お宅探訪 第ニ回 榎本武揚 （別荘編）

「そうだ向島にいこう！ 　吾妻橋から東向島へ」番外編その１ということで、
榎本武揚邸です。

資料館のマップによれば、現在でいえば向島５－１２付近らしい。
それをたよりに行ってみると。



まんしょんですた。

地図では↓



榎本釜次郎さん時代は、生まれは神田和泉町そばの三味線堀で、
和泉守となって妻帯したのちも、神田和泉町に暮らしておりました。
その後明治には官舎暮らし、外国暮らしが多く、築地に本宅、
この向島の家を「別荘」と呼んだりしていました。
こちらにようやく落ち着いて住むように
なるのは官職から離れてからのようです。

晩年の約１０年ほどをここを拠点に、旧幕臣の集まりや雑誌で活躍し、
のんびりするときは墨堤などをぶらぶら散歩していたのでしょうか。

長命寺のさくらもち、言問団子など名物屋さんからすぐ近くですが、
いまでものんびりとした空気の漂う、素敵なところです。