそうですが、ホントにお似合いですっっ。

いまのところ、父の昌幸と長兄信幸のシーンが毎回お気に入り(笑)。

やはり「騙されキャラ」演じさせたら(演じて無くても)天下一品の大泉さんなので、
(さすが、一生どうでしょうします、宣言しただけあって、大河ですらその面影が!)
破天荒なオヤジさんとそれに翻弄されまくる気の毒な兄さんの2ショットシーンはなにやら至福です。
もともと真田では、兄ちゃんファンでしたが、今は父&兄ファンになってしまいました☆

そして、脇キャラでは、家康さんの新たなる魅力にハマッています。
内野さんが演じているので、見た目がいいわけで、フツーならカッコイイ家康なのに、
中身がもう、かっこわるくて、そのギャップにやられてしまいました。
とくに「伊賀越え」。
家康ドラマでは名場面のひとつなのですが、今回の家康の場合、名場面であり迷場面!
ちょっとざっくりした服部半蔵(この半蔵も新鮮!)のナビゲーションによる、山中のサバイバル劇
は、家康さんには申し訳ないですけど、爆笑につぐ爆笑でした。
服部に安全に関して「ほぼ」と言われて、反応する慎重な家康とか、
服部にとってはなんでもない地元の崖道だけど、初伊賀越えのド素人家康さん。
しかも時々、落ち武者狩りや明智の兵のあいだを強行突破せざるおえない家康さん。
どんどん小汚くなっていく~~っ♡
こんなに可愛い家康、みたことない(笑)。

今まで、どの大河をみても信長・秀吉・家康に対して「かわいい」なんて思ったことなかったのですが、
このほど、思ってしまいました(汗)。
若い頃シーンの秀吉がいくら明るく、快活で、ときに人情家ぶりをみせても
「どーせ天下とったら、キャラ変わるくせに」と冷たいわたくしであります。

このちょっと残念な家康がどうやって関ヶ原をのりこえ、豊臣家を滅ぼす、あの狸オヤジに成長するのか、
真田家の行く末とは別に、この一年間の楽しみになってきました。

このドラマは台詞が現代語っぽすぎるとか批判されているようですが、
戦国時代の信濃や上方、越後や三河の言葉なんて、必死にしらべてドラマで言わせても
字幕スーパーみないとわからなくなっちゃうし。
(宣教師さんの書いたモノのなかに当時の戦国語がちらほらあるらしいですが)
ひょっとして、数十年前の「~でござります」とか「儂は~じゃ」的な台詞のある大河をば、
風格とか重みある大河と言っているのかもしれませんが、
あれは近代~昭和の小説や演劇のなかでぐつぐつ煮込まれた時代劇言葉であって、
やっぱり現代語の一種だと思うのですよ。
まつがっても戦国時代特有の言葉ではないし、江戸モノとか明治とか、
そうした時代を舞台にした物語でもフツーに使っていますし。
こういう時代劇言葉を使うと、ちょっと古めかしくみせる効果はあるかもしれませんが、
真田丸には、その必要性を感じません。
(だいたいそういう言葉を使いたがった大河の脚本家さんて、ホームドラマとか現代モノをメインに
やってきた人で、「大河なんか書けるのかい」と批判されがちなんで、なんか頑張って戦国らしさとか
醸し出さんとして、ネタがさほどないので、とにかく言葉で重々しさを出そうとしたのじゃありませんかね。
というのも、たとえば「黄金の日日」とか、内容のある、面白い大河って、
けっこう平易な言葉を使っていた記憶があるのですよ。
※ちなみに「篤姫」とか「江」なんかは平易な言葉かつ内容が薄いので例外です、ハイ)
三谷さんは歴史オタクさんなんで、よく調べていて、ネタは満載だし、
それをぎゅっと詰め込んでいるので時間が足りない。
だから平易な平成の現代語で、スピード出さないと、おさまりきれないのでしょう。
内容はけして軽くないし、近年稀にみる面白さなんで、それいいんじゃないかと思います。

来週から秀吉も出てくるらしいですけど、小日向さんがどんな秀吉になるのか
それも楽しみです(まぁ、秀吉なんで、かわいいとは思わないでしょうけれど(笑))

あれ??真田丸なのに、真田家の話が短すぎ!???
これからですよね、これから~~~~っっ♪♪


【追記 2月18日】

脚本家のジェームズ三木氏が真田丸、そしてその言葉遣いについて語る記事→こちら


「昔の言葉遣いとか立ち居振る舞い、礼儀作法を(脚本家の)三谷幸喜さんは、
あまり気にしていないように感じます。ぼくなんかの時は、時代考証の先生がついて、
廊下の歩き方から目配りの仕方や刀の差し方まで脚本も演出も事細かく直されました。
『とんでもございません』というせりふはあり得なくて、『とんでもないことでございます』が
正しいとか、随分と叩き込まれてね。
それは大河ドラマを見ている視聴者がそういう古い『時代劇らしさ』を求めていた部分も
大きかったと思うんですが、今はそういうお年寄りも少なくなったんでしょう。
それに詰まるところ、何が事実かなんて、実際に見た人は誰一人いないわけですから(笑い)」


最後の言葉、さすが大御所さま!!と深く感じ入りました。
たしかに昔の大河の時代考証は名だたる方々が担当されていました。
厳しかったにも、頷けます。
しかし、それとは別に、おっしゃるとおり、戦国時代の話し方なんて誰も知らないのだから
平成語でもいいのではないかと(笑)。
ちょっと感激したので、長々と紹介させていただきましたです。
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-02-08 18:59 | ほんの世間話 | Comments(4)
年末(って旧暦のお話)だというのに、台湾では大きな地震が。
本当にお気の毒ですっっ。

旧暦ということで、今回の記事は香港のお正月映画のマニアっくなお話ですっ。

俳優として映画に出なくなってしまって久しい周星馳(チャウ・シンチー)ですが
監督さんとして、新作を製作し、いよいよ公開中。

やはり演技がみたい派なので、そんなに興味もなかったのですが、
この新作「美人魚」の主題歌を、な・・・・なんと
鄭少秋(アダム・チェン)さまと莫文蔚(カレン・モク)がデュエットしたとな!



アダム・チェン、そろそろ70歳だそーですが、
高音で歌われていて感激です!
(日本の歌手さんはわりとお年を召されると高音でなくなるし)

それにしても、シンチーさん、やっぱりこういう系の歌、あいかわらず好きなのネ☆

わたしのSONYウォークマンにも「陸小鳳」入れっぱなしですヨ(笑)。
(常にDSEE HXがONの状態なので、ハイレゾ相当の素晴らしさでアダムさんの歌、聞いています(爆))
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-02-07 19:00 | 香港&アジア映画 | Comments(2)

ウルフホールのドラマ。

ANXミステリーで一挙放映した「ウルフホール」全4話を
見終わりましたが、噂に違わぬ面白さでした!
※以下、歴史の流れ以上のドラマネタバレはない感じで綴っています☆

ANXミステリー公式サイト→こちら

このドラマは、ヒラリー・マンテル原作の『ウルフ・ホール』と『罪人を召し出せ』を映像化した
BBCのドラマです。今のところ日本では90分全4話で放映していますが、ホントは6話らしい。

タイトルはジェーン・シーモアの屋敷のある場所の地名なのですが(すんごい地名に住んでいる)、
「人間は人間にとって狼である」という諺を含ませているのだとか。
オオカミの穴。
たしかにそういうドラマでありました(笑)。

舞台はチューダー朝ヘンリー8世の時代。その片腕となったトマス・クロムウェルを主人公
にした渋めの歴史ドラマです(BBCですから)。
低い身分の出身で、ヨーロッパを渡り歩き、広い知識をもった人で、いろいろあって王の信頼のもと、
修道院の解体とか、カトリック協会から英国国教会の分離、法整備などなど辣腕を振るって
大改革をおこなった(このおかげでエリザベス時代の繁栄の屋台骨が築かれたとも)人物なのですが、
どちらかというと、このクロムウェルによって失脚させられた(国教会の分離問題で反対したから)
トマス・モアのほうが有名で、正しい人みたいな映画もあったからか、
創作物では野心的ヒールキャラ的立場で定着しており、嫌われ系ゆえか、はっきりいって無名な人。
あえてそうした地味系主人公によって語られる、ヘンリー8世時代というのは、
なかなか新鮮でありました。

原作本が有名ですが、カタカナのキャラ名が覚えられないわたしは西洋の翻訳モノが
大の苦手でして、この本も読みたいけどな~~~とぼやいているうちにドラマで見ちゃいました(笑)。
(映像では、似たような衣装の髭オヤジが満載で、最初は見わけがつかなくて・・・)

ヘンリー8世というと、数年前に同じチャンネルで放映していた「チューダーズ~背徳の王冠」
でちょこっとおさらいしていたのですが、なにせ「背徳」のほうはあられもない昼メロ系ドラマ
だったので、地味なおっさんのトマス・クロムウェルなんて「いたっけ?」ってぐらいの印象でした。

この2本のドラマ、どちらでもとても印象的だったのが、ウルジー枢機卿。
前のドラマではサム・ニール(古くはダミアン役、ジュラシック・パークでもおなじみ)が、
今回のドラマではジョナサン・プライス(〈ミス・サイゴン〉初演ロンドンキャストのエンジニア役!)
が好演しました。
ウルジーといえば、彼もまた低い身分から聖職者となり、ヘンリー8世の側近として栄華を極めたけれど、
ヘンリーが最初の王妃と離婚したいからって、ローマと交渉させられて、うまくいかないとなると
あっけなく捨てられ、失脚させられてしまった人。
「ウルフホール」ではそのウルジーの側近として登場する、トマス・クロムウェル。
ののしられるとき、ウルジーは「肉屋」、クロムウェルは「鍛冶屋」っていわれるので、
ともに庶民からのしあがって苦労した分、絆が深いのでしょう。
多くの人たちがウルジーを見捨てる中、クロムウェルは自分を取り立ててくれた恩義を忘れず、
なんとか復権させようと考え、ヘンリー8世に接近。
ところが気に入られて、片腕になってしまい・・・・、という物語の展開。
(ウルジーは再度嫌疑をかけられロンドン塔へおくられる途中で病死。トホホ・・・)
トマス・クロムウェルはウルジーを救えず、ヘンリー8世の重臣にとどまり、
改革を推進するいっぽうで、王の命令(というか御意向)で、
トマス・モア、アン・ブーリン王妃等々、次々にヘンリー8世の寵愛をうしなって、不要とされた人物を
処刑台に送るお仕事もこなしていかなければならない。うーむ気の毒。

この物語のトマス・クロムウェルは家族にはとても温かい愛情をもっているけれど、
他人となると、いつも離れたところから人を観察しているような、どこか憐れんでいる目線で世の中をみつめ、生きている感じが印象的。
すごく地味な服で(本人はそれなりに生地なども気をつかっているらしいのですが(笑))
いるんだかいないんだかというぐあいに気配を消して、パーティでもなんでも隅にじっと立っている。
(レンブラントの絵だったら、黒い背景に溶け込みすぎてわかんないぐらいの存在感)
ヘンリー8世には「冷酷」といわれてしまう、合理的でいつもどことなく醒めた感じを、
英国の舞台俳優さんのマーク・ライランスが、実に素晴らしく好演されていました。
(そういえば「ブリッジ・オブ・スパイ」のスパイ役で、アカデミー助演男優賞も獲得したとか。めでたい!)

マーク・ライランス、クロムウェルを語る→こちら
(ほかのキャストのインタビューコラムもこのページの下からリンクしています)
このインタビューによると、「ヘンリー8世は、彼にとって弟のような存在」とか。
うーむ、手の掛る、わがままで不出来な弟だ・・・・。
しかし「背徳の王冠」ぐらいからか、どーしてか、ヘンリー8世をイケメン系俳優が演じていて
違和感があります(笑)。どーしても、肖像画のこぶとりおっさんが頭から離れず(ウィキの画像参照)。
今回もわりとハンサムヘンリー8世だったりして。
すんごい強気のアン・ブーリンとはダメカップルでお似合いっぽい。
(アン役の女優さんのインタビューのとおり、クロムウェル目線で二人が語られている
ので、ダメっぽくみえる(笑)。二人には彼らにしかわからないロマンスがあったのよね、きっと)
ブーリン家もがっつり登場するけど、みなさん個性的でいい味出しているキャラでした。
姉のほうが、どーしてか、おっさんのクロムウェルに秋波をおくってくるのが面白いデス。

原作は三部作らしく、まだ完結していないので、クロムウェルの悲惨な最期は
ドラマでもまだ描かれていないのですが、アン・ブーリンの死罪がきまり、処刑台に下見に
あがっているシーンでは、あの王様のそばにいたら、いつか自分にもここに立つ順番がまわってくる、
そんな予感に満ちた、なんともいえない哀しさがありました。
歴史ドラマって、結末がわかっている分、こういうとき、しんみりしてしまいます。

「え?ここで終わり?」てな感じだったので、今回と同じキャストで、続編を待ちたいところです。

そして、このドラマ、たいへん見応えありましたので、CSだけじゃなくて、
BSあたりでぜひぜひ放映してほしいです!
(BBCドラマなので、NHKあたりどーにか。そんなにエグいシーンもないし、地上波でも大丈夫。
ダウントン・アビーのキャストもちょこっと出ているし(笑)。アビーつながりでぜひ!)
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-29 18:35 | ほんの世間話 | Comments(0)

家斉の良いところ

とうとうドラマの「大奥」で家斉時代が取り上げられたようで、
友人から「家斉について教えて」というリクエストをいただきました。

家斉といいますと、歴代将軍でいちばん大奥を満喫した人で(笑)、
この超子だくさん将軍のおかげで、「大奥三千人」みたいなデカイ話が伝説化して
しまいました。

わたしもそんなに詳しくないのですけど、家斉という人物について
大奥でのエピソード(ま、このエリアが似合う将軍NO.1だし)で、
「やるじゃん、家斉」と見直したポイントがありまして、
それにして書いてみたいと思います。
(たぶん前にもどこかで記事にしている内容の再録の気がします(笑))

①アホではないんですよ

 3年前に国立公文書館で開催された「旗本御家人Ⅲ」展で、
山添宗積という奥医師の日記『朝廷日記』(朝廷って徳川公儀のことを指すらしい(汗)。
後世ならば水戸斉昭に激怒されちゃうような危険なタイトルっす)というのが展示されていました。

家斉の子供たちが次々に病気で死んでいくのですが、その原因について27歳の若き家斉も
いろいろ考えたらしく、「こどもたちの死が早すぎるのは、医師たちの治療が過剰なのが原因では?」
と思ったようなのです。なんでもこどもの容態がかわるたびに新しい薬を投与するとかで、
たしかにそれではこどもの体がもちませんね。
そこで家斉は寛政10年5月6日、満3歳の敦之助が危篤状態となると、「下々之小児」に
施すように治療いたせ、と奥医師たちに「上意」を伝えたそうです。
つまり、市井のこどもと同様の治療をおこなえ、というわけです。
うーむ、なかなかのアイデアです!
(はい左様ですかと、頑固な奥医師会が言うことをきいたかどうかは不明ですが)
女の尻ばかり追いかけていただけの凡庸な好色将軍ではなかった、
こどものことも真面目に考えるパパさんでもあった、
という気がしたエピソードでした。


②臨機応変に対応できます

これは勝海舟のエピソードでもあります。
(勝部真長『勝海舟』335P~)
ご存じとおり、放蕩三昧の父勝小吉のために、旗本勝家は御家人同様の貧しい暮らしを
していました。勝麟太郎は子供のころ、満足に三食の飯にもありつけなかったとか。
勝小吉の兄の娘婿の伯母に、お茶の局という大奥呉服之間に勤める人がいました。
ドラマの大奥では「男子禁制」になっていますが、昼間は柳営官吏(エライ人)や
御三家御三卿などはOKですし、男児は大奥に住むことも可能でした。
で、大奥勤めの人は外の親類の子をよく大奥に遊びにこさせて、寂しさを紛らわせます。
お茶の局も6歳の勝麟太郎を遊びに大奥へ招きます。
するとわんぱく盛りの麟太郎がはしゃいで大騒ぎしている様子が、
大御所の家斉の眼にとまってしまいます。
「初之丞の遊び相手にちょうどよい。お茶の部屋へあげよ」
初之丞は家斉の孫、将軍家慶の子。その遊び相手として大奥で暮させよという。
お茶の局は、しかし辞退しようとします。
「有り難き仰せにございますが、いたって貧しく、本日の衣服も実は親類より借用いたしたもの。
行き届かないことも多いかと」
つまり、麟太郎が貧しく、服も大奥の生活に見合ったレベルのものを着せることができかねるので、
という理由で断ろうとしたのです。
すると、家斉は「苦しからず」と。
かくして、麟太郎はのちに一橋家に入る、初之丞の学友として数年間、大奥で暮しました。
(勝さん、初之丞が死ななければ一橋家用人やってかも(笑))

で、ここで家斉を見直したのは、人を身なりで判断しない、という点。

ふつう、古今東西、みすぼらしい衣服を着ているだけで、宮殿から叩き出されるのが常ですよね。
よくそういうシーンをみます。海外ドラマでも、日本でも。
ところが家斉はなかなか合理的なおっさんで、多少小汚くても(ま、洗えばいいわけだし)、
麟太郎のなかにほかの男児にない元気で賢いところを見出して、
それを可愛い孫のそばにおきたいと思ったわけです。
先見性があったかどうかわかりませんが、あの勝海舟を選んだわけですから、
なかなか人物鑑定眼があったんじゃないの?とさえ思ってしまいます。

以上、駆け足で家斉さんの良いところを2つあげてみました☆
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-23 11:53 | 江戸城の大旦那 | Comments(2)
久々に、初期外国奉行ゴレンジャーの筆頭、水野癡雲こと忠徳さんの記事です。

ええと、遡ること9年前、うちのブログで書いた安政5年の水野忠徳に関する記事が、こちらこちら

ざっくり振り返ると、ハリスと折り合いが悪かった水野が
勘定奉行海防掛から、田安家家老へ移動したのち、
一橋派を形成中だった、松平慶永の側近中根雪江のリクルートにひっかかり(笑)、
一橋慶喜を将軍家御養君に押し立てる運動に身を投じてしまうわけですが、
結果的には、同じく一橋派の岩瀬忠震や永井尚志らは安政の大獄期に「永蟄居」という
重い処分をくらうますが、水野は保留の身となって、外国奉行に留まります。

真面目な水野なので、「昨夢紀事」をみてもかなり活発に活動していたのに、
よくぞ生き残った、とハラハラしちゃうのですが。

で、今回、ちょいと一部をコピーしてあった「井伊家史料」6~7あたりを
見返していたら、水野さんについて、井伊派の旗本による報告があったのですが、
それがかなりヤバイ!
やっぱり、この人も一途なタイプだから、やるとなったら振り切っちゃうんですな。

どんなふうにヤバイのか、ちょっと抜粋してみました。


水筑抔も五人の内にて、殊外赤門を悪云居候哉

(『井伊家史料7』 5P)

水筑こそが、水野筑後守忠徳のこと。
五人というのは、この文章の報告者徒頭薬師寺元眞の文に出てくる「五人の悪人」のことで、
岩瀬忠震、川路聖謨、鵜殿長鋭、土岐頼旨、永井尚志あたりのことで、
そこに水野も入るぐらい悪い、ということ。
(水野のほか、浅野長祚とかの名も出たり入ったり(笑))。

なぜ悪人呼ばわりかというと、
①この年の正月、鵜殿長鋭、土岐頼旨は条約について直接将軍家定にあう機会があったおり、
なんと!家定にむかって「御養君にはぜひとも慶喜公を」と嘆願しちゃった件で、
このとき家定は「聞かぬふり」をしたとか(なのでこの二人真っ先に飛ばされたっけ)。
②井伊直弼が大老就任に決まった朝、鵜殿と岩瀬と永井は老中部屋へかけつけ、
大老就任に反対し、「井伊掃部頭は大老の器ではない」的な発言もあったとか。
で、①と②をあとで聞いた井伊直弼が激怒して、「悪人」指定に。
川路と浅野は、条約調印勅許の運動で京都にいったおり、不穏な動きをしたと疑われ、
「悪人」指定になったとか。井伊派のなかでは川路さん、「ズル聖」とか呼ばれていたんですって(涙)。

この報告書では、岡部長常も悪人ランクイン(岡部は開国派だから)らしい。
で、水野が認定されたその理由がこの一文というわけです。

赤門というのは、井伊大老のことでして、
つまり、水野さんはどうやら城内などで、さして小声にもしないで、
堂々と井伊直弼の悪口を言って歩いているらしいのです。
(普段から声が大きくて、よく通るから・・・・・)
ううーむ、さすがツワモノ!水野さんたら、怖いモノ知らず~~~~っっ。

このほか、水野筑後守忠徳は、城内で海防掛の寄合があったおり、
ひそひそと永井尚志と内談している様子も、
同じく徒頭薬師寺元眞による密告レポで井伊派へだだもれです。
(同じく『井伊 7』41P)
でも、内談内容は書かれておらず、それってただの海防掛の相談かもしれないじゃん!
と思うのはわたしだけ?(笑)
もうなんでもかんでも、悪い相談にされてるっぽいんですよ。

ただ、この報告書からちょっとあと、こんな報告書も。→こちら


すでに御養君は紀州侯に決まり、水野も外国奉行筆頭に。
そして、

今度外國奉行の内、筑後を邪魔


にされたおかげで、水野と堀は処分されず、その後も官吏として働くことになりました。

ま、ホントは外国奉行の4人に邪魔扱いされたふうにはみえないんですけどね。
(水野と永井なんか、割と仲良しなのよね(笑))




初期外国奉行5人とちょうど、人数がそろっているから、一言。
SMAPの5人さん、この先どーなっちゃうんでしょうね。
すんごいファンというわけでなないけど、なにせ香取くんは大好き大河「新選組!」の局長だし!!
「いいとも」や「スマスマ」や「27時間テレビ」などでアイドルなのに飾らなすぎる彼ら、
東日本大震災の募金募集スポットを毎回新録してきた真心ある彼らがすごく好きなので、
円満解散ならいいけれど、事務所の権力闘争の割食って、
彼らの25年間の歴史が大人の汚い取引で汚されるのは、みていて辛いです。
もともとジャニーズ事務所ってとこは超ブラックだと思ってきたけど、
(だって所属タレントが表紙をかざるとその雑誌の画像の人影を銀色にくりぬかせるなんて作業を
全通販サイトに強いる暴挙、強権を欲しいままにしているって、何様?って感じでしょ(怒))
今回の件で、確信にかわりましたです。
こんな会社と、はやくSMAPの彼らも縁切れるといいですな。
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-20 18:59 | 外国奉行ズ | Comments(4)

フェイが二コラスと!

ぶっとんだ~~~って、いまさらですんません!

最近、あんまり香港の新聞とか読みにいってなかったのですが、
「そろそろフェイちゃん、CDでも出してくれねっかな」と検索したところ、
それどころではなかった!!!

なんですと、16日あたりに
二コラス・ツェーと大理(雲南省の、かつての大理国)で結婚したの!?

ニュース→こちら(中国語です~)

セシリアが100%祝福!って、ええええ~~~~~~!?マジですかーーーーぁぁ

(セシリアというのは、二コラスの元妻です。ええと11年前でしたか、フェイと二コラスがお付き合いして
いるときに、ま、二コラスがセシリアに浮気して、そんでフェイと二コラスは別れたつードロ沼事情が)

ひさびさに、じぇじぇじぇーーーーっと叫んでしました、PCの前で。

復縁していたのは知ってましたけど、まさか結婚まで至るとは・・・・。
フェイさん、三度目っす。

いやはや、これじゃCDアルバム作っている場合じゃないわね。

先週はSMAP騒動に驚いたけど、今週はもう、これのニュースだわ!
(強いてこの2件のニュースを関連づけるとしたら、SMAPの木村さんとフェイさんは
「2046」という映画で、恋人役を演じてましたっけ。すっごくきれいなキスシーンが印象的でした☆)

じゃなくて、フェイさんも二コラスもどうかお幸せにーー!

ホントはこの件のニュース映像を探していたら、みつけちゃった14歳のフェイちゃんです!

[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-19 19:56 | 香港&アジア映画 | Comments(4)
昨日からはじまった、木曜時代劇「ちかえもん」。いいよね~っ(@あまちゃんマスター)

公式サイト→こちら

木曜時代劇って、1-3月期はNHK大阪制作モノのこと多いと思うんです。
だけど、ここ数年、「笑い」を大切にしているはずの大阪の放送局にあるまじき、
ド根暗い、救いもほぼない、どよーんとした内容の時代劇ばっかりで、
ただでさえ寒い季節に、さらに心が凍りつくような、そんな感じだったんで、
東京者から言わせれば「いつも大阪は笑い、笑いって、東京に笑い教えてやるなんて
大口叩いているんだから(失礼ですが東西の笑いは質が違うので有り難迷惑に御座候)
てやんでぇ、だったら心が暖かくなるような笑える面白い時代劇作れよ!」
ってずーっとずーーーっと思ってきました。

今回ようやく、その想いが叶いました。
こういうものを見たかったのです!

松尾スズキ主演なんで、期待はしまくっていましたが、本当にありがとうございます。

こんなスランプでダメな近松門左衛門、みたことがないけど、もうかわゆくて素敵!!!!
(顔の表情の豊かすぎるあたり、たまりません(笑))

歌なんかもうたっちゃうし!
(朝イチに出ていた松尾さんによると、突然歌わされるという無茶振りだったため、
音程が・・・・・といささか不本意だった御様子でした)

スランプを脱して、見事に「曾根崎心中」を書き上げるちかえもんさんを
最後まで見届けたいとおもいます☆

ただ、元禄が舞台なんですが、鯖の刺身をしょうゆにつけて食べていた・・・・。
この時代まだ味噌ベースとか、煎り酒メインなんじゃ・・・・・・?(汗)

と、疑問もありつつですが(笑)、
1話を見逃してしまった人は、再放送もありますヨ!
1月19日(火)午後2時05分~2時50分 です。
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-15 10:08 | ほんの世間話 | Comments(0)
なにせ一年ぶりの大河ですから、もう始まる前からワクワクしちゃいましたが、
第一回、あっという間に終わった!というぐらい、面白かったです!!
最近の戦国モノの大河のなかでも、こんなに1話目から緊張感バリバリモード
なかった気がしまして、船出からして、好いな~と思いました。

まずOPからして、久々に大河のOPって感じじゃありませんか!
「篤姫」あたりから、OPのかなりの部分が主演俳優が歩いたり、ずぶ濡れになったり
というイメージ映像と自然風景、ときに郷土PR(八重さんのときとかね)の組みあわせメインで、
ドラマの世界へさあ、入ってきてくださいよ!という昔の大河のようなOPじゃなくて、寂しかったんです。
(って昨年のは1秒もみていないので知らんけど)
「真田丸」は本当にひさしぶりに、かっこいい!!!ドラマの世界へ誘ってくれる、
大河にふさわしいオープニングで、マジで嬉しい!!!

物語は、のっけから武田滅亡という、緊張感あふれる幕開けではじまり、
いままでこんなに武田勝頼が落武者へ転落していく過程を丁寧に描いたドラマが
あったでしょうか!?というぐらい、新鮮でした。
真田家の受難のはじまり、がまさにお仕え先の武田家の終焉なので、
正解なはじまり方ですが、しかしながら、さすが戦国ですね、
裏切り方がえげつなく、勝頼に仁徳がないにしても、親類関係なのにそりゃないぜ、
っていう仁義なさすぎの世界。
この世界で、真田ファミリーは生きていかねばならないのだ、という力強いメッセージを
受け取りました。

真田家の面々はもう、みなさん素晴らしい。
とくにお父さん! 真田パパというと、実は「真田太平記」のドラマの丹波さん
のイメージが強かったのですが、草刈さん、良い味だしていらっしゃる☆
(しかし、こういう瞬時に発言が変わる人を、幕末でも慶喜という人を知っていますが、
真田パパは許されて、なぜ慶喜さんは非難されるのだろうか。どちらも頭の回転速さが
よろしいだけなのですが(笑))
信繁、信幸兄弟も、いいですね!
(大泉さんをよく、真面目キャラで使ってくださった。けっこうかっこいい役の大泉さんて、
良いんですよ~~)

いちおう、8時のNHK総合でみているのですが、BSプレミアムのほうも録画して
ありまして、ついついそちらもみてしまいました(笑)。

ただ、やはりナレーションは男性の渋い声がよかったかな、と思います。
有働さんの声好きですが、戦国時代のドラマですと、もちっと骨太感がほしい。
(とくに今年は!)
「今はまだ・・・・・」って、懐かしい三谷さんのフレーズが出て来たとき、
頭のなかで森本レオさんの声に変換したら、なんかいけてたけど(笑)。
(それじゃ「王様のレストラン」まんまになっちゃうんですけどね)
たったひとつ、ナレーションだけが、ちょっと残念。

あとは音楽も、脚本も、キャストも、みんな素敵で、
一年楽しい大河になりそうです。

来週から、織田のほうも物語に出てくるようですが、
ハコちゃんこと、岩下 尚史氏(この方の書かれた『芸者論』にたいへんお世話になりました)
が明智光秀役でして、なんか織田信長と二人だけの世界があるらしく(笑)、
ひどくいじめられるらしいので、どんな登場をするのか、めちゃめちゃ楽しみなんです!
(すると本能寺の反乱の原因は痴情のもつれなのか、みたいな)


それから、「ダウントン・アビー4」もついにキター!!!

でも!!!!!

オブライアンさんがいなーーーーーーい!!!!(涙)

うそ~~~~っっ、寂しいよーーーーー!!!

という衝撃のシーズン4のはじまりでした。


とにもかくにも、日曜の夜のドラマ三昧の日々が復活して、
わたしはたいへん嬉しいです。
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-11 09:54 | ほんの世間話 | Comments(4)
1月10日といえば、真田丸初回放送日ですが、
同じ日から、ダウントンアビー シーズン4もはじまります!
(前シーズンはマシューの事故死という、とんでもないところで終わっているので、
ますます目が離せませんっっ)

ダウントンアビーNHKサイト→こちら

本放送のほうでは、ファイナルシーズンのシーズン6がはじまっているようですが、
クリスマスといえば、チャリティー番組テキストサンタ。


今年も、ダウントンアビーが参加しているようです。


Downton Text Santa 2015

前回はジョージ・クルーニーがゲストだったり、ゴージャスでしたが、
今回はしっとりとダウントン家のお話(っても、いろいろやっていますが)です。

それはさておき、
久々に日曜の夜に楽しみが満載です☆
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-08 09:45 | ほんの世間話 | Comments(0)
めずらしく連日連投でございます(笑)。

ここ数日、すっかり「真田丸」PR番組につられまくりです(笑)。
(「さなだまる」って意外に言いにくく、NHKマスコットのななみちゃんまで噛んでいたのが印象的)
とても楽しみになってきました♪

昨日の元旦は、朝のNHK番組の上田からの狼煙リレーにハラハラし、
(上田市の盛り上がり方をみると、やはり大河はただのドラマではなく、
多くの人々の期待がこめられた、一大プロジェクト。昨年のようにあちこちの地方都市に
赤字をのこしてはいけないのでありますな)
今夜はついにブラタモリSPですよ!


それはそうと、昨夜の「孤独のグルメ正月SP」。
(BSジャパンではシーズン4の一挙再放送もあったですが)
旭川でどれにいくかと思いきや、またまた良い意味で裏切れつつ、
どれも美味しそうなものばかりでした。

この番組、どこの土地へいっても、観光的なお料理に流されず、ブレないところが
素晴らしいです!!
終わったばかりだけど、またシーズン6の再開が待ち遠しいです。


さてさて、江戸ブログとしては、やはりこれでしょ、の番組があります。

1月3日 午後9時~11時
BSプレミアム
ザ・プレミアム「歴史エンターテインメント“大江戸炎上”」

紹介HP→こちら

明暦の大火で灰燼に帰してしまった江戸の復興計画のドキュメントです。
保科正之をメインにしたドラマ仕立てのシーンもあるらしい。
そんなわけで、楽しみな番組です♪
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-02 10:37 | ほんの世間話 | Comments(2)
d0080566_18281473.jpg



江戸時代ですと、
「陽春の御吉慶、尽期あるべからず御座候
ますます御機嫌よく御超歳遊させられ
恐悦至極に存じ奉り候」
というように年賀状はかちっと書かれたようですが、
江戸を紹介するブログにしては、
うちはいつもどおり、ぐだぐだ~と新年を迎えます。

ところが、です。
2016年8月は、ついにブログ開設から10年目へ突入します。

ちょっとここ最近、更新が滞っていますので、
今年はもう少しだけ、
記事が増えていけるといいな、と思っております。

それから10年目ということで、なにかできないかな~なんて
ゆるーく考えております(笑)。

とにもかくにも、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


               東都アロエ   管理人 はな。


どーでもいい話ですが、
紅白をみていたら、今井美樹さんが出てらして、
「ぴーすおぶまいうぃっしゅ」を歌われていました。
この曲、8年ぐらい前から、わたしのなかでは
勝手ながら、戊辰の慶喜さんへ捧げたい応援歌でして(笑)、
懐かしくて、つい口ずさんでしまいました☆
[PR]
# by aroe-happyq | 2016-01-01 00:26 | ほんの世間話 | Comments(4)
パート①から、4ヶ月経っちゃいました~~~~~っ。

ええと、前のは→こちらです

今回も引用させていただくのは、
『幕末のフランス外交官 初代駐日公使ベルクール』
(アラン・コルナイユ著 矢田部厚彦編訳 ミネルヴァ書房)です。

時期は、会談記録から、1863年2月(文久2年12月)。
当時、14代将軍徳川家茂の上洛準備が本格化し、将軍を京で出迎えるべく、
老中小笠原長行や、将軍後見職一橋慶喜があいついで、上洛していました。

そのころ駐日公使ベルクールと外国奉行竹本甲斐守正雅は何度か極秘会談をしていて、
ベルクールは率直にかたる竹本に日本の政治情勢を細かく質問していた。

しかし前回紹介したような「徳川の敵は薩摩と長州です」の率直発言は、
竹本が老中と相談のうえで、おこなった政治的な発言なのですが、
今回のは・・・・竹本の個人的な見解にしか思えず、前回紹介の率直発言と
その性質が異なるようにしか思えません(汗)。

というわけで、ほんのささいな質問からはじまった、竹本さんの暴走をお楽しみください(笑)。
(以下、『幕末のフランス外交官 初代駐日公使ベルクール』165P~)

ベルクール「しかし幕府の役人によれば、京都での一橋の使命は、問題解決のために
       将軍が与えたものであるという。
       とすると彼(慶喜)は、将軍の友、それも心から許せる友ということになる」

ベルクールさんは東洋についてかなり知識を持った人で、知日派といっても過言ではなかった。
なので、この人からすると、日本の情勢の改善を願っておこなった発言だったのですけど、
これが竹本の心のなかの思わぬ地雷を静かに踏んでしまったのでした・・・・・・。

先方(竹本)「一橋は、使命を帯びて上洛するのではない。彼は、将軍から命令されたから上洛
       したのであって、彼は京都滞在を利用して彼自身の利益のための謀略に専念するかもしれない。
       彼は、将軍にとってうわべだけの友だからである」


今どきの流行の言葉でいえば、突然、フランス公使の前で慶喜のことをディスりはじめたのだ!(笑)

たしかに慶喜は家茂の心から許せる友ではないし、うわべだけの友といえるかもしれない。
しかし「使命を帯びて上洛するのではない」とか「京都滞在を利用して彼自身の利益のための謀略に専念」
までいってしまうと、もはや名誉毀損問題ではあるまいか!?

竹本甲斐守は、率直な発言をする人だが、このように誰かを悪くいうことは極めて少ない。
(やや、小笠原長行にも、かな(笑))。
いったいどうしたんだ、竹本!と思ったのだが、
それは彼の経歴をみれば、頷けるものでありました。

竹本正雅プロフィール(号:蘇軒)

文政9年(1826)生まれ。
天保14年 部屋住より小納戸(布衣)。
弘化2年 西丸小性 諸大夫
嘉永6年 本丸小性
嘉永7年 中奥小性
安政5年 小普請組支配 
安政6年 外国奉行 、神奈川奉行兼帯
文久2年 大目付 外国奉行兼帯


と、これをみてお分かりかと思いますが、弘化2年から安政5年まで、
13代将軍家定の小性まっしぐらだったんです!
この人の主君はおそらく永遠に家定公でありましょう!!

おぼえておりますでしょうか、拙ブログのこの記事→こちら

御美麗ではなかった家定は、「超・超・超」御美麗の慶喜の姿に、
キャーキャー騒ぐ大奥女中たちを眺めて、
「言わなくてよいことを口にする」と苦々しくつぶやいておりましたそうですが、
竹本正雅は、まさにその家定のそばで、主君とともに悔しさに耐えていたわけです。
主君が慶喜嫌いなのに、小性の竹本が好感を抱くわけありませんね(汗)。

こうした経歴から「反一橋派」でしょうし、家茂将軍の心から許せる友なんて言われると、
つい昔の恨めしき想いがぶり返してしまったのでしょう。

なので、竹本はなお暴走します(笑)。

ベルクール「一橋が長い行列と大量の武器を従えて東海道を行くのを見たが、
       衛兵の数は三千ないし四千で、その大半は洋装していた」

ベルクールの住んでいる、フランス公使館は神奈川宿の甚行寺にあったので、
公使は東海道を行く慶喜の上洛行列を見物したらしい。

洋装していたネ、ってそんな軽い好奇心での発言だったのだが、
これがまた竹本の地雷を踏んだらしく、思いも寄らない返答がかえってくることになる。

先方(竹本)「一橋の行列が通るのをご覧になったというのはそのとおりかもしれない。
       しかし彼は、わが国の一般原則に倣って大名行列するよりも、海路を好むと言われている。
       同じ日、老中小笠原が京都へ行くために蒸気船で大坂へ向かったのを思い出していただき
       たい。小笠原の側近の人々のなかに大きな外衣を着た人物が確認されており、
       その人物に対して、小笠原が特別丁寧に敬意を払っていた。そこから、この人物は
       一橋慶喜だったのであり、彼はその宿敵である井伊掃部頭の家領を陸路通過するのを
       避けたのだろうと言われている」


たしかに慶喜の海路上洛話は噂ではあったみたいなんですけど、
今のところ、陸路で行ったことになっていますよね。
つまり、竹本は正確な情報ではないことを、外国公使に話してしまっているわけです。
(普段は冷静沈着で、たいへん優秀な外国奉行なんですよ!竹本さんって!)
しかもこの竹本情報での慶喜は、ついに井伊さん(故人)と宿敵に
されちゃっていますが、大丈夫なんでしょうか??
ちなみに、ここで確認のとれている正しい情報は、
慶喜さんが、海路好き、というか蒸気軍艦に乗りたい人という情報だけな気がするのですが、
竹本さん、本当に大丈夫なのでしょうか(笑)。
(これでいくと、ベルクールのみた行列にいた慶喜は影武者になっちゃうってことですよね?
・・・・まぁ、乗物に乗ってたら誰が乗っていても、わからないけど)

ここでベルクールさんは、なにか察したのか、ちょっと話をかえてみようと「小笠原も京都に行った
のですよね」と竹本に振ってみた。

しかし、これもなんだかいけなかったようなのです・・・・・(笑)。

先方(竹本)「彼も天皇に呼び出されたのである。彼は大名でもないのに、
        身分の低い地位から外国事務総裁という要職に取り立てられた人物である。
        朝廷は、京都に到着した将軍に浴びせる訊問の基礎になる情報を
        小笠原から嗅ぎ出せると思っているのだろう」


うわーっ、小笠原さんも、竹本さんにディスられちゃいました。
これじゃ完全に朝廷の犬扱いです(笑)。
文久2年6月に、島津久光が勅使の大原と江戸へやってきて、家茂に対して
政治改革を迫りましたが、それによって政事総裁職になった一橋慶喜はもちろん、
外国事務総裁になった小笠原も、
竹本さんはどうやら、お気に召さないようであります(笑)。

ベルクール「ということは、将軍は自分の蒸気船を使って、多分京都で彼を裏切るだろう、
       一橋に老中を随行させたことになる」

ちょっとびっくりしつつも、ベルクールはヘンなスイッチの入った竹本から、
思わぬ日本の裏情報が聞けて、それはそれでラッキーと判断したのか、
そこから攘夷大名について、たくさん質問攻めにしていった。
(でも、慶喜から話題が離れたので、いつもの竹本に戻りました)

このやりとりを読むまで、
文久2年12月のはじめ、上洛御用、そして一橋刑部卿随行員として京へ行く支度を
していたはずの大目付竹本甲斐守が突如、上洛御用御免となり、外国事務に復帰した一件は、
いろいろな本に出ているように「対英交渉に手練れの竹本を今後の生麦賠償問題のために
江戸に残すことにした」という説を信じていたのですが、
それならそもそも上洛御用にしないだろうし、急遽大目付岡部駿河守が代役で
慶喜の世話役として上洛することになるものおかしい。
慶喜が嫌いな竹本さんは、上洛御用に決まってからの数週間、上洛御免になるように
なにかしらの運動をして、どーにか江戸に留まるようにもっていったのか、
あるいは一橋家のほうから、竹本じゃなくて慶喜さんと意見の合う(ともに開港開市派)の岡部
にかえて、と老中筋にかけあったのか、いずれにせよ、そういう理由のような気がしてきました。
(でも慶喜ファンとしては、岡部に代わってよかったです。だって、岡部だったからこそ、
上洛して神経衰弱になった慶喜に、江戸から旧知の松本良順を呼んで大胆な方法で早期治療
をやってのけましたでしょ。竹本だったら、・・・・・・うーむ、ノーコメント(笑))

そして、こののち、生麦賠償問題で大活躍する竹本甲斐守ですが、
賠償交渉の全権委員として、京から小笠原図書頭が江戸へやってくると、
とたんに、生麦交渉の場から姿を消し、イギリス公使たちに心配をかけたのでした。
(イギリス公使たちは、数年前に外国奉行の堀織部正がプロイセンとの交渉から消えたとたん、
切腹してしまった例を思い出して、竹本の身を心配した次第)
でも、これも、いろいろな本で、小笠原と賠償金の支払い方法で対立し、それきり竹本は交渉委員を
クビになった・・・・・という説がありましたが、さてはてそれもどうでしょうか。

竹本甲斐守、ひょっとしたら、嫌いな人と一緒に仕事なんかできないので転属させてもらえますか、
といえる、当時では珍しく、老中たちにNOと言える男だったのかもしれません。
(ちなみに、竹本はこののち京へ行きますが、小笠原があの率兵上京事件で御役御免になると、
さっそうと外交交渉の場に、復帰するのです(笑))

竹本甲斐守は、外国奉行としてたいへん優秀な人で、このあとも
長らく外交を担うことになります。
ひとつの役職に長くいると、とかく出る杭として、良い評価をもらえないらしく、
竹本のことも、当時の人物評でけっこう賛否両論ですが、
とにかく激務で体調をこわしても、働き続ける姿は実に立派で素晴らしい方です。

慶応4年まで留守居をつとめて、徳川瓦解ののち、江戸で隠居生活をするわけですが、
最期がお気の毒。
明治元年10月、治安が悪かったせいでしょうか、
にわかに自宅に押しいった強盗によって、殺害されてしまうのでした。享年43歳。

この竹本正雅については、論文ですが、
竹本正尚「外国奉行 竹本淡路守」(『古文幻想』1号)
松平千秋「旗本こぼれ話 外国奉行竹本正雅と幕末外交1~3」(『大日光』72~74号)
に詳しく書かれております。
興味をもたれた方はぜひチェックしてみてくださいませ。

わたしは初期外国奉行ファンですが、後期外国奉行では、浅野氏祐とともに、
この竹本正雅のファンです☆
浅野は史料を読んでいても、けっこう喜怒哀楽をみせてくれるのですが、
竹本はいつも隙のないほど完璧な人で、いまいち人柄がみえなかったのでした。
でも、このフランス公使とのやりとりで、慶喜嫌い、小笠原もついでに嫌いらしい!?
そしてその件では我を忘れて暴走するんだ♪かわゆい、という竹本の一部分を覗くことができて、
なんとも嬉しくて(笑)、ついつい記事してしまいました。

なので、どうかこの記事だけを読んで、竹本を判断しないでくださいね!
いつもはこんなに感情的に語るタイプじゃなんですよ~~~っ
すごくきっちりとお仕事する人なんです☆
(ううむ、これでフォローできているといえるのだろうかっっ)


ただ、いきなり慶喜について思いがけない返答をくらったときの、ベルクールの表情がどんなだったか、
かなり興味津津です(笑)。
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-12-23 14:30 | 外国奉行ズ | Comments(8)
11月、いろいろ新刊が出ていました☆



d0080566_14314495.jpg
  江戸時代の罪と罰
  氏家幹人 著

  アマゾン→こちら







タイトルで、おや?と思った方もおられるかと思いますが、
昨年、国立公文書館で開催された「平成26年特別展 江戸時代の罪と罰」展と
リンクしているようです。
そんなわけで、紹介史料もたっぷりで、
江戸時代の司法(警察)制度に興味のある方、
また、なにかの創作で江戸の小伝馬町牢獄を登場させたい方には
ぜひ一読をおススメいたします。





d0080566_1433553.jpg

徳川制度
 (上)、(中)、(下)
岩波文庫


アマゾン→こちら



徳川時代のあれこれを知りたいなら、これは便利!
今まで、上、中と揃えてきましたが、
ついに下巻が出たので、紹介します~~~♪
(やっぱり、揃わないうちは紹介しにくいですよね)

岩波HPから、説明文を要約しますと、以下のとおり。
(岩波の徳川制度の紹介ページ→こちら


江戸城内から江戸の町や下層社会まで記録された歴史実録書。
文献史料や故老からの聞書きなどをもとに,明治25~26年にかけて『朝野新聞』に
連載されたものである。

上巻には,町奉行,刑罰,牢屋,人足寄場,非人,町会所,火事,辻番,株式,
市場などについての項目を収録、

中巻には,山の手と下町でちがう寺子屋の実態をはじめ,虚無僧,富くじ興業,吉原,
岡場所,娼妓,若衆など社会・風俗に関するものと江戸城の年始の儀礼を記した年始登城,
下馬評,礼服,駕籠,乗物など武家社会に関するものを収録、

下巻には、武家の学問の殿堂であった湯島聖堂,鷹・鷹匠や東叡山寛永寺のことをはじめ,
アメリカ使節の江戸城登城,桜田門外の変,生麦事件など幕末・維新の激動の時代を彩る
数々の事件についての項目を収録し、江戸の町の実態がよく分かる貴重な一冊(全三冊)。

しかし!続きがあるそうなのだ。

なお,「幕末の陸海軍」「社会魔」など『徳川制度』の補遺的な内容を収録する「補遺」を続刊の予定。


だそうなので、まだまだ続くようですが、
朝野新聞といえば、前期には成島柳北さんがやってた新聞なので、
徳川に詳しいし、読み応えあります☆

なので、徳川方に興味ある方は、一家に1セット、いかがでしょうか♪
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-12-20 10:33 | | Comments(2)
今夜で「孤独のグルメ Season5」が終了します。
10月から、毎週、深夜にお腹をすかせて楽しんできたのに、もう終わっちゃうのは
さみしい・・・・。

でも!

孤独のグルメお正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編
2016年1月1日(金・祝)夜11時15分


がまだあります!!!!!



嗚呼、元旦の夜からお腹がグーとなるのですね♪

なんかもう、今からめでたい!!!(爆)
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-12-18 14:20 | ほんの世間話 | Comments(2)
思い出しては検索かけていたのですが、ようやくNHKに「真田丸」のサイトができたようです☆


真田丸サイト→こちら


今夜、今年の大河が終わるので(15分短縮バージョン最終回なのですな)、
その最後に放映される真田丸予告編を見なくては♪と思っています。
(今日まで、今年の大河はついに1秒もみることなかったので、今夜も気をつけねば(笑))


来月から、
やっとわたしのスケジュールに、「日曜日夜8時 NHK」が戻ってくる!

【ちょっと追記②】
 本放送がはじまる前、1月2日後7時30分から、
  NHKの正月特番「ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 真田丸スペシャル」が楽しみです♪
公式サイト→こちら


前に記事にしたように、三谷氏と戦国時代の相性がなんとなく良いともいえなさそうなので、
多少こわごわ、でもワクワクしながら、第一回の日を待ちたいと思います。


……どういうわけか、最近、「新選組!」のDVDを見直しはじめてたりして。
10年以上前のドラマなんで、出演者さんがみんな若いのなんのって(笑)。
やはり、ひと昔とはよくいったものです。

【追記①】
真田丸の予告、みましたー!
で、でも!!!!短かった~~~~っっ
堺さんしか、出てこなかった。
(あっしは、その兄役の大泉さんが気になるんですよーーーっ)
いつも3分ぐらいやるじゃないですか~~~っ どーしてぇぇぇぇ
前の大河がつまらなくて(←観ていた友人たちの感想より)、
打ち切り状態(わずか15分ですが)だからって、なんで真田丸の予告編まで
犠牲に遭わねばならんのだっっ。
しかし前の大河さん、視聴率低かったみたいなんで(清盛とワーストタイだとか)、
真田丸も苦戦しそうで、ヤバイのでありますっっっ(涙)。
(ここでも、こんなに迷惑をかけられる羽目に・・・・)

ただ、1話もみていないでなんですが、歴代ワーストだって、
そもそも題材がひどすぎただけで、大コケの予感は始まる前からあったはず。
主演の俳優さんはよくがんばられたと思います(と勝手に察します)。
企画を考えた人、ダメな企画をついに面白くできなかった脚本や演出の問題なのです。
どうか、今後、こうした悲劇がおきないよう、面白い大河をつくってもらいたいもの。
そして、NHKにはもういいかげん、「篤姫」の成功体験は捨ててもらいたいですネ。
(あれだって、そんなに面白い大河じゃなかった。脚本もひどかったし。テキトーで。
ただ、鉄板モノの江戸城大奥だから、受けただけなんだから!(笑))

今年の長州大河も、どうせ官邸のゴリ押しなのだったら、伊藤博文の大河にすればよかったのさ。
大村益次郎の大河といい、これで長州を舞台にした大河は人気ダメダメだということになって、
大河の黒歴史扱いになって、ほぼ二度とチャンスは回ってこないんじゃないのだろうか。
それはそれで、気の毒じゃないすか(って、次にやっても観ないけどね。あははは)。
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-12-13 19:14 | ほんの世間話 | Comments(4)
前々から香港映画ファンの友人たちから「はやくみろー」と
言われ続けていたこの作品。

かの「インファナルアフェア(無間道)」以来の傑作香港映画との呼び声高い、
警察映画であります。

警察映画撮らせたら、世界でも、まず香港映画界以上に手練れはおるまいと
いわれるほどの、香港映画の隠れた十八番ですから、
それはもう期待大というところ。

しかも香港資本、香港スタッフオンリーで作った、
昨今ではめずらしい純香港産。
大陸(内地)のおしきせのダサイ俳優もでてきません。
香港・台湾スタッフ&キャストでつくった、久々のやりたい放題の香港映画です(笑)。

もちろん香港では記録的大ヒット(←この街でウルトラ大ヒットした映画は内外問わず、
本当に面白い映画なのです☆映画好きの香港人の目利きはなかなかなのです)、
香港アカデミー賞総なめ、とくれば、もう怖いものはありません。

で、日本公開を待っていて(単館公開)、見逃してしまったわたし・・・・・・。

でBDでも買おうかと思ったら、高いし・・・・・・・・。
(ロードショー公開でない辛いところね)

ようやく廉価版のBDが出て、めでたくゲット!!!!

香港での公開から3年して、やっとみることができました(汗)。



すごく簡単に感想をいいますと、みなさまご存じの「インファナルアフェア 1」
と比較させてもらえば、「寒戦 コールドウォー 」のほうが話が複雑!

ざっくりとでも香港の警察関係の組織を知らないと、若干置いていかれるかも・・・・。
(わたしはかつで浴びるほどみまくった香港映画&ドラマの知識の記憶を総動員して
なんとかがんばれました・汗)

1回目みたときの衝撃度は「インファナルアフェア」のほうが大きかったですが、

でも、すごく面白かった!


ぶっちゃけ、100%理解できていませんので、2回目みないとですが、
この中毒性も名作の証かと(笑)。

でもでも、香港という都市は、こういう複雑な物語(しかも警察内部の陰謀モノね)が
よく似合うんですな。
東京はまだ、まだここまで洗練した組織モノを描けるほど、垢抜けていないです。
(それは映画制作陣の能力とか、精神年齢とか、そういう部分もかかわってくるかと
思うのですが。まだ日本じゃこんなにキレキレの警察内部モノ映画は生まれせんです、はい)
これまで長年培ってきた、香港のアクション技術もあいまって、
とにかく、かっこいいと思いました。

俳優陣もまた、いいですね♪
主演のアーロン・クォック(郭 富城)とレオン・カーフェイ(梁 家輝)がいいのは当たり前ですが、
「インファナルアフェア」でも大活躍だった、ラム・カートン(林家棟)、
そしてかつて香港映画でたくさんみていた、チン・ガーロウ(錢嘉樂)など香港脇名俳優ほか、
テレンス・イン(尹子維)、マイケル・ウォン(王敏徳)と懐かしい面々まで!!!

あ、そうそう、アンディ・ラウ(劉 徳華)も忘れてはいけません。
出番すくないけど、かなり重要な役でした♪

それから、台湾の若手俳優さんのエディ・ポン(彭于晏)が、今回は意外な感じの役柄で
登場して新鮮でしたし、

まさかの登場!!!廉政公署(香港の公務員の御職監察機関です)の
できる署員こと、アーリフ・リー(李治廷)くんの役も素敵でした☆

そして、90年代香港映画をみていた人には超なつかしの、チャーリー・ヤン(楊采妮)!
(日本では「天使の涙」のぶっとび娘役でおなじみかしら??)
15年以上のおひさしぶりですが、大人の美人さんにおなりで。
いやはや、嬉しい再登場でありました。
(かつてはすんごいハスキーボイスでしたが、きれいな声になっていたのに驚き)

ただ、誰を信用していいのか、みんな信じられないといったストーリー展開なので、
「あ、こいつ。裏切るかも」と思わせる演技がみなさん秀逸!!
(なかには本当に裏切り者がいたんですけど。あまりにびっくりした人も、そうでない人も(笑))

そうした複雑な人間模様もさることながら、アクションがまたすんごい。
火薬使ったですね~~~~っ。すごい量でしたねーーーっ。
ただ、火薬の使用量で映画の善し悪しをきめる、香港下町のおばちゃんたちを唸らせた、
ジョン・ウーの「男たちの挽歌」の時代と違って、ちょいちょいCG使ってるんでねー。
生火薬の迫力は往時をしのぐことはできないものの、映像的には迫力満点でした。

そうしたわけで、本当に面白かった!わけですが、
ただですね・・・・ラストが・・・・・・・「つづく」なんですよ・・・・・・。

なんでも、いまちょうど、「寒戦2」撮影中とのことで、
いろいろ大物俳優の起用が取り沙汰されておりますが、
はたして!!!!「パート2なんて、1をこえないよ」といわれるなか、
そのジンクスをこえた「インファナルアフェア」シリーズのように羽ばたけるのか!?

そんなわけで、この作品の真の評価は実はこれからにかかっております(笑)。
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-12-11 18:05 | 香港&アジア映画 | Comments(0)
半月経った気がしていなかったのですが、いやはやすいません!
(そもそも11月そのものの記憶がない・・・・・・・・・)

すっかり放置ブログ化してしまっているのに、毎日ちょこちょこアクセス数が!

お越しくださっていた皆さま、ありがとうございます!!!


11月、ほぼどこにも行けなかったのですが、
よーやく、12月になって、公文書館には行ってきました!
展示会サイト→こちら


圧巻だったのは、「北夷分界余話」。
話では知っていましたが、ビジュアルにしてもらうと、間宮林蔵の旅が
とてもリアルにみえてくるので、感激しちゃいました。
樺太アイヌのみなさんが、犬をとっても大事にしていて、
子犬をせなかにおんぶしている絵がとても、ほのほのとしました。
(上記のサイトに、その絵がでています)

それから、間宮さんが、貿易出張所の清朝の役人と御酒呑んでいる絵も素敵でした♪

そして!!!
心のなかで笑ってやりましたよ!

国書御委任状


説明文では、「持ってこなかった(ので、帰国して持って来た)」としか書いてませんけど、
全権委任状を持ってこなかったのではなく、
そもそも、条約交渉に全権委任状が必要なことすら知らなかった、
すっとこどっこいな岩倉使節団どもなわけですよ。
(嗚呼、はずかしい・・・・はずかしい・・・・)

なので、わざわざ半年かけて取りに帰って、使うことなく日本へ持って返ってきた
まったく無意味だった国書御委任状をながめながら、
「おっほっほ」と心のなかで憫笑してやりましたですよ。


この秋の楽しみはこれぐらいでありました。・・・・・・トホホ
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-12-05 14:16 | ほんの世間話 | Comments(2)
すみだ鬼平犯科帳まつりが、明日、15日に開催されるそうです。

まず、記事はこちら

で、PDFの案内のほうは、こちら

トークショーなどもあるようですが、なんといってもポイントは、

軍鶏(しゃも)鍋をはじめ、
焼き団子や田楽、テレビドラマにも登場したわけぎときくらげの白みそあえ、
マスのみりん漬けなどを再現


して販売するところでしょうか!

行けたら、行きたいけど、まだ病み上がりだし・・・・・(涙)。

29日のパレードも、なにげに楽しそう・・・・♪♪


そしてにしても、やはり墨田区は鬼平推しなのか・・・・・。
[PR]
# by aroe-happyq | 2015-11-14 11:48 | 江戸東京あれこれ | Comments(2)

アジアンエンタメ&お江戸後期。外国奉行や長崎海軍伝習所がご贔屓☆ BYはな。


by aroe-happyq