2014年 11月 07日
ふたつの図書館の無料展示が素敵♡
まず、国会図書館の「企画展示 「あの人の直筆」 」展。
公式サイト→こちら
国会図書館所蔵の、日本の近世から戦後にかけて各分野で活躍した有名人約150人の直筆資料を
前期、後期にわけて公開中です(現在は後期にあたります)。
わたしは前期のほうにいったのですが(って本の閲覧にいったらちょうど開催していただけ
という話であった(汗))、勝海舟の名刺写真とか、前期のみ展示で充分でした!
細川ガラシャの美しすぎる文字にうっとりし、
水戸斉昭のいつみてもテンションMAXの文字(それくらべて息子たちの文字の大人しさよ)
に圧倒され、こんな迫力ある字で手紙きたら、それだけでびびります(笑)。
実際のその文字はデジタルアーカイブにてご覧されたし!→こちら
しかしなかでも嬉しかったのは大鳥圭介氏の「流落日記」のレプリカに感動!
(これ、商品化してほしいよなって思ったぐらいです(笑))
ちなみにその日記はデジタルアーカイブでみられます→こちら
それから勝海舟の「自画自賛」の絵の微妙さとか→こちら
そのほかたくさんあるけど(榎本さんとか、川路夫妻とかネ!)、
展示史料とアーカイブの連動の全貌はこちらで御確認ください♪→こちら
文字をみると、その人の性格がわかるといいますが、本当だなぁと。
そして、
やはりといいますか、江戸時代では蘭学者のみなさん、そして明治以降の人は
達筆ではありませんネ(笑)。
筆からペンへの筆記用具の移行は日本文化において、大きいものだったのだなと思いました。
(そして今はペンからキーボードへ。わたしなどは悪筆が超絶悪筆に変貌中です)
さて、もうひとつの展示会は毎年恒例!?の都立中央図書館の江戸城シリーズ!!
今年は、「江戸城本丸大広間 -権力の舞台装置-」 であります!!
公式サイト→こちら
毎年、こちらの図書館所蔵の「江戸城造営関係資料(甲良家伝来)」を解説を付して公開して
くださるというありがたい企画です。
今年は大広間ですが、ここだけでもいいので、復元してほしい~~~♪
というぐらい、詳しく展示されているので、江戸城好きなら、時間を忘れて楽しめますヨ!!
わたしは、毎年やっているわけですが(笑)、第2展示場の床に貼られている万延度の
本丸御殿の図をガン見すること〇〇分!
この絵図、床に敷きたい・・・・・・・(笑)。
ちなみにその第2展示場には天守閣の展示もありましたが、とくに興味なしです(笑)。
先日、国会で天守閣復元を安倍総理に訴えている野党がいましたが、本丸御殿だろ!
とつっこんでました。江戸城は日本の政庁でもあったわけで、ほかの城と違い、天守のような
軍事施設は不要だと判断して江戸初期以降再建しなかった、その徳川政権の魂を知らずして
江戸城を語るなかれ~~~っといいたいっす。
天守はすぐに造れるから、観光のことしか頭にない俗物の考えそうなものですな。
都立のほうは今週末までです!!
あ!それから、国会図書館の利用登録者カードをお持ちのみなさん、
そろそろ更新時期ではありませんか??
ネットから更新できますので(わたしもさくっと更新しました)、
どうか、こちらをご覧ください→こちら
秋といえば、読書の秋。
そうだ、図書館へいってみよう~~~~~っ!
以上、でした。
実は前々から楽しみにしていたんで、図書館へ行く用事をつくって行ってきました(笑)
でもって私も、大鳥圭介の「流落日記」のレプリカ欲しい~とブースで唸ってた口です(爆笑)
川路夫婦の直筆はもとより、歴代儒学者さんたちの「読める! これなら私でも読めるぞ~~!」の字にも感動しましたし、秋山真之のなにかに圧迫されたかのような字も印象的でした。
あー。
都立…行けなかった…囧rz 残念。
秋はあっちこっちでいろんな事を
やっているので
絞りこんだつもりでも、イケてない。
ところで、国会の利用者カードが
切れるの…なぜ分かるんですかぁ~?
でも、ありがとうございます!
早速、Webでサクッと♪
きりゅうさんも、思っていてくださってホッ。わたしだけではなかった(笑)。
国会図書館には所蔵されていないので、展示されないわけですが
岩瀬忠震や永井尚志の達筆な世界もどこかで生展示してほしい・・・・・、
と下手っちょな明治元勲ズの字をみて、そう思いました(爆)。
都立は期間が短いのが、玉に瑕なんですっっ。
わたしもまだ行ってない所がいろいろありますっっ。
国会の利用者カードですが、
私も含めてですが、カード制度ができた最初に登録した人びと
の期限切れが迫っているので、拙ブログを読みにきてくださる方には
国会図書館ヘビーユーザーが多く、初期登録者もたくさんおられるのでは
ないかと思った次第です(笑)。
(期限切れちゃうと再登録が面倒ですし、この記事みて気づいてくださったら
なにより嬉しいです☆)
都立図書館、本日ギリギリで行ってまいりました!
それに、昌平黌の展示もあるなんて予想外だったのでまさに狂喜乱舞です!
昌平黌が幕臣以外に各藩の藩士諸君も受け入れていたのは聞いていましたが、浪人もOKだったとは今回初めて知りました。
それにしても、なぜみなさん靴を脱いであの本丸御殿お宝パネルに乗らないのでしょう?
一人で乗って存分に楽しんでいたら、若干妙な視線を感じてしまい…(汗)…。
11/1は憲政資料室、11/4は古典資料室の職員さんの担当でした。
11/4に行ったら、担当の方から「何度もありがとうございます。」と言われました。
白洲正子さんの実家は、今の参議院別館だったんですかと聞いてみました。
樺山邸は現在の自由党本部あたりにあったそうです。
以前の展示の資料「議会解説百二十年記念・議会政治展示会」もらってきました。
今回の展示と一部重なっていて、口絵に載っていました。
「新政府綱領八策」の解説がわかりやすく書かれていました。
(記事にするのが遅くてスイマセン~~っっ)
万延度の床絵図展示、たしかに誰も乗らないですね。
わたしのように、靴を脱ぐ気まんまんで絵図に近づいたら、見たい箇所(役人の御用&控え部屋)が端っこすぎて、
片方だけ靴をぬいで済んじゃったという微妙に恥ずかしいことをするなら、
全部乗っかったほうがむしろ潔いですっっ(笑)。
2回参加されると、より深くお話がきけたのではないでしょうか♪
わたしもたまには参加しようかと思いつつ、
獲物(展示品)に食いついてしまうと、ついついその世界に没頭して
しまい、忘れてしまいます(汗)。
そういえば、白洲さんのご実家。国会図書館と近いのですよネ!
赤坂見附の駅から図書館へ歩いていると、まず女学館跡地プレートで
和宮さんが暮していたのかぁと思い、そして坂をのぼると「ここが正子さん家」
かしら・・・・などと考えてしまいます(笑)。
(赤坂見附の駅から溜池方面へいくと勝海舟ゾーンが広がっているのですが(爆))