2007年 02月 14日
江戸城の二階
ちょっと調べてみたら東京都立図書館のコレクションにその図面があった。
図面の全部を掲載するのははばかれるので、ちょこーっと、加工しつつ、
二階部分クローズアップ画像を載せちゃいます。
(○で囲った部分の黄色の濃いところが二階です)

文久三年の火事で本丸御殿が焼けた後の元治年間の西丸仮御殿の絵図面です。
財政がきついので、本丸御殿再建を断念した後、西丸御殿を改築して、
そこを本丸仮御殿にしていたというちょっと涙が出るようなお話です。
そのせいかこの二階、かなり「建て増し」感アリアリです(笑)。
(この画像でも見えるかな~~、二階部分は薄い紙に重ねるようにあるのですよ)
ここが外国掛の御用部屋かぁ。
とはいえ、すでに岩瀬世代ではなく、かなり後輩たちの時代ですけど。
当時はふつーの屋敷でも二階、三階(原則禁止だけど、あったみたい。これはかなり贅沢な家らしい)はありなので、これぐらいの建て増しはOKでしょうか?
*追記
そっか!戊辰の恭順or抗戦の大評定もこの西丸仮御殿だった・・・・。
(今頃気がつくオオバカ者・・・(汗))
つまり、深夜の大廊下、矢田堀&榎本&巻き添えの立花さんの
号泣現場はこっち。
東御苑で偲べないじゃないか~~~~(涙)。
うっかり偲ぼうとすると、そこは皇居の中です・・・・(笑)。












