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東都アロエ

永井玄蕃とまさかの「恋」の字

以前の記事で函館毎日新聞不連続長期連載の
函館戦史料を集め始めた・・・・と書きましたが、
そのなかに《函館余音》という、脱走ズが箱館で詠んだものを
メインにした漢詩・俳句・和歌選集連載がありまして、
これって・・・『旧幕府』の《北鳴詩史》と
どれぐらいダブっているのか?ということで双方を
見くらべつつ、いくつかそれぞれとりこぼしがある??・・・と
チェックをすすめている最中であります。

基本的には《北鳴詩史》のほうがしっかりお題も付され、
各個人の収録歌俳数も多いです。
また有名人(伝記が一般流通本で出されている人びと)については
とくに今回なにかが出てくることもなさそうです(笑)。
(すでに先人が調べつくしておりますので♪)

で、スター性はゼロ、年齢もおっさんの玄蕃サンですが。
またなんだか、気がついてしまったのであります。
《北鳴詩史》のこの人の和歌をまじまじとながめたことがなかったので
今回、じっとみていたら・・・・・・・。
ヘンな歌(←玄蕃に失礼・笑)をみつけてしまいました。

  寄弓戀

君の為めやたけに思ふ梓弓
たゑなんつるの引にわつろふ



付されているタイトルがですよ、寄弓戀って、
」なんてついているんです。

永井の漢詩や和歌で「恋」の字は
これまでお目にかかったことがありません!
たいていは、四季の花、風景、愚痴、・・・・漢詩では
「歴男」ぶりを発揮して、出張の途中で古戦場を通って
いにしえの英雄をテーマに・・などもありましたけど、
およそ「恋」とは無縁な内容ばかりであります。
「君の為め」なんて、ちょっとちょっと♪な感じの歌は
現時点ではこれ以外みたことありませーーん。
(箱館のほかの人びとの作品でもないって)
といっても。箱館で詠んだ?とはいえ、この人は箱館で
京都のことや広島のことまで歌にしているので、
いつのことの歌なのか、わかりませんけれど(笑)。
(しかもこの詩集、監獄時期のものも含んでおります)

それにしても、「君」って誰よ?みたいな(爆)。

黙っていてもイケメンな若者があまた居る箱館メンバーの
なかでですよ、あえて、どうして恋の字のある和歌をよむのが
あなたなのか!?玄蕃ちゃんなんだ!?と思わなくもない(爆)。
できれば若いあの人とか、この人とかの歌でこの「恋」の字をみたかった!←本音


まだまだ底知れない外国奉行ズ・・・・・であります(汗)。
Commented by きりゅう at 2009-08-03 13:37 x
「弓に寄せる恋」と読むと相手は「お弓」さん??
なんて妄想が広がります。
永井さんだと何故か老いらくの恋も似合いそうな……(^^)
Commented by はな。 at 2009-08-03 17:40 x
最初みたときは弓(武具)に惚れてたら・・・ホンモノにヤバイなと
思ったものですが(笑:ここでも永井に失礼)、酒と煙草と本があれば
人生ハッピーな人畜無害な男にだって恋ぐらいあってもいいじゃないか
と思い直しました(爆笑:果てしなく失礼)。
男盛りに長崎に3年、京都に4年も単身赴任していたのですから、
(箱館に数ヶ月もあった)そりゃひとつやふたつ・・・・。
>老いらくの恋
隠居後のバイタリティある日々をみていると、こちらもありそうですよね☆
そして温厚で粋な老紳士として、意外にもモテそうな気がします(笑)。
Commented by まきこ at 2009-08-03 20:39 x
遅ればせながら、3周年おめでとうございます♪

>スター性はゼロ、年齢もおっさんの玄蕃サン
わはは!
箱館で恋の歌を詠む玄蕃サンを想像すると、
すっごく笑えます。(ゴメンね、玄蕃サン!)
Commented by 早々 at 2009-08-03 22:21 x
よく分らないのですが、何故か「徳川将軍」を君としたのではと思ってしまいました。矢竹を植えるのは武士のたしなみですよね。何故か永井様には女性より合っているようで。勝手な解釈をしてしまいました。
Commented by はな。 at 2009-08-04 09:57 x
まきこさん、ブログの大先輩にお祝いの言葉をいただけるなんて
もうそれだけで3年続けてよかったと思いますっっ!
コメント、ありがとうございますーっ。

>箱館で恋の歌を詠む玄蕃サン
こんな歌を詠んだら間違いなく、
その場にいる(自分の子供ぐらいの年齢の)若い幹部ズに
「またまた~」「誰なんですか~?」って
冷やかされるのは必至なのに、あえてそれをやってしまうあたりが
玄蕃の腹の据わったところだと思いたいです(笑)。
Commented by はな。 at 2009-08-04 10:14 x
早々さん☆
>「徳川将軍」を君としたのでは
素敵な解釈ですっっ☆できればそう思いたいところです。
「戀」のタイトルがなければ・・・(涙)。

長崎海軍伝習所一期生に対する門限の寛容さを思うと、
永井総監はカタブツではないらしいので(笑)、
たまにはと思い、色っぽい話に玄蕃サンを巻き込んでみた次第デス♪

Commented by かよこ at 2009-08-04 12:11 x
はな。さん、3周年おめでとうございます。
出遅れてしまって申し訳ないです(汗)

永井さま・・・いや、なかなかにお盛んだったのでは?(笑)
これはやっぱり、とんでもない恋の名(迷)句を残している
某陸軍奉行並と話が合ったに違いないと、
手を叩いて喜んでしまった並ファンでございますv
Commented by はな。 at 2009-08-04 14:02 x
かよこさんからお祝いコメントをいただけるなんて
恭悦至極でございます☆ありがとうございますっっ!

>某陸軍奉行並と話が合ったに違いない
そう思います☆
気だけはいつまでも若い箱館奉行サンでしたので(爆)、
陸軍奉行並さんの恋の哲学論を伺っても、
深く頷けるオジサンだったような気がします♪
寒い箱館奉行所の片隅で、大いに恋バナで盛上がって
心をホットにしている彼らを想像するとかなり楽しいデス(笑)。


by aroe-happyq | 2009-08-03 10:06 | 箱館または釜さん | Comments(8)